FXにおいて資金管理は非常に重要視されます。なぜなら資金管理はトレーダーが唯一コントロールできる要素だからです。
そして資金管理はトレードをしていくうえでできる限り最小限にリスクを留めて安全に資産を増やしていくための手段になります。
つまり、資金管理はトレーダーにとって必須の能力になるわけです。これを理解しておらずに資金管理ができないトレーダー、理解していても実際にトレードに反映できていないトレーダーが非常に多いです。
この資金管理ができていないと、どんなに素晴らしい手法を使い、どんなに上手いチャート分析ができてもFXで勝ち続けることはできません。また勝てないどころが資金は次第に目減りしていき、最悪の場合破産というケースも十分に考えられます。それぐらい資金管理が重要であることを理解しましょう。
ですが資金管理といっても沢山の要素があるわけで、いきなりそのすべてをマスターするのは当然難しいものがあります。その為今回は資金管理のなかでも基本中の基本である「損切り」についてお伝えしていきます。
資金管理で1番重要な損切り
資金管理の中で1番簡単で基本に当たる要素が損切りです。損切りができるようになれば資金管理の半分はマスターしたといっても過言ではありません。
後の要素は細かいテクニックのようなものがほとんどなので最低限損切りだけはマスターしておきましょう。
損切りは資金管理の基本中の基本
冒頭でもお伝えしましたが損切りは資金管理の基本中の基本です。
もし損切りができないトレーダーがいたとしたらそれは非常に危険です。損切りは自分の資産を守る唯一の手段です。トレードで損切りができないということはブレーキのない車に乗っていることに等しいです。
ブレーキのない車なんて誰も乗りません。しかしトレードではそれを簡単にやってしまいます。制御が効かなくなり最悪の場合破産、破産まで行かなくても取り返せないような損失を被ることも考えられます。そのため損切りは非常に重要になってくるのです。
分かっていてもできない
損切りが基本中の基本と頭ではわかっていても実際のトレードになるとできないという問題も多くあります。
これには、いくつか原因はありますが多くの場合損失が大きすぎるということです。損失が大きすぎると自分では許容できない損失を確定することになって損切りをすることができません。そのため損切りができずに、俗にいう塩漬け状態になってしまいます。
これでは心理的に良くありませんし、塩漬けポジションが建値まで戻ってこればいいですがそんなことは誰にも分かりません。そのため証拠金不足で強制決済になるまで待ってしまうのです。
本来損失は自分が許容できる範囲に留める必要があります。それ以上の損失は認めないと自分でリミットを設ける必要があるわけです。
自己資金に対しての許容損失
損失は自己資金の2%に留めることをしなくてはなりません。自己資金の2%なら数回のトレードで取り返すことが可能ですが、20%もの損失を被ってしまうと取り返すのがとても困難になります。
そのため自己資金の2%に留める必要があります。
100万円の資金があるなら2万円の損失までしか許容しないということです。これを超えて損失を受け入れてしまうとずるずると資産が目減りして取り返しのつかないことになってしまうので注意しましょう。
リスクリワードを理解する
リスクリワードを理解しておくことでエントリーのポイントを絞ることができます。
リスクリワードというのは潜在損失額と潜在利益額の比率です。これが1:2になるようにエントリーポイントを探していきましょう。
先ほどの100万円の自己資金の例で例えると
リスク(潜在損失額)2万円:リワード(潜在利益額4万円)になるようなエントリーポイントを探してエントリーするということになります。
このトレードをしていれば自然に損小利大のトレードができるようになり、利益も勝手に伸びていくでしょう。当然エントリーポイントが重要なのは言うまでもありません。
損切りができればどんな時も怖くない
損切りができるようになればどんな相場でも怖くありません。結局トランプ大統領当選の時の急騰もイギリスEU離脱の時も大損をしたのは、損切りができなかったトレーダーたちです。
毎度の許容損失を2%と決めてトレードをしていたのであればそのようなことにはなりません。リスクというのは対策をしていないからこそ顕在化するのです。そのためあらかじめ対策をしておけば何も怖い物はありません。
すべては想定していた事態ということになります。損切りができるということは相場を客観的に見てトレードができている証なのでやはり、トレーダーにとって必須の能力といえます。
資金管理のから発展させてリスク管理をする方法
さてここからは資金管理から少し話を発展させてリスク管理の具体的な方法を紹介していきます。
トレードのロジックというので100%勝てるというものは存在しません。そこでこのリスク管理という概念がとても重要な役目を果たしてくれます。
今回はリスク管理の中でも大切な2つの事について具体的に説明してきます。
ロットの管理
ロットの管理というのは取引ロットをエントリーするたびに適切な量に調整することです。
例えば、エントリー根拠として少し不安だけどエントリーしたいといった場合には打診エントリーと言って普段取引する量よりも少ないロットでエントリーします。
そのまま思った方向に行けばラッキー、反対に行けばナンピンあるいは微損で逃げるといった行為ができます。
反対にこれは行けると確信した場合に通常のロットよりも大きくロットを張る場合もあります。このようにいつも同じロットというのは管理はしやすいですが、相場は生き物であるためいつも同じロットというのは逆に不自然な行為でもあります。
そのため相場状況に合った適切なロット管理が求められるという事です。
許容損失額の設定
許容損失額の設定というのは、一回のトレードあたりの損失額を決定して置くということです。
トレーダーが決められるのは損失しかありません。損失は決めることができるので毎回のトレードでいくらまでの損失なら耐えられるのか?心理的に影響なく損切りができるのか?しっかりと決めておく必要があります。
よく許容損失額の設定で推奨されるのが2%というものですので、資金管理の鉄則のルールで解説しているので参考にして許容損失額の設定に役立てて下さい。
まとめ:損切りができないと破産するかも
FXトレーダーには資金管理が必須の能力になります。その中でも損切りは誰に聞いても重要だといい損切りをしないトレーダーで勝ち続けているトレーダーはいないでしょう。
FXで勝ち続けるのであれば損切りは必須になります。損切りができないと有事の際の撤退もままなりません。自分の資金を安全に守るための手段が損切りです。
損失を被るのは誰でも嫌なものですが、FXでは必要経費と割り切る必要があります。トレードはトータルで勝つものなので、短期的な損失はしっかりと受け入れてトータルでプラスになるトレードをしていきましょう!