どうも、ちゃんどらです。
- トレードの練習方法が分からない
- FXの練習する時にどんな事に注意したらいいの?
今回はこういった疑問に答えます。
結論から言ってしまうとトレードの練習方法は実践あるのみ。
というのが僕の結論ではあります。
とはいえ、それではイメージし辛いと思いますので具体的に解説していきます。
FXトレードでおすすめの練習方法
FXトレードでおすすめの練習方法は3つあります。
- 過去チャートで練習
- チャート練習ソフトで練習
- デモトレード、少額で練習
上記の3つです。
それで、結論から言ってしまいますが、上記すべての練習をすることが望ましいです。
とはいえ、いきなりそれではハードルが高すぎるので、まずはあなたが取り組み易いものから初めていきましょう。
過去チャートで練習
トレードの練習においては外せないのが過去チャートでの練習です。
過去チャートは言ってしまえば、
答えが出ている。しかし、その答えが出ている中で実際にどのような所ならトレードして利益を出すことができたのか考える。
ということが過去チャートで練習する時に重要になってきます。
チャート練習ソフトで練習
チャート練習ソフトでの練習のメリットは、先のチャートが見えない事。
つまり、実際の相場環境とかなり近い状況で練習することができる。
これが、チャート練習ソフトの優位性です。後述するデモトレード、少額資金での練習では実際の相場でトレードするため、時間経過が遅くなります。
その点、練習ソフトを活用することによって時間経過をかなり早めることができるということです。
デモトレード、少額で練習
デモトレード、少額での練習のメリットは
実際の相場でトレードする実践的であるという点です。やはりリアルで動いている相場というのから得られる経験というのは計り知れません。
更に、実際の時間経過でどのようにあなた自身の心理的状況が変化してくるのか?ということも分析することができます。
最終的には誰もが、デモトレードもしくは少額資金でのトレードを経験するべきと言える。
FXトレードを練習する時の注意点
おすすめのトレード練習方法については上記で解説しました。
それで、ここからは、練習を行う時の注意点について解説します。練習する時の注意点は以下の3つです。
- きちんと考えて練習すること
- 実際に相場を見ていた時にどのように判断するのか考える
- しっかりと記録しておく(特に失敗)
上記のような事が注意点として上げられます。
きちんと考えて練習すること
トレードの練習となると、どうしても実際に自身のお金をかけてトレードしないため、思考停止に陥りやすいです。
こうなってしまうとせっかくの練習をマンネリ化してしまうため、意味がなくなります。
誰でも当然理解できる話ですが
- 何も考えずに1000回練習
- しっかりと考えて練習した100回
どちらが有意義かというのは言うまでもなく後者です。トレードは難解な部分が多く無思考の練習になりがちなので注意しましょう。
実際にその時見ていたらどのように判断するのかを考える
次に注意したい事は、実際にその時相場を見ていたらどのように判断するのか?
ということ。
例えば、過去チャートだと理解しやすいですが。
過去のチャートでは相場の天井と底は認識できます。
もちろんそれは、過去ですから当然です。しかしながら、いくら過去チャートで練習したからと言って、相場の天底が実際のリアルタイムで取る。というのは現実的に難易度がかなり高いです。
とはいえ、相場の天底を取ること自体は可能ではあるので練習は無意味ではありません。ただ、それよりも、トレンドの続伸についていくほうが簡単ということ。
トレードは相場の天井と底を当てるゲームでありません。あくまでも利益を上げる事が目的ですから。勝てる。あなたが認識できるポイントでトレードする練習をしましょう。
しっかりと記録しておく(特に失敗)
3つ目はしっかりと記録しておくということ。
記録するメリットというのは、
- 練習のデータが積み上がる
- 過去にどのような練習をしたのか復習できる
- 伸び悩んだ時に参考になる
といった事が言えます。
まあ、記録することで、トレードが自分にとって仕事であるという意識が芽生える。というのが1番の利点です。
特に失敗においては、今後も同じような失敗を繰り返さないためにとても重要な意味をもちますから、めんどくさくても失敗だけは必ず記録しておくようにしましょう。
参考:FXでトレード記録の付け方と記録を付ける重要性を徹底解剖
FXトレードを練習する時の具体例
トレードの練習をする時の具体例を紹介します。
紹介するのは以下の方法です。
- トレンドの判断
- エントリーエグジットの練習
では実際にチャートを見て解説していきます。
トレンドの判断
トレンドの判断ではひたすらに今のトレンドがどっちであるかを判断していく練習になります。
基礎の基礎といってもいいものになります。まずは10枚ほどチャートを用意してトレンドの判断を実際にしてみましょう。
- ダウ理論からのトレンド判断
- 移動平均線のパーフェクトオーダーを使ったトレンド判断
ダウ理論からのトレンド判断
ダウ理論のトレンドの判断は、高値安値の推移に着目して判断していきます。
このように1つのチャートでもいくつものトレンドが発生しています。
こんな感じでトレンドが発生している方向を判断していきます。慣れるとチャートを見ただけでトレンドが出ている方向とトレンドレスが判断できますよ。
参考:FXで基礎中の基礎なダウ理論の使い方を徹底解剖【チャート分析に必須】
移動平均線のパーフェクトオーダーを使ったトレンド判断
移動平均線のパーフェクトオーダーを使ったトレンド判断は視覚的に判断することができるので初心者でも取っつきやすい方法となります。
■パーフェクトオーダーとは?
上昇トレンドなら、下から長期MA・中期MA・短期MA・ローソク足の順に並んでいる状態
下降トレンドなら、上から長期MA・中期MA・短期MA・ローソク足の順に並んでいる状態
実際のチャートで見てみましょう。
今回使用したMA設定
短期 : 10SMA
中期 : 50SMA
長期 : 200SMA
※一貫して使っていくのでどんな設定でもOKです。大事なのはトレンド判断ができる事
このようにチャート上で判断していきます。実際には短期MAとローソク足は絡みついてますが大体このように判断していきます。
後はあなた自身の好きな方法でやってみましょう!
エントリーエグジットの練習
今回使用するトレード手法はピンバーです。
■ピンバーとは?
ローソク足の実体に対してヒゲの長さが3倍以上あるローソク足の事
今回使う手法は
・エントリー :ピンバー発生時のMAタッチ
・エグジット 損切り:ピンバーのヒゲ直下、直上
利確:損切りpipsの2倍の水準
上記になります。これは私も検証済みのトレード手法になりますが、正直これだけでも利益は出る内容になっています。
詳細は検証記事がいくつかあるのでそちらを参考にしてください。
FXトレードの練習時間の目安は…?
ここからはトレードの練習時間の目安はどれぐらいなのか?
ということについて書いていきます。
まず結論から言ってしまうと、人による。
というのが本当の所ではあります。ただ、これでは答えになってい無いのでざっくり目安の指標というのを提示しておきます。
よく言う1万時間の法則
よく一流になるまでにかかる時間は1万時間というのがあります。
ただし、これは一流になるまでにかかる時間です。トレーダーという観点から見ると一流でなくとも稼ぐことができるというのは言うまでもありません。
とはいえ、確実に成果を出したいと思ったら1万時間は練習に当てるべきかと…
勝っているトレーダーは圧倒的に練習量が違いますからね。
早い人で3ヶ月ぐらい
トレードで結果が出るのが早い人で3ヶ月とかで結果が出始めます。
ただ、この場合にも圧倒的な練習量がありますし、もともとセンスがよかった人がこの傾向があります。
代々、通常の人で半年~1年ぐらいは見ておけばある程度の成果は出ます。
もちろん前提条件として、正しい練習をした場合です。
遅いと3年とかかかる
遅いと3年ぐらいかかる場合もあります。
これは人によってトレードにかけられる事のできる時間も違いますから当然といえば当然ですね…
大事なのは過去の自分と比べてどうなのか?
FXトレードでは、ネットやSNSで日々稼いでいる人の投稿を見て焦ってしまいがちですし、早く稼ぎたい!という気持ちも共感できます。
しかしながら、
大事なのは、過去の自分と比べて成長しているのか?
ということ。過去の自分と比べて成長しているのであれば問題はありません。その指標はトレードの練習の正確さだったり、チャート分析の精度、あるいは収益かもしれません。
何にせよ。過去の自分よりも確実に成長していけば着実に正しい方向に向かっていると考えていいです。
いつまで経っても練習することは山盛り
結局のところ、トレーダーにとって練習や学習に終わりはありません。
練習や学習を辞めてしまうとどこかで成長が止まってしまうんですね。これはどんな分野でもおんなじですよね。
筋トレでもピタッと筋トレを辞めてしまえば徐々に筋肉は衰えていきます。
イメージは筋トレとおんなじでFXでも相場感だったりトレードの質だったりは練習や継続の積み重ねで身に付いていくんですよ。
だからこそ、いつまでたっても練習と学習は怠らないようにしていきましょう。
勝てるようになるまでであればそこまでの時間は要しません。勝ち続けるために常に自分自身を鍛えるんですね。
まとめ:トレードはスポーツと同じ
記事のポイントをまとめます。
- 勝っているトレーダーは圧倒的に練習している
- トレード練習するときには、自分で考える事が大切
- 練習時間の目安はあるが気にしない(自分に合ったやり方でやる)
といった感じです。
それで、トレードというのは良くスポーツだと言うことがあります。
これは、トレードがスポーツと同様に練習やメンタルコントロールが非常に重要になってくるからなんですね。
このように捉えることができると、めんどくさい練習なんかも当然やるべきだなと認識できるのではないかなと思うのでぜひとも参考までに!