資金管理

FXのスイングトレードで効果的な資金管理について徹底解説

どうもちゃんどらです。今回は

・スイングトレードってどんな資金管理したらいい?

・トレードスタイルによって資金管理の方法は変化する?

こんな疑問に答えていきたいと思います。

FXのスイングトレード資金管理の方法

スイングトレードの資金管理の具体的な方法について解説していきます。

今回は

  • レバレッジ
  • 損切りの設定
  • 利食いの設定

これらに分類して解説していきましょう。

レバレッジの決め方

まずレバレッジの決め方ですね。スイングトレードの場合のレバレッジは大体5倍程度が目安になります。

実際にトレードしていてレバレッジが20倍とかになってくるとスイングトレードのスケール感にマッチしないリスク設定になってしまうからなんですね。

具体的には

20万の証拠金(ドル円100円の場合)

レバレッジ5倍 ー 1万通貨

計算式は

現在レート×取引通貨量÷口座資金=レバレッジ

こんな感じの式になります。

あくまでも目安の数値でしかないのでざっくりどれ位といった感じで問題ありません。

あまりにも高すぎるのは問題ですが低すぎても利益が確保できませんし資金効率も悪くなってしまいますから適度な範囲で抑えましょう。

損切りの設定

損切りの設定というのは当然の如く行うもので損切り設定しないということは無いと思っておいて下さい。

損切りしないという事は自分から相場に死にに行く事に等しいですから必ず設定しましょう。

スイングトレードの損切りの目安は大体40~60pipsぐらいがちょうどいいです。

これは短期スイングといった感じで数時間~3日で完結するトレードですね。日中仕事でみれないかたでも取り組み易い時間感覚なのでオススメです。

これに関しては自己資金の2%という事でこちらの記事で詳細に説明しているので見て下さい。

利食いの設定

利食いの設定は目安としては大体リスク:リウォードが1:2ぐらいになるように設定します。

もちろん相場状況によっても変化しますが、損切りが40pipsなら80pips程度60pipsなら120pipsは取りたい所ですね。

様々なトレードスタイルで使える資金管理方法

さてここからはどんなトレードスタイルでも使える資金管理方法についてお伝えしていきます。

厳密にはトレードスタイルによってやる事というのは別に違いはなくてどれも一緒ではあります。ただ、時間軸が短いトレードになるほど忙しくなるというか難易度が上がるという事ですね。

では、資金管理方法について3つご紹介します。

分割決済

まずは分割決済。これは利食い目標に到達している時点で半分のポジションだけ決済してしまう方法です。

この方法を使う事によって相場がどこまで行くのか分からなくても半分の利益は獲得する事ができます。

後述する同値撤退と同時に使う事によってより効果を発揮します。

同値撤退

同値撤退はエントリーしたレートに逆指値を入れる方法です。実際にエントリーした価格に戻って来たら損切りするという事ですね。

何故こんな事をするのか?

それは相場がこれからも狙った方向に行くとは限らないからですね。事実上挑戦はしたけど無傷で帰ってきた状態です。

トレードでは負けないことが重要なのでこの同値撤退というのは非常に効果を発揮します。

また、分割決済と同時に使うことでより精神的な安定が得られます。

というのも、ポジションの半分が利食いして残りのポジションは同値撤退で逆指値入れて取れる所まで取るという事ができるからなんですね。

この時点でリスクは皆無といってもいい状態になっていますから安全に収益を伸ばす事ができるという事です。

トレーディングストップ(応用編)

トレーディングストップとは自動的に逆指値の位置を更新してくれるシステムの事です。

海外口座のXMが採用しているので興味あるかたは調べてみて下さい。

トレーディングストップというのは損切り幅を事前に設定しておいて価格が動く毎に逆指値の位置が上がっていくという感じです。

例えば:20pipsの利益確保している状態でトレーディングストップを10pipsで設定したとしてら最低10pipsの利益は確保した上でそれ以上の利益が望めるという方法です。

これは相場が見れない時に有効な手段ですね。短期トレードなんかでよく使います。

スイングトレードとかになってくると相場が確認できる時が多いのであまり出番はないかもしれませんが知っておくと便利な方法になります。

まとめ:スケール感に合った資金管理を

さて、今回はスイングトレードの資金管理について解説していきました。

どのトレードスタイルであっても厳密には大差はありませんが

大事になってくるのはリスク:リウォードのスケール感になります。

つまり損切りと利食い目標の設定です。

これがスイングトレードのスケール感にあっていないと損切りばかりになったりホールドしすぎて同値撤退ばかりになったりとなってくるのでスイングトレードのスケール感というのを意識していきながらトレードしていくのが大切です。