テクニカル分析

FXでテクニカル分析だけで勝てるのか?テクニカルは使わない?

FXはテクニカル分析だけで勝てるのか?

FXトレードで利益を出そうと必死にテクニカル分析をしていても負けてばかり、

「テクニカル分析だけで本当に勝てるのか?」「テクニカル分析するほど勝てなくなる」などの悩みをよく聞きます。

結論から言うと、テクニカル分析だけで勝つことは十分に可能で、むしろFXトレードにおいてはテクニカル分析なしでは勝てないと私は考えています。今回はなぜテクニカル分析だけで勝てるのか?この疑問を明らかにしていきましょう。

テクニカル分析だけでFXは勝てるの?

テクニカル分析だけで勝てるのか?

冒頭でもお伝えしましたが、結論から言うとテクニカル分析だけで勝つことは可能です。

テクニカル分析とは、チャートを見て行う分析手法の事で、チャートを使って分析している以上、すべてのトレーダーがテクニカル分析を使って勝っているということになります。

テクニカル分析だけでトレードは勝てる

テクニカル分析で勝つことは事実可能です。むしろFXがトレーダーがテクニカル分析を使っていないというのが不自然というものです。テクニカル分析には様々な分析手法があります。

  • プライスアクション
  • ホリゾンタル、チャネル、トレンドライン
  • インジケーター

テクニカル分析の手法は大きく3つに分けられます。

良くトレーダー耳にする、移動平均やボリンジャーバンドなどの手法はインジケーターを使ったテクニカル分析手法になります。

テクニカルは1つの根拠でしかない

テクニカル分析には、沢山の種類があり、これらすべてを使いこなしてトレードをすることは、ほぼ不可能です。それはチャートに表示できる数だったり、チャート上に複数表示させても邪魔になることが多いからです。

テクニカル指標のシグナルは1つの根拠としては一考の価値はありますが、それ1つだけで確実に勝てるかといえばそれは分かりません。

あくまでもテクニカル指標のシグナルは根拠でしかない、最終的には、自分の目で見て自分の感覚でトレードをしていく必要があります。

ファンダメンタルズも頭に入れておく程度

テクニカル分析トレーダーでもファンダメンタルズ分析は重要です。

トレードをしている時には、たまに大きくテクニカルを無視した相場の急変動があります。このような急変動は、知らないととても危険ですが、知っていれば対策を練って安全にトレードすることもそこで利益を得ることも可能なのです。そのためにファンダメンタルズが必要になってきます。

ですが、テクニカル分析同様に1つの根拠として考えるようにしましょう。すべてをファンダメンタルズにかけてしまうのも大変危険なことです。

まずは、主要な指標や要人発言で相場がどのように反応するのか分析することから始めていきましょう。

初心者がファンダメンタルズとテクニカルをまぜるのは危険

ファンダメンタルズが相場を最終的に動かしていくためとても重要な要素にはなりますが、

初心者のうちはファンダメンタルズを安易に取り入れるべきではありません。

テクノファンダを安易に採用すると自分の都合のいいように解釈してしまうから

上記の理由があるからです。これはエントリーしたい場合にもそうですし、トレードが失敗に終わってしまったときも同様です。

  • テクニカル分析ではエントリーするべきでないところでファンダメンタルズの根拠でエントリーする
  • 負けた理由をファンダに求める

具体例はこんな感じです。これは良くありがちなミスでこれで失敗を上手く受け入れられずに資金が溶けるということは結構な確率で起こるので十分に注意が必要です。

ですからまずはテクニカル分析から学んでいきましょう。何度も書きますがテクニカルだけで十分に勝つことができます。

多くの人が誤解しているテクニカル分析は使わないという真実

テクニカル分析は必要ないという真実

テクニカル分析を使わないという言葉には、少し語弊があります。

テクニカル分析とは、そもそもチャートを使った分析の事でチャートを使った分析をしている以上、テクニカル分析をしている。という認識になります。

では、テクニカル分析を使わないというトレーダーはどんな分析をしているのでしょうか?

テクニカル分析を使わないのでなくインジケーターを使わない

テクニカル分析を使わないというトレーダーは正確には、インジケーターを使った分析をしていないということになります。

でも実際に「インジケーターを使わなくても勝てるの?」と思うかもしれませんが、テクニカル手法には、インジケーターを使うものだけでなく、値動きからなるプライスアクションやライン分析をして実際に勝つことができます。

プライスアクションやライン分析の手法は、チャートに表示させたときにシンプルで視覚的にも分かり易くどんなトレーダーでも使うことができます。

特にライン分析は損切りポイントの見極めや、利食いポイントの選定に非常に使えるのでマスターしておくとトレードの幅が広がります。

インジケーターには欠点がある

インジケーターには欠点があります。

その欠点はプライスアクションやライン分析とは違い、遅いということです。

インジケーターはロウソク足が完成してから、出来上がってくので、いわば過去の産物になってしまうのです。そのためトレーダーの中には、インジケーターを使わずにトレードで勝つことができるトレーダーがいるわけです。

インジケーターを使った手法がかなり、神格化されていますが、インジケーターが絶対なのではなくトレーダーが絶対です。

インジケーターのシグナルが出たからといって、それを全力で信じる行為は全くの無意味です。あくまでもインジケーターは1つの根拠でしかないと割り切ってトレードに臨んでいきましょう。

視覚的に分かりやすいから頼ってしまう

インジケーターは視覚的に分かりやすいです。

そのため安易にトレードに採用してしまいがちです。が、インジケーターは万能ではありません。効くときもあれば効かないときもある。

だからたまに有用ということになってきます。そのためにインジケーターに頼らない他のアプローチが必要になってくるんですね。

  • ダウ理論
  • エリオット波動
  • プライスアクション
  • サイクル理論

などです。これらを上手く活用していきインジケーターはその補足的なものとして使うのが好ましいでしょう。

相場の原理原則を学ぶ

相場の原理原則を学ぶ

インジケーターは使わなくてもトレードでは勝つことができます。

勝っているトレーダーは実際にインジケーターはなくてもトレードで勝てます。

  • インジケーターを見なくてもインジケーターがどんな動きか分かる
  • ダウ理論に基づいたトレード

上記のように相場を見ているからですね。

インジケーターを見なくてもインジケーターがどんな動きか分かる

これは少し慣れの部分も絡んできますが、勝ってるトレーダーはインジケーターを見なくてもトレードができます。

なぜなら、インジケーターは値動きの結果として表れるものだから値動きを見ていれば大体の動きが推測できるから。

これが重要です。もちろんインジケーター自体を何度も実践で使った結果必要がなくなる。ということでもありますが、実際には補助的な役割しかしていないということです。

あくまでも最終的なトレード判断にはインジケーターは使わない。ということです。

ダウ理論に基づいたトレード

勝っているトレーダーでダウ理論について考慮していないトレーダーはいません。

それぐらい重要な基礎の理論になります。もちろんトレーダーそれぞれの解釈の違いはあれど着眼点はダウ理論ということで一致しています。

トレードをする際にはダウ理論だけでも十分に勝つことができます。

エリオット波動やグランビルの法則、サイクル理論もトレードの理論・法則としてメジャーですがどれもダウ理論が根底にあるのです。ですからダウ理論を知らない方は必ず勉強するべき項目になります。

まとめ

テクニカル分析には様々な手法があります。

  • プライスアクション
  • ライン分析
  • インジケーター

これらを適切なタイミングで適切な使い方をするには、それなりの経験が必要です。

しかし、それ以前にどのテクニカル分析も1つの根拠でしかない。ということを常に頭に置いておきましょう。

「あ、このパターン本で読んだことがあるから絶対買いだ!」トレードし負けて、しまわない様にしてほしいです。

テクニカルもファンダメンタルズも、自分の意思決定の補助をするのが役割です。1つの根拠として捉えて、必ずしもテクニカル分析が当たらないことを常に念頭に置いてトレードに臨んでいきましょう。