ＦＸってそもそも何？用語の意味や仕組み、メリットデメリットについて解説してきます。
本記事はＦＸについて全く知らない超初心者向けの記事になります。
FXトレードとは？用語の意味とどうやって稼ぐのかの仕組みを解説
FXとは外国証拠金取引の事です。
2国間の通貨の値動きを利用してその差益を抜いていくのが目的になります。
■例えば
- 日本とアメリカ → USDJPY
- 日本とイギリス → GBOJPY
- ユーロと日本 →EURJPY
といったように2国間の通貨がセットになってそこが取引きする市場になります。
日本円を買う、ドルを買うというイメージよりも
USDJPYという金融商品を買ったり売ったりできる。という認識をしてもらえると分かりやすいと思います。
FXのトレードの仕組み解説
FXトレードは2国間の通貨の強弱を利用してその差益を取る事が目的になります。
構図としては、安く買って高く売る。
商売の基本とおんなじです。平日ならば24時間取引可能なのが大きな特徴ですね。
また、常に買いてと売りてが存在するので株のように売りたくても売れない、買いたくても買えないという状況がかなり少ないです。
個人投資家の資金力であれば大きな大きな値動きを生む事はほぼないと言えます。
FXは少ない投資資金でも大きくできる仕組みが整っている
FXトレードには、レバレッジというものが存在しており少ない投資資金（証拠金）でも大きな利益を得る事が可能になっています。
■レバレッジとは？
直訳するとテコの原理の事でして、少ない資金で大きな金額の取引ができる事になります。
・国内の証券会社 → 25倍までかけれる
・海外の証券会社 → 888倍～1000倍までかける事ができる
レバレッジはそれを使う人によって毒にも薬にもなるものですが賢く使えば少ない資金からでも大きな利益を狙う事が実際に可能になっているシステムになります。
FXトレードの関連用語と業界用語
FXで普段よく使う言葉や業界用語を簡単にまとめています。
・トレーダー：金融商品の取引で利益を上げている人のこと。
・証券会社：証拠金という資金を入金してトレーダーとマーケットの仲介をする業者の事。日本国内と海外の業者が存在する（どちらも使える）
・証拠金：証券会社に入金する投資資金のこと。
・pips：日本円で言うところの1銭をFXでは1pipsと表現する。
・ロット：掛け金のこと。証券会社に入金した金額によって上限がある
・テクニカル分析：チャートを使った分析手法のこと。トレーダーはこの分析なしではトレードできない。
まずはこれぐらい覚えておけばOKです。
他にも用語はたくさんありますが、適宜調べつつ意味を確認していけば問題ありません。最初に完璧にしてから進むのは時間がもったいないですよ。
FXトレードのメリット・デメリット
FXトレードのメリットは
- 少ない資金からでも始める事ができる
- 平日は24時間相場が空いているからお勤めの人でも始めやすい
- 1日にかかる時間が数分～数時間で完結できる（トレードスタイルにもよる）
上記のようになります。
小資金から始める事ができるのでリスクは限りなく小さく抑える事が可能です。
また、資金が大きくなってもその管理の仕方次第ではリスクを小さく抑える事ができるのがFXの大きなメリットと言えます。
FXトレードのデメリットは
- すぐに稼げるようにはならない
- 平日24時間売買できるが故についつい売買してしまう
- リスク管理に失敗すると大きくお金が無くなる可能性がある
上記の通りです。
やはり、FXだけではなく他の分野でもそうですが、自分で稼ぐというのは時間がかかるものなんですよね。人にもよりますが、正しく学び始めた人で最低3ヵ月はかかります。
また、リスクが大きくなるか、小さくなるかはトレーダーの管理能力次第で違ってくるのでトレーダーにすべてが依存するのがFXのデメリットでもあり面白いところでもありますね。
FXトレードで勝ちやすい人は【スイングトレードができる人】
FXトレードで勝ちやすい人はスイングトレードができる人です。
■スイングトレードとは？
4H足～日足チャートの取引メイン
保有期間は数日～数週間が目安
上記のようなトレードスタイルの事をスイングトレードと言いまして、他にも
- スキャルピング → 数分～数十分で取引が完結する
- デイトレード → 数十分～数時間で取引が完結する
- キャリートレード → 数か月～年単位で取引が完結する
上記のようなトレードスタイルがあるんですね。
多くのトレーダーは時間がないからと言って超短期間で取引が完結するスキャルピングを選んでしまいがちですが、これが間違っているんですね。残念ですけど。
本来、時間がないならばスイングトレード以上が推奨されるんです。実際に勝っているトレーダーもスイングトレーダーが多いのが統計データでも出ています。
取引時間が短くなるほどFXで勝つ事が難しくなる。というイメージで構いません。
あなたの大事な時間と資金を賢く使いましょう。
短期トレードになればなるほど、人間の弱い部分が出てくるものでして上記を読んでもスキャルがしたい方は下記記事を参考に考え方を改めてください。
≫FXのトレードスタイルの種類と決め方【初心者はスイングトレード1択です】
FXトレードで稼ぐ方法【3つの手順で解説】
FXトレードで稼ぐ方法は実はシンプルです。
- 証券口座の開設
- トレード手法の検証
- 実際に検証通りにトレードする
稼ぐ方法としてはかなりシンプルになっているのが分かりますよね。
が、実際にはFXにはお金が絡んでくるためにこのような手順を取れない人がかなりいるのが現状です。
正直言ってしまうと、検証したトレード手法通りに取引する事に対しては何の楽しみもなくただその通りに淡々とトレードしていくだけ。
といった印象が強いです。
でも重要なのは、トレードをする事ではなくて資産を増やす事だという事。
この気持ちは決して忘れてはいけないですね。
手順1：証券口座の開設
まずは、証券口座を開設しないとトレードしたくても始める事ができません。
証券口座はMT4というチャートソフトが使える証券会社がおススメでして、具体的な証券会社はFXでMT4が使える国内証券会社を解説するで解説しています。
また、FXの基礎知識も学んでおくべきで、おススメの本はＦＸ初心者におすすめな本3冊【読んで満足するのは辞めよう】にまとめています。
なお、証券会社の開設には1円もお金がかかりませんので気になったところを開設しておいて問題ありません。リスクは0ですよ。
手順2：トレード手法の検証
トレーダーがやるべき事として、トレード手法の検証があります。
では、どうやって検証するかというと
- トレード検証ソフトを使った検証
- 紙チャートで検証
- 過去チャートで検証
上記の検証方法がありますが、どの検証方法であれ検証はトレーダーにとって必須となります。
おすすめの検証方法は【無料あり】FXトレードの検証ソフト・ツール比較【検証しないと勝てるようになりません】で解説しています。
なお、初心者が検証で陥りやすい事として、だんだん検証しなくなる、自分の都合のいい検証しかしない、そもそも検証方法が分からないがあります。それぞれの開設をご覧ください。検証を始める前に読むと検証効率がＵＰします。
≫ＦＸの検証方法を解説する【検証は自分でやらないと意味がない】
手順3：実際に検証通りにトレードする
ＦＸ証券口座を開設して、トレード手法の検証が終了したら、あとはひたすらトレードしていきましょう。
成果アップにつながるトレードの分析方法は【保存版】FXトレードで使う基礎的な分析方法のまとめと使い方解説で解説しています。
なお、安定的にＦＸ収益を増やしていくには資金管理技術が必須。その方法は【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説：リスク管理は必須で解説しています。
ちなみに、実際に検証通りに勝てないからといって、すぐに別のトレード手法に浮気する人がいます。そういった人はまず成功しませんので、絶対におすすめできません。
まずは、そのトレード手法で継続的に利益を上げてみる。ある程度コツが掴めるようになったら次の手法に行きましょう。
このあたり詳しくはFXで他の手法に浮気したくなる原因とその対処法【選択と集中の話】で公開しています。
以上、ＦＸの初心者向け解説でした。
ＦＸに興味が出てきたらぜひトライしてみてください。
