資金管理

FXで資金を溶かす人の特徴!溶かさない為に必要なこととは?

FXで資金を溶かしてしまうというのは最悪の状況です。あらゆる手段を使って回避する必要がありますよね。

事前に分かっているのであればそれに対する対策を講じることができますが、実際には多くのトレーダーがそれを回避することができずに資金を溶かしてしまいます。

今、実際に勝っているトレーダーでも資金を溶かしてしまって1度相場から退場してそこから這い上がってきたトレーダーも多くいます。

ですが、できることならば誰でも資金は溶かしたくありませんよね?実は資金を溶かしてしまうトレーダーには共通する特徴があります。

それに当てはまるようであれば今すぐ強制し、当てはまらなかった場合にも反面教師にして自分の大切な資金を守りましょう!

FXで資金を溶かしてしまう人の特徴

溶かしてしまう人

資金を溶かしてしまうのは誰でも嫌です。どんなトレーダーであれそれを避けようとします。しかし実際に資金を溶かしてしまうトレーダーは多くいます。

そんなトレーダーたちにはどのような共通点があるのでしょうか?

  1. 損切りできない
  2. レバレッジが高すぎる
  3. 資金管理を知らない
  4. FXをギャンブルだと思っている

上記の4つの共通点があります。では、順番に解説していきましょう。

1.損切りできない

まず1つ目は、損切りができない。です。

損切りは資金を守るうえで必須の能力になります。損切りができないということは自分の相場に対する間違った考え方を正すことができていない状態です。

このような状態にあるトレーダーは今は良くてもいずれどこかのタイミングで資金を溶かしてしまいます。そうなる前にいち早く損切りができるようになっておきましょう。

■損切りをする目的

  • 自分の資金を守るため
  • 突発性のある大きな値動きに備える
  • 確率優位性を持つため

上記の目的がありまして、損切りは資金を守る為に取る事のできる唯一の手段と言っても過言ではありません。

損切りを使わない手はありません。損切りが快感になるレベルまで損切りができるようになっておく必要があります。

参考:【悲報】FXに損切りしない方法は存在しない。諦めて損切りしよう

2.レバレッジ高すぎる

2つ目は、レバレッジが高すぎる。ということです。

レバレッジは味方にすれば強いですが、敵になれば自分に牙をむいてくる諸刃の剣なんですよ。

レバレッジは日本国内でも25倍のレバレッジを最大で使うことが可能ですが、25倍というのは自分の資金量にたいして25倍の通貨取引をしているということになります。

そのような状態では、少しの値動きで資金が溶けてしまいます。

自分の資金とトレードスタイルに合った適切なレバレッジを使いリスクを抑えて無理のないトレードをするように心がけましょう。

参考:FXのトレードスタイルの種類と決め方【初心者はスイングトレード1択です】

参考:レバレッジを味方にする2つの考え方

3.資金管理を知らない

3つ目は、資金管理を知らない。です。(実際に私はFXを始めて1年たってから資金管理を知りました笑)

資金管理には…

  • レバレッジの使い方
  • 証拠金の量
  • 損切りの仕方
  • エントリーのロットの選択の仕方  など

上記のようなものを資金管理と定義し、トレーダーがコントロールできる唯一の要素になります。

この資金管理ができていないとどんな優秀なトレーダーでも勝ち続けることはできません。どんなにチャート分析ができても資金管理ができないだけで資金を溶かしてしまいます。

トレードで勝ちたいなら1に資金管理、2に資金管理、3に資金管理といわれるほど重要な要素になりますから絶対に習得して使えるようになっておきましょう。

参考:【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説:リスク管理は必須

4.FXをギャンブルだと思っている

4つ目は、FXをギャンブルだと思っている。です。

結論から言ってFXはギャンブルではありません。上か下かどっちに行くかを当てるゲームではないということです。

  • 上か下か予想して勝っていくもの ×
  • 一攫千金が期待できる ×

上記のような印象が与えられがちですが、勝っているトレーダーがやっているのはギャンブルではありません。

これは相場に対する考え方が根本的に間違っています。FXは少ない証拠金で利益を上げることのできる立派なビジネスです。

■FXの捉え方で行動が違ってくる

  • ギャンブルだと思う → 予想・予測をして雑にお金を掛ける
  • ビジネスだと思う → しっかりと原理原則を勉強し確率優位性の高いところで勝負する

上記のようにFXに対しての捉え方や姿勢で実際のトレードに大きな影響を与えていきます。

FXをギャンブルと捉えている場合には、資金を溶かす可能性がかなり高いので、そのような考えは今すぐ捨てるか、FXをやらないかどちらかにしておくのが賢明です。

FXで資金を溶かさない為に必要なこと

溶かさない

FXで資金を溶かさない為に重要になるのは、やはり資金管理になります。

資金管理以外ないといっても過言ではありません。資金管理さえできれば資金を溶かすことはまずありません。

  • 損切りはエントリーと同時に発注する
  • まずはデモトレードか最低ロットでトレード
  • 資金管理をマスターする
  • メンタルを強化する

上記の4点を意識しておきましょう。

損切りはエントリーと同時に発注する

損切りは資金管理の中でも基本中の基本の技術になります。

損切りができないとトレードのパフォーマンスが上がってこないので必ずできるようにしておきましょう。

  • エントリーする前に損切りの位置を決めてからエントリーする
  • エントリーしたらすぐに逆指値注文を入れる

常に相場を監視できる場合や損切りを躊躇なくできる場合には必要はありませんが、人間は弱いものでその時の心理状態やトレードパフォーマンスによって簡単に損切りをしなくなってしまうんですね。

ですから、損切りはルール化して無意識でもできるように訓練しておく必要があります。それがFXで賢くリスクを取るということです。

まずはデモトレードか最低ロットでトレード

すぐにリアルトレードで利益を上げたい気持ちもわからなくはないですが物事には順序があります。

  • デモトレードで勝てるようになるまでやる
  • どうしても身が入らないならば最低ロットでトレード

上記のどちらかを採用しましょう。最初から勝とうとしない事が重要です。なんの対策もせずにトレードをして利益が上げられるほどFXは甘い世界ではありません。

そのため、デモトレードを行いトレードの技術を付けていきます。これがトレードの練習になります。ここで利益を上げられないと実際のトレードでも利益は上げられません。

ですから、自分の目標とする金額がデモトレードで稼げるまではデモトレードをしてトレードの技術を高めましょう。

参考:デモトレードと実際のリアルトレード違いは?失敗しないデモトレードの使い方

参考:FXの軍資金は最低いくら必要なのか?軍資金の作り方まで解説【結論:多ければ多いほどいい】

資金管理をマスターする

デモトレードでのトレードの練習と並行して資金管理の知識を拡充していきます。

資金管理はトレーダーとしての必須の能力になりますから、必ずマスターする事を推奨します。むしろトレードの仕方よりも資金管理の方を優先して学んだ方が結果的に良くなるといってもいいかもしれません。

それぐらい資金管理は重要になってくるんですよ。

最初はややこしい計算ばかりになりますが慣れればすぐに計算できるようになります。

根気よく続けていきましょう。

メンタルを強化する

メンタルは実際の自分の資金を投入するリアルトレードでかなり重要な要素になります。

強いメンタルができてないと…

  • 資金管理を徹底して守る事ができない
  • 自分で決めたトレードルールでさえ守れない

といった事態に陥ってしまいます。

そのためにも日ごろから意識して鍛えておく必要があります。その方法は自分との約束は必ず守る。

これだけで構いません。自分で決めたことを絶対に何があっても守るようにしておけばメンタルは鍛えることができます。

日常生活がトレードには以外にも影響がありますから意識して自分との約束を守るようにしましょう。

まとめ:日々の継続の積み重ねが強いトレーダーを作る

まとめ:日々の継続の積み重ねが強いトレーダーを作る

FXをしている以上リスクとは常に隣り合わせになります。そのため自分の意思で資金を守っていく術を身につけることがとても重要です。

それらの積み重ねが強いトレーダーを作っていくので、普段から意識して有意義なトレード生活が遅れるようにしていきましょう!