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FXが儲かる理由を論理的に解説する【検証必須】

FXが稼げる理由を知りたい人
FXが稼げる理由を知りたい人
FXってギャンブルみたいな印象だけど本当に稼げるの?稼げるならその理由を論理的に知りたいな。

といった方向けの記事になります。

結論から言って、FXトレードは稼げる。稼げる理由は、FXはギャンブルではなくビジネスだから。

なんですが、それだけでは不十分なのでその理由を本記事では論理的に解説していっています。

FXが儲かる理由を論理的に解説する

FXトレードはギャンブルではなく、ビジネスです。

ビジネスで儲けるにはその市場の特性を論理的に理解しておくことが大切ですよね。

では、FXはトレードは論理的に考えて儲かるのか?

答えは、Yes。その理由は以下の3つです。

  • 理由①:市場に流通しているマネーの量が多い
  • 理由②:適切な学習をすれば低リスク
  • 理由③:自分の許容度に応じて拡大できる

では順番に解説していきますね。

理由①:市場に流通しているマネーの量が多い

しかも、金融市場最大の取引量を誇る外国為替市場ですが、2019年4月中における1営業日の平均取引高は実に6兆5,900億ドルに達しています。1米ドル=108円換算で計算すると711兆7,200億円にものぼります。これに対し、東京証券取引所の1営業日の平均売買代金は3.3兆円(2018年度)にとどまっています。

マネースクエア

上記のようになってまして、FXは金融商品の中でも非常に市場規模が大きい事が分かります。

毎日この金額が動く訳ではありませんが、この市場規模の大きさと個人投資家が稼ごうと思っている金額は100分の1以下。

よって相場から個人投資家が利益を頂くのは世界大会で1位になる必要はなく、地区大会で優勝するぐらいのイメージでOK。

市場に流通しているマネーの量が多いところが必然的に儲かる

どんなビジネスでもそうですが、マネーの流通量が多いところが必然的に儲かりますよね。

  • 保険
  • 不動産
  • 金融業

上記のものは扱っている金額が多いだけあって、それに帰属する人のリターンも大きい訳です。

反対に

  • 製造業
  • 飲食店

なんかは、1個当たりの単価が安い為、薄利多売になり必然的にそこに帰属する人のリターンも小さくなります。

こういした観点から相場は自分で稼ぐ技術さえ身に付ければ大きなリターンが期待できる事が分かりますね。

理由②:適切な学習をすれば低リスク

学習をすれば低リスクではなく、”適切な”学習をすれば低リスクになる。

当然ではありますが、学習するだけでリスクは低減する事はありません。適切な学習をし適切な行動をすることで低リスクにすることができます。

FXトレードや株式をギャンブルとイメージする方もいますが、それは不適切な学習方法で取り組んでいるからにすぎません。

適切な学習方法を取れる人にとってはFXも株式もリスクを極限まで抑えたビジネスになるんですね。

≫【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説:リスク管理は必須

理由③:自分の許容度に応じて拡大できる

FXトレードでは、自分のリスク許容度に応じてどこまででも拡大できます。

最初は、少額から始めて慣れてきたらロット(掛け金)を大きくしていく事で利益は青天井で上がっていきます。

これは大きなメリットでして、おんなじことをやっていてもロットに応じて利益額はどこまででも大きくできます。

もちろん、あなたの度量がその金額を稼ぐに値しない場合には心理的にハラハラしたり、勝った時に過度に喜んだりとロットを上げるのは簡単な事ではありませんが、理論的には可能と言う事。

FXでの収入は実質青天井?

上記でも触れていますが、FXの収入は実質青天井と言っても過言ではありません。

個人投資家の規模で言えば、年1億ぐらいはFXトレードで目指せるポテンシャルを持っています。

トレードの利益額は

獲得pips × ロット = 利益額

上記で決まるものでして、どちらかを増やせば理論的に利益額は増えます。

が、実際のところpipsはその時の相場の値動き次第で大きく動いたり、動かなかったりするものなのでロットを上げていく事になる。

間違ってもエントリー回数=利益にならないように

初心者の頃にありがちなのが、

エントリー回数 = 利益

の等式で考えてしまう事。この公式には重大な要素が足りていなくて、実際には

”優位性のある”エントリー回数 = 利益

上記の構図になります。これは初心者が陥りやすい構図ですので十分に注意しておきましょう。

単純にトレード回数を増やせば利益が増える訳ではありません。

参考:FXの1日のエントリー回数は?取引回数を制限しリスクを限定する

FXトレードで稼げるのはセンスのある一部の人間だけなのか?

FXで稼げるのはセンスのある上手い人だけなのかな?

と思う方もいます。もちろん才能やセンスのある人はFXでも当然いて、6か月とか1年とかで結果が出てきます。

が、実際にそんな人は100人に1人いるかどうか?でも私達凡人はコツコツと長い目で継続学習していく事で稼ぐことは可能です。

具体例で考える:スキャルピングトレードと投資心理学

天才やセンスの高い人だけができる最たるトレードがスキャルピングと呼ばれる超短期のトレードになります。

スキャルピングは数秒~数分で判断を下す必要がある為、センスのないトレーダーには全く向かないトレード手法になります。

残念な事にそんな激ムズのトレードをしたがるのが初心者トレーダーのあるあるなんですけどね笑

投資心理学的にスキャルピングトレードを見た場合には以下の事が問題として挙げられます。

  • 超短期間でエントリー・エグジットの判断を下す必要がある為、即断即決とブレない心が要求される
  • 1日の中で何度も判断を下すので判断疲れを起こす
  • チャートを可能な限り監視する必要があるから精神的労働の要素がかなり強くなる
  • 上記の理由により、1年2年は持っても5年10年とスキャルピングをするのは現実的ではない(心理的にも身体的にも)

とまあ、こんな感じでスキャルピングがトレーダーの心理や肉体に与える影響は非常に大きいものがあるんですね。

それでも、成果が出ている人がいるのは事実なんですが、大多数の人におススメできるトレード手法ではない事は明白な事実です。

参考:FXには心理学が重要!行動・投資心理学への理解と使い方

スイングトレードの1日の判断回数は?

私が行っているのはスイングトレードと言う1日~2週間ぐらいポジションを保有するトレード手法ですが

私の場合で1日の判断回数は5~10回ぐらいはあると感じています。

実際の判断の内容は

  • ポジションの管理(エントリーするか?エグジットするか?
  • シナリオの修正(見ているポイントによって可能性の考慮)
  • 新規でエントリーするポイントの選定

といった具合でして、1通貨ペアだけのスイングトレードすら、1日あたり5~10回の判断は下しています。

そう考えるとスキャルピングは相当な判断回数だと感じます。実際に私もスキャルしている時もありましたが、トレードルールが全然守れません。

参考:FXの1日のエントリー回数は?取引回数を制限しリスクを限定する

FXトレード開始 → すぐに稼げるのは考えが甘すぎる

FXトレード開始からすぐに稼げるのは、一部のセンスある人だけです。また、すぐに稼げる人はすでに何かしらの分野で成果を出している人ですね。

FXでも立派なお金稼ぎができるビジネスでして、決して簡単なものではありません。本当に稼ぎ続けるようになるためには、余裕で3年~5年とかかかります。

すぐに稼げなかった失敗例

私ちゃんどらも、専業トレーダーになるぞ。と意気込んで仕事辞めてトレードだけで生計を立てようとしましたが普通に失敗しました。(投資資金を飛ばしました)

理由はシンプルで稼ごうとしていたからなんですが、私達日本人が普通に日常生活送っている状態からFXや投資で稼ごうとするのはかなり難しいのが現状なんですよね。

と言うのも、

  • 労働信仰が強すぎる
  • お金の扱いに慣れていない
  • お金が関係する判断回数が圧倒的に足りていない
  • 抽象思考ができない

といった事が挙げられまして、これってぶっちゃけ日本教育の弊害なんですよ。まあそれは置いておいても

小さい通貨のトレードや小さな失敗を通じて、上記のマインドをちょっとずつ取り除いていく必要があります。

だからこそ、実際に稼げるようになるためには3年5年という期間が必要になってくるのがFXトレードなんですね。

FXで儲けたい人がマストでやるべき事

適切な知識を付けつつ、適切な行動をしましょう。

間違った知識と間違った行動も決して無駄ではありませんが、せっかくやるなら合理的に行きましょう。

合理は英語でラチオナルでして、ラチオ=レシオ(割合)と関係してきます。

投資用語で使う騰落レシオなどの~レシオはこの合理の意味からきています。つまり、お金稼ぎにおいて合理的である事はとても重要と言う事。

では、本題に行きましょう。

適切な知識とは?

FXにおける適切な知識とは、小手先のテクニックではなく原理原則に基づいた知識の事です。

小手先のテクニックは原理原則の土台の上に成り立つ知識で最初に身に付けるべきは原理原則の知識になるんですね。

■適切な知識

  • ダウ理論
  • グランビルの法則
  • エリオット波動
  • 資金管理方法
  • 確率的思考法

■不適切な知識

  • インジケーター偏重のテクニック
  • ギャンブル的な思考法
  • 知識だけ知っていれば勝てるという思い込み

上記のような分類になりますね。

適切な知識を備えてこそ、その土台の上にテクニックが成り立つのであって、土台のないところにテクニックの牙城を築いたとてそれは砂上の楼閣にすぎません。

スポーツでも、インナーマッスルや体幹があってこそ柔軟な動きができるように、FXトレードでも基礎や原理原則の知識を適切に身に付けることが稼ぐうえで1番の近道になります。

適切な行動とは?

FXトレードで発生する適切な行動は以下の通り

  • トレード手法の検証
  • 検証したルール通りにトレードする事

上記が適切な行動であって、非常にめんどくさいし大変な作業になります。

トレード手法の検証

文字通り、あなたの持っているトレード手法を検証していく事が1つ目の適切な行動に繋がります。

検証はかなり地味な作業になりまして、やっている最中には

  • これやってて意味があんのかな?
  • めんどくさいしもういいや!
  • やらなくても、もうマスターしてるし。

といった感情が必ずと言っていいほど、出てきます。人間は本当に怠惰な生き物。

だからこそ、そのめんどくさい検証と如何にして対峙するかが個人投資家としてあなたが自分自身に勝つための訓練でもあるんですよね。

この検証と言う適切な行動ができなければどれだけ努力したところで、勝ちきれません。

≫FXの検証ができない・めんどくさい時の対処方法を解説する【結論:習慣化】

≫FXの検証方法を解説する【検証は自分でやらないと意味がない】

検証したルール通りにトレードする事

2つ目は、検証したルール通りにトレードする事でして、これは検証をする事とは違った大変さがあります。

  • どんな時でも検証通りにトレードする必要がある
  • 基本的にトリガーは全部入らないと確率収束しない
  • どれだけ連敗しても継続する必要がある

上記のような事が挙げられまして、これらはまさに言うは易く行うは難しなんですよ。

実際にトレードを少しでもした事のある方は分かると思いますが、トレーダーはルールを守るのが本当に難しいです。

私達日本人は特に、他人の決めたルールに従う事は得意ですが(信号や会社の規則など)自分で決めたルール(毎日勉強するや損切りをする)には甘い傾向がありますよね。

この己の弱さと戦う事が個人投資家の仕事になります。人は私含め高尚ではなく怠惰なものですから、それを理解して己に克つ事が大事になってきます。

ここができればトレーダーとして稼ぐのも時間の問題。

まとめ:トレードしている時に感情はなるべく介在させない

記事の内容をまとめます。

FXが儲かる理由

  • 理由①:市場に流通しているマネーの量が多い
  • 理由②:適切な学習をすれば低リスク
  • 理由③:自分の許容度に応じて拡大

FXで稼げるのはセンスのある一部の人間だけなのか?

  • 個人投資家が満足できる金額ならセンスがなくても十分稼げる
  • スキャルピングは難易度が高いからセンスが必要

以上になります。

それで、FXでの大前提になりますが、なるべくトレードしている時に感情は介在させないのがFX初心者には大事な要素になってきます。

・負けたからロットを増やす

・利益が出たから調子に乗る

上記の行動はほとんどのトレーダーが経験し、そこから大きな失敗をしているんですよね。

もちろん人間なので感情のすべてを排除させる事は無理だとしても、せめてトレード中はなるべく感情を介在させないように意識しておきましょう。

損失は必要経費と捉えて、利益は出金してから初めて喜ぶ。これがトレーダーの目指すべき姿ですね。