あなたはFXトレードの練習をしていますか?
もし、練習していないのであれば今すぐこの記事を読んで練習して下さい。
「なぜ、練習しないといけないのか?」
というのも、トレードはスポーツと同じで練習していかないと上達していかないから。
実際に実弾でトレードするのが試合と仮定すると、練習と練習試合というものが必要になります。
今回はその練習について解説していきます。
✔本記事の内容
- FXトレードの練習メニューの作り方
- 練習後の実践の仕方と改善方法
それで、トレードはあくまでもこの練習という事が大切なんですが、意外にもトレーダーは面倒くさいのでやっていないのが現状です。
この記事読んでサクッと練習して勝てるようになりましょう。
FXトレード練習メニューの作り方
FXトレードの練習メニューの作り方の手順は以下の方法です。
- 何が足りていないのか認識する
- それが改善できる方法を考える
- 回数を区切って過去チャートもしくは練習ソフトで練習
上記の手順で進めていきます。
何が足りていないのか認識する
まず初めにすべきことは、何が足りていないのか認識すること。
ここが大切です。
別に、何もできていなくとも心配する必要はなくこれから改善していけばいいだけですので、素直にできていないことをリストアップしていきましょう。
1度にすべてをやろうとしない
足りない部分、問題点がいくつも見つかった時に注意したいのは1度にすべて解決しようとないこと。
これが大切です。1つずつ改善していくことの方が圧倒的に簡単で習熟率も良くなります。
問題点の改善がどのようにできるのか考える
問題点、改善点が洗い出せたら次はそれがどのようにしたら改善できるのか?
それを考えていきます。
ここではかなり具体的に、毎日どれぐらいのペースで取り組むのかまで計画しておくことが大切です。
問題点の解決策の例①:損切りができない
例えば、「損切りができない」という問題点が見えてきた場合。
この時にできる解決策は
- 損切りができるように気合を入れる
- 損切りしても痛くない取引量にする
- 手動で損切りができないから逆指値注文を使う
というような感じになります。
このようにしてまずは損切りができない時の解決策を出す。
その後でどれを実行するのか決めていきましょう。
個人的には、逆指値注文を入れてしまうのが1番楽で早くできると思います。
問題点の解決策の例②:エントリーの根拠が曖昧
「エントリーの根拠が曖昧」という問題点の時はどうでしょうか?
- エントリーの根拠をしっかり明確にする
- 根拠が明確な時以外はエントリーしない
- そもそも何を持ってエントリーするか決まっていない
上記の事柄が考える事ができます。
今回は3番目の「そもそも何を持ってエントリーするか決まっていない」という事を例に挙げます。
この場合ですと。まず圧倒的に検証量が足りていないと考える事ができます。
そのため解決策としては検証をする。
例えば、
ブレイクアウト手法の場合
過去チャートを使ってひたすらブレイクアウトでエントリーして損切りだったのか?もしくは利確だったのか?
というデータを取ります。こうしていく内にまた新たな問題点が出てくるのでそれを改善していきます。
回数を区切って過去チャートもしくは練習ソフトで練習
今回は「損切りができない」と「エントリーの根拠が曖昧」という問題点の例を挙げました。
改善策はそれぞれ
- 損切りができない → 逆指値注文を入れる
- エントリー根拠が曖昧 → 手法の検証をする
といった具合です。
損切りができないという問題の場合にはそれはしっかりと守れるようにしましょう。というのが結論ではありますが
エントリー根拠が曖昧といった場合には手法の検証が必要になります。
そのため
10回/日でひたすら繰り返す。
その結果としてどれだけ勝てたのか検証という作業が必要になってきます。このようにしてトレードの練習メニューを策定していくと効率良くトレードの経験を積むことができます。
トレード練習メニューができたら実践へ
トレード練習メニューがこなせるようになったら早速実践に行きましょう。
実践する時の手順は以下です。
- デモトレードもしくは少額でトレード
- トレードの結果から改善点を洗い出す
- 上記の練習メニューを繰り返す
このような手順です。
デモトレードもしくは少額でトレード
トレードの練習がある程度できてきたら、もう実践していきましょう。
この実践で得られる経験は練習では得ることができなかった心理的ものも絡んでくるのでとてもいい経験になります。
トレードの回数としては10回を目安にしていきましょう。
ただ、ここで注意しておいて欲しい事が2つあります。
- エントリー・エグジットの根拠は明確にしておく
- 可能な限り記録する
上記の2つです。
エントリー・エグジットの根拠は明確にしておく
エントリー・エグジットの根拠を明確にしておくことで
結果を振り返る時に何がダメだったのか?分析がしやすくなります。
できるだけ同じような根拠でトレードをしてあなたの手法のどこが改善の余地があるのかを分析しましょう。
可能な限り記録する
そして、その時のトレードの結果やエントリーの根拠等は可能な限り記録しましょう。
あとで分析する時に役に立ちます。
また、心理的にもトレードがギャンブルではなくビジネスだという事が認識できるため無茶なトレードをしなくなります。
実際の仕事に置き換えて考えると分かりやすいですが
・会社のお金の入出金 → 経理
・日々の業務日報 → 現場
上記のように、どこでも記録を付けますよね?それをFXでも同じようにやるだけです。
トレードの結果から改善点を洗い出す
10回程度のトレードの結果が得られた段階で改善点を洗い出しましょう。
問題点というのは何でも構いませんが、なるべく詳細に見つけていきます。
- 損切りが早すぎた
- チャートをずっと見ていると集中できなくなる
- 勝率が悪い
など大小様々な改善点が見えてきます。
上記のサイクルをひたすら繰り返す
最後に改善点が見えてきたら、あとは上記の練習メニューの作り方のところに戻って繰り返し行っていきます。
こうすることで少しずつ結果がよくなっていきます。
これがトレードで練習する時の練習メニューの作り方とその実践の方法です。
まとめ:今すぐ手を動かそう
記事のポイントをまとめます
- 問題点を洗い出して改善策を考える
- 過去チャートや練習ソフトで練習する
- 実際にデモトレード、少額資金でトレードしてみる
- その結果からでた問題点に対して上記を来り返す
という事です。これはビジネス的に言うとPDCAサイクルを回すという事ですね。
これがトレードでも重要だと言うこと。
それで、FXトレードにおいては勉強するという事は非常に大切です。
しかしながら、FXでは内容が難しいこともあり、実際には勉強して満足してしまう人がいるのが現状。
そうならないためにもこの記事を閉じたら、今すぐに、チャートを開いて手を動かしてトレードの結果の向上に努めましょう!