FXで全く勝てない…
FXで勝ち方が分からない…
そんな方は多いのではないでしょうか?
私自身、いつまでたっても勝ち方が分からずに
楽しくないトレードライフを送っていました。
しかし、必死にトレードに取り組み、勉強することで
全く勝てない状態から抜け出すことができました。
今回はその時に行ったことを具体的に紹介して行きます。
FXトレードで全く勝てない原因・理由【5つ解説】
全く勝てないと、トレードって全然楽しくありませんよね。
特にチャートが無機質であまり面白いものではない為尚更…
では、なぜ全く勝てないのでしょうか?
その理由を考えていきましょう。
- そもそも検証してない、検証が足らない
- メンタル・マインドがくそ
- 手法が間違っている
- ロットが大きすぎる
- エントリーの基準があいまい
といった事が考えられます。順に解説していきますね。
全く勝てない理由①:そもそも検証してない、足らない
1つ目の理由は、検証してない・検証が足らない。
これは単純にあなた自身がさぼっているのが原因でして、めんどくさいですけど検証はトレーダーにとって必須の作業なんですよね。
ましてや全く勝てないのなら尚更。
- 過去チャート使って検証
- 検証ソフト使って検証
- 自分の過去のトレードの検証
上記をまずは繰り返しやりましょう。これはトレーダーの仕事であるのでトレーダーである限り続きますので覚悟しておいてください笑
検証結果に満足したら、デモトレードか最低取引通貨(1000通貨がおススメ)で自分のトレードが検証結果とギャップがないかの作業に入ります。
野球でも、ボールが打てなかったら素振りやボールを打つ練習をしますよね?
それと同じですね!
なんでも練習が大切です。
参考:FXの検証方法を解説する【検証は自分でやらないと意味がない】
検証はぶっちゃけ習慣化すればOKでして、あなたの苦痛にならない方法ならば極論なんでもOKです。
私も含め、時間のない現代人にとって検証効率を上げることも視野に入れると良いです。そのためのツールとして検証ソフトなんかも存在するので検証時間を短縮したい方は下記記事を参考にしてください。
参考:【無料あり】FXトレードの検証ソフト・ツール比較【検証しないと勝てるようになりません】
全く勝てない理由②:メンタル・マインドがくそ
メンタル・マインドができていないと
- 損切りできずにナンピンして大損
- 無駄なエントリーで損切り貧乏
- ビビッてチキン利確
- 欲望に忠実になり危険な相場でエントリー
- ルール無視のトレード
といった状況に簡単に陥りやすくなってしまいます。
そうならない為にトレード技術と並行してメンタル・マインドセットも作り上げていく必要があるんですね。
特に自分の感情がコントロールできていないと相場では死ぬ。長期的に見てほぼ確実に資金が飛びます。
参考:FXには心理学が重要!行動・投資心理学への理解と使い方
全く勝てない理由③手法が間違っている
3つ目は、手法が間違っているという事。
つまり、検証していない手法で確率優位性が確認できていない手法が間違っているという事です。
- 検証数100回 勝率55% リスクリワード1:2
- 検証数10回 勝率90% リスクリワード1:5
上記のどちらが手法として適切だと考えられますか?
という事なんですね。検証していると確率収束が起こりやすい手法を選ぶことに納得感が出る訳で
検証しているからこそ、トレードルール通りのトレードができるようになるんですね。
検証検証うるさいかもしれませんが、それぐらい重要なんだという事を理解してください。
全く勝てない理由④ロットが大きすぎる
4つ目の理由は、ロットが大きすぎる事です。
厳密にいうと、ロットが大きい事が悪なのではなく
- あなたのお金の器を超えた損失がでるロットサイズ
- 証拠金に対して過剰な損失が出るロットサイズ(証拠金の2%以内が推奨)
が悪だってことですね。
ですから人によって
- 運用資金は100万あるけど、損失は5000円が限界
- 運用資金は10万だけど、損失は1万円ぐらい取れる
というように千差万別なんですよ。
多くのトレーダーがこの自分のお金の器、損失に対する心の感じ方に目を背けて自分の稼ぎたい金額ばかりに目が行くから勝てないという事なんですね。
だからこそ、心理的に冷静な判断ができなくなる。結果的に損切りができなくて資金を溶かす。というお決まりのパターンへ一直線。
そうならない為にあなたの心と運用資金とで相談した適切なロットサイズが求められます。
参考:FXで失敗しないロット上げ方とタイミングはこれだ!適切なロットでトレードしよう
ロットが大きいと心理的に悪影響がでてしまい
その悪影響が原因で勝てない場合があります。
まだ慣れないうち、手法が出来上がっていないうちは
焦らずにデモか1000通貨で行いましょう。
全く勝てない理由⑤エントリーの基準があいまい
最後は、エントリー基準があいまい。ということですね。
エントリー基準があいまいだと
- 相場に対して一貫した行動が取れない
- 損切りと利確がどこになるかも決まらない
- いつエントリーするかも明確にならない
- 負けトレードの検証もできない
といったように、メリットが1つもないんですよ。
仮に負けトレードになったとしても、その負けから学ぶことはしっかりと根拠を持ってトレードする。という事だけでそれ以上は得られません。
つまり、エントリー基準があいまいなトレードはお金をドブに捨てる行為と同じ。
ということなんですね。
エントリー基準を明確にする方法
エントリー基準を明確にする方法としては
- 検証する
- 原理原則を理解する
- ルール通りにトレードできるように訓練する
上記の事でして、これはこの記事ですでに説明している事なんです。
相場では総合力が必要になってくるので、何か1つだけ突出していても他の1つができないだけで負けるものなんですね。
ですから、上記の内容をよく理解してすべて平均点以上は取れるようにしておきましょう。
≫FXトレードのエントリータイミングの探し方【これだけでは勝てません】
≫FXのトレードルールの守り方とシンプルなルールを作る方法!
FXトレードで負けるのは当然・当たり前だからこそ
FXでは、負けトレードも必ずあります。
それは、歴戦のトレーダーでも、年収億稼ぐトレーダーでも同じことなんですね。
負けが嫌だ嫌だと思っていても相場ではつきもの。
むしろ、負けが怖くなくなってくると勝てるようになってきます。
どんなにうまいトレーダーでも勝ち続ける事はできません。
野球のイチロー選手でも3割バッターですよね?10割バッターではない訳です。
ここが現場の実際の数値でして、野球と相場では世界は違いますが打率の話と勝率の話は関係性が高いです。
- チャートはできる限りシンプルに
- 逆張りは損切りがきちんとできるようになってから
- 自分を客観的に冷静に分析しよう
負けるのが当然という考え方があるから、上記のような視点になってきます。
チャートはできる限りシンプルに
FXチャートにゴチャゴチャと様々なインジケーターを入れていませんか?
インジケーターは視覚的に値動きを見やすくする為のツールであって、インジケーターがたくさんあれば勝てる。というものではありません。
ましてや
- ゴールデン・デットクロスしたからロングだショートだ
- ボリンジャーバンドのσ2に当たったからエントリーだ
といった愚かなエントリーは絶対に辞めましょう。その優位性本当に説明できますか?
それよりも、ダウ理論などの原理原則に忠実なトレードをした方がよっぽど勝率は上がります(もちろん検証は必要)
仮にもしインジケーターを使う時はメインチャートに1枚、サブチャートに1枚ぐらいで問題ありません。それ以上表示させている場合にはインジケーターの役割が理解できていないのでご注意を。
逆張りは損切りがきちんとできるようになってから
逆張りの手法って決まると
- めっちゃ快感
- 短時間で利益が多くでるからうれしい
となってしまいがちで
逆張りは一見簡単そうに見えますが、逆張りって実は高等テクニックなんですよね。
というのも、トータルの勝率で見たら20%30%とかになってしまうから。
相当うまいトレーダーなら勝率は80%とかにもっていく事もできますが、それは建値決済も勝ちに含んだ場合の勝率なんですね。
つまり、逆張りは損切りがルール通りにできる強靭なメンタルがないと無理な訳です。
FXは相対価値の金融商品ですから損切りは必須で、勝率が順張りと比べて低い逆張りの手法の場合には少ない勝率でも平然と損切りができるだけのメンタルと自信が必要という事ですね。
≫【悲報】FXに損切りしない方法は存在しない。諦めて損切りしよう
自分を客観的に冷静に分析しよう
トレードは自分自身との戦いです。あなた自身に勝ことができなければ収益を上げる事はできません。
- ルールが守れているか毎トレード事に注意する
- 今の自分の心が欲望に支配されていないか確認する
- 今の損失額でハラハラ・ドキドキしてないかチェックする
上記はほんの1例ですが、このようにしてあなた自身が客観的に自分を見て分析する必要があります。難しく言うと俯瞰(ふかん)すると言います。
この俯瞰ができていないと、また自分の心理状態と向き合う事をしないといつまでも小手先のテクニックに頼ってしまいがちなんですね。
- 資金管理で2%ルールがあるからそのルールに従う
- この手法ではここでエントリーだからここでエントリーする
上記で冷静な心理状態になっているならば問題はありませんが、もしドキドキしたりハラハラしている場合には見直す必要がある訳です。
資金管理1つとってもバカの1つ覚えに
ではなくて、
世間的に2%のリスクを推奨してるけど、俺はビビりで損も小さい方がいいから1%でトレードしよう
これ自分で考えて自分の心理状態を把握して決定している訳です。
手法の検証だけでなく、自分の心理状態の検証もできるようになるとトレードにおいて相当な優位性が出ますよ。
心理的な部分は千差万別で勝ちトレーダーの本当の心理状態なんかも
実際見る事ができないのでここは自分で検証して体感していく必要があります。(資金管理の2%に関して言えば統計的に負けやすいトレーダーのリスク管理の観点から作られてるが)
参考:FXには心理学が重要!行動・投資心理学への理解と使い方
まとめ:FXで勝つことよりも負けない為に資金管理を重視しよう
記事の内容をまとめます。
■FXトレードで全く勝てない原因と理由
- そもそも検証してない、検証が足らない
- メンタル・マインドがくそ
- 手法が間違っている
- ロットが大きすぎる
- エントリーの基準があいまい
■FXトレードで負けるのは当然・当たり前だからこそ
- チャートはできる限りシンプルに
- 逆張りは損切りがきちんとできるようになってから
- 自分を客観的に冷静に分析しよう
といった内容になります。
それで、いろいろと勝てない原因について書いていますが、勝つことよりも負けない事を重視していくと
自然と資金管理に目が行くようになります。(資金管理こそが負けるか勝つかの境目になっている)
損切りも資金管理の一部でして、利益を出せるかどうかは相場次第でありますが、損失を決定するのはあなた自身。
つまり、トレーダーが相場においてできることって損切りをどこでするか?しか究極的にないんですよ。(これアダムスミスの神の見えざる手の概念)
だからこそ、損切りは必須になりますし、資金管理が重要になってくるんですね。負けない為に。
必要最低限のリスクだけ取って、毎日相場で生き残り、着実にスキルを磨いていく。
これができれば、全く勝てないという事はなく失敗を重ねながらも徐々に利益が残っていきます。
生き残る為にトレードの技術を学ぶし、資金管理やメンタルコントロール方法を学ぶといった視点に立った方がより謙虚に学習できますし、知恵を使う機会が増えるので他のトレーダーよりも優位性が高くなりますよ。(多くのトレーダーは勝つこと、利益しか考えてない)
という事でここまで読んで満足してもらっては困るので以下に行動用リンクを張っておきます。
■資金管理について学習したい方は下記記事
≫【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説:リスク管理は必須
■トレード技術について学習したい方は下記記事
≫【保存版】FXトレードで使う基礎的な分析方法のまとめと使い方解説