FXをやる以上はやはり早く上達したいですよね?やるからには当然誰もがそう思います。速く上達する方法はあります。ですが、かなり面倒な道の為ほとんどのトレーダーはそれをやらずに楽な方へ楽な方へ流れていきます。
この記事を読んでくださっている方はFXを上達したいと思う意思の強い方ですよね。素晴らしいです。その気持ちを上達してからも持ち続けることができればもう10%の勝ち組トレーダ―に入ってます。多くのトレーダーがさぼっているからこそ、やる価値があります。
それは、今まで10%の勝ち組がやってきたことと同じで、これからもそれは変わりません。大衆と逆をいくということ。
多くのトレーダーがやっていないからこそそこに価値があり、それをやるからこそ勝っているということですね。
つまり、結論から言ってしまえば、早く上達するためには多くのトレーダーがしていないことをすればいいということになります。
では、どんな方法があるのか?ご紹介していきます。
FXトレードを早く上達する方法とは?
FXで早く上達する方法はいくつかあります。冒頭でもお伝えした通り、多くのトレーダーがしていないことをすることが早く上達するために必要なことになります。
つまり、大衆の逆をするということですね。行動の逆張りというわけです。
こういったことを意識し始めると大衆がどのような行動をしているのか見えてきますらとてもお勧めです。
- 練習の細分化
- 量をこなす
- 実践と学習のフェーズを分ける
- 焦らずに1段1段、階段を上る
参考:【悲報】FXに一攫千金はなくコツコツ利益を積み上げるしか無い
練習を細分化する
FXの知識を何か学んだとします。その時に1度に全ての事をやってしまうのではなく、1つ1つ丁寧に練習をしていきましょう。
ラインの引き方を学んだらラインの引き方を、インジケーターのシグナルを学んだらそれを、どれも細分化して、1つ1つ練習していくのがいいです。
多くのトレーダーは学んだことを同時にやるので、身につきませんが、1つ1つコツコツやれば誰でも身につきます。
最終的には、それら学んだ事を総合して勝てるトレーダーになっていくわけですが、1つ1つの基礎ができていないとそれらを複合してトレードする時に間違った解釈になってしまいます。
チャートは複数の要素がぐちゃぐちゃに入り乱れていますが、合わせ技で、来るだけなので1つ1つをしっかりと理解していればそう難しくはありません。
早く稼ぎたいあまりに、1度に練習してしまいがちですが、1つ1つ練習する方が効率がいいので実践してみましょう。
参考:FXの検証方法を解説する【検証は自分でやらないと意味がない】
なお、検証作業はかなり地味になってくるので継続できないトレーダーが多いです。そんな時は習慣化する事に意識を向けてみましょう。
参考:FXの検証ができない・めんどくさい時の対処方法を解説する【結論:習慣化】
量をこなす
練習の話にも繋がりますが、多くのトレーダーが学んだことに対しての練習の量が非常に少ないです。
誰でもが勝てる世界ではありませんが、努力次第で才能のあるトレーダーとも渡り合うことができるのがFXです。
そのため、量をこなすということがどうしても必要不可欠になってきます。量をこなすのは、非常に単純作業で時間も要しますし、やっていると途中からだれてきます。
だからこそ多くのトレーダーがやっていないので十分にやる価値があります。
よく量より質という問題がありますが
量と質はバランスが大事なのが本来のところなんですよね。
量と質で言うならば、最初は圧倒的に量が大事です。量やった後で質が付いてきて効率が生まれてきます。
結局はやった数だと思います。もちろんやりっぱなしはNG
量と質はどっちが大事なのか論争
量と質ではどっちが大事なのか?という論争がありますよね。
まあ、極論両方取るのがいい訳ですが、
個人的には量が重要だと思っているんですよね。もちろん、無思考の量では意味がないのできちんとあなた自身の頭を使っている量という事が前提になりますが。
- エリオット波動のカウントをひたすらやる
- エリオット波動の局面でどういうエントリーができるのか考えながらカウントする
上記はエリオット波動を例に挙げてみましたが、こちらでも後者の方が量をこなした際の質は高まってきますよね。
あなたの置かれているフェーズによって何が量質として効いてくるかは多いに違いますが、きちんと自分の頭で考えながら量をこなす。
これが質の向上に繋がっていくと個人的には考えていて、実際頭を使う事なく無思考で動いていても無為に時間を過ごすだけになってしまうのでくれぐれも注意しておきたいですね。
参考:【保存版】FXトレードで使う基礎的な分析方法のまとめと使い方解説
実践と学習のフェーズを分ける
ある程度の知識を入れたら、行動あるのみです。FXはインジケーターやFXに対する考え方など人それぞれいろいろな観点で解説がされています。
そのため、いくら情報収集をしたところで、結局その本人が行動しなければその知識にはなんの価値もありません。ただの頭でっかちになります。
日本は特に失敗を嫌う文化が強く根付いていますが、成功しているトレーダーはみな失敗を沢山しています。
少しでも知識がついたら、実践で検証をしてしまいましょう。
その結果から、何が足りなかったのか分析して次に知識を吸収するのか?実践するのかを考えます。この繰り返しでしかトレーダーは成長しません。
知識ばかり入れて肝心な行動の伴っていないトレーダーにならない様に、行動して改善して行動の連続でトレードの上達をしていきましょう。
それでも失敗が恐いなら恐怖の理由を言語化してみる
上記の内容を読んでサクッとできてしまう人もいれば、それでも行動できない人もいる訳ですよね。
まあ、その気持ちも多いに理解できまして、実際に私もそうでした。(恐いとかめんどくさいとか)
・失敗するほが恐い
→なんで恐いのか? →損失が出るのが嫌だ
→損失がでないデモトレードか最小取引通貨でトレードすればいいんじゃね?
といった思考プロセスですね。
恐怖の種類には、時間かけたのに目に見える成果がでないとか、負けたという事実が嫌とか。
人それぞれあるとは思いますが、まずは言語化ですね。
そこから、どうしたらいいのかを考えていくと案外行動しやすいですよ。
焦らずに1段1段階段を上る
多くのトレーダーがすぐに大金を稼ぎたいという目的でFXに参入してきますが、FXは本来コツコツと利益を積み上げていくのが正しいビジネスモデルです。
FXの基礎→FXの知識の吸収→検証→リアルトレード→検証→リアルトレード
上記のサイクルを意識して少しずつ階段を上っていきましょう。焦って階段を2段跳びすればその分リスクが高まります。
いかに焦らずにトレードの技術を付けていけるかがカギになります。焦った時点でFXでは負けていることを理解しましょう。
焦っても足場を踏み外すだけ
個人的な経験談になりますが、焦って順調にいっているように見えてもこれどこかで足を踏み外してしまう。
と思っています。これは他の大きく負けたトレーダーさんにも共通している事なんですが、結局負けをその日の内に取り返そうとするから大きく負けてしまうんですよね。
が、実際にはトレードが下手くそだから負けているのに、レベルアップもしていないうちに取り返すのは無理難題です。冷静に考えれば分かる。
ですから、時間をかけて焦らずじっくり腰を据えて基礎を鍛える方が最終的に結果もついてくるんですよね。
まさに、急がば回れ。昔の人は本当にいい言葉残してくれてますね。
FXトレードの上達に近道はないが正しい道はある
FXトレードの上達方法には、近道はありません。私が、絶対に勝てる方法があるとか楽して簡単に稼げるとか言っていないのが分かると思います。
何も知らない時ほど、
- 金持ちたちは自分たちの知らない方法を使っている
- 何か裏技があるんじゃないか?
となりがちですが、実際は検証なり学習なりすごく地味な事を毎日やった結果として金持ちは金持ち足り得ているんですよね。(恥ずかしながら、私はそこに気が付くのに500万ぐらい使ってようやく気が付きました笑)
ですが心配する必要はありません。誰でも同じ道を通って稼げるようになってきます。
そのための近道はありませんが、正しい道が先ほど紹介した早く上達する方法になり、それを諦めずに実行したトレーダーが稼いでいくのです。
このことを理解していないと相場で痛い目を見る事は、誰から見ても明らかなので、簡単に稼げると思っているトレーダーはすぐに諦めるか、その考えを強制してまず何も知らない初心者から脱却しましょう。
まとめ:思想も行動もすべて逆張りで行く
FXで早く上達する方法は
- 練習の細分化
- 量をこなす
- 実践と学習のフェーズを分ける
- 焦らずに1段1段階段を上る
以上の4つの事が重要です。これを実行するには、かなりの努力が必要ですが、これは多くのトレーダーがやっていないことなので価値があります。
大衆がやっていないことをコツコツと実践して10%の勝ち組トレーダーに食い込みましょう。