FXで一攫千金を夢見るトレーダーは多いと思います。ハイレバレッジトレードを行うことでそれが可能になるかもしれません。
ですが、結論を言ってしまうと一攫千金はできないという残念な結果になります。
この記事では
・何故FXで一攫千金が望めないのか?
・どうやって稼いでいくのがいいのか?
といった事について解説していきます。
FXに一攫千金はなく利益はコツコツ積み上げる
いきなり残念なお知らせではありますが、現実問題として一攫千金はできないと考えるのが無難です。
というのも、一攫千金の思考というのはFXをギャンブルにしてしまうからなんですね。
FXはギャンブルではなくビジネスとして確立する必要がトレーダーにはあります。
そのため、一攫千金はできないと考えておくのがとても大切になります。
コツコツ利益を積み上げる
では一体どのようにFXに取り組んだらいいのか?
その答えは簡単で、コツコツ利益を積み上げるということです。すぐに勝ちたい気持ちをぐっと堪えてコツコツ利益が上がる事に快感を覚えましょう。
結果的にあとからお金はついてきますから焦らずじっくり今やるべき最善を尽くすということです。
複利の力を信じる
実際にコツコツ利益が上がるだけでもかなり収益は大きくなってきます。
その理由は複利がかかるからですね。複利というのは投資ではとても有名でウォーレン・バフェットなんかはその権化とも言える人物ですよね。
例えばFXで100万円に資金を月利3%で10年複利で運用した場合には
元金は34倍増加の3400万にまでなります。これが複利の力です。この魔法を信じてコツコツトレードしていくことがトレーダーとして求められる能力という事なんですね。
即金では勝ち続けられない
即金では勝ち続けることができません。何故なら無理な取引をしてしまい結果として負けるからですね。
短期的には上手く行っても長期で勝てないと意味が無いため即金で稼ぎたい場合にはFXは向いていません。
というのも、早く稼ぎたいという欲望がエントリーを焦り、損切りができなくなってしまうという心理的状況につながってくるからです。
このようなマインドでは勝てないのは当然理解できると思いますので、すぐに稼ぎたいという人はFXは諦めるかもしくは改心するかのどちらかしかありません。
一攫千金狙いのトレーダーは勝てない理由
一攫千金狙いのトレードが失敗してしまう理由は以下の通りです。
- ハイレバトレードすることになるから現実的ではない
- 大きな金額を扱う器量がないから
ハイレバトレードをすることになるから現実的ではない
1つ目の理由は、ハイレバトレードをすることになるから現実的ではない。
ということです。よくメディアなどでは取り上げられる事があります。
・1年で資産を億にしたトレーダー
・3ヶ月で数千万儲けたトレーダー
確かに存在することは存在します。ですが、彼らは天才です。また運も相当数絡んでくるのが現状です。
日本にはたくさんの人がいますから、何人も同じような事をトライすれば確率的に1人や2人はそういった人が出てくるでしょう。
ですが、それは現実的ではありません。トレーダーがするのはあくまでもできるだけ安全に資産を増やすことです。
確かにそこには派手さこそなく、地味で時間もかかりますが、その分成功確率は一攫千金を夢見るよりも遥かに上がります。
一攫千金を夢見てギャンブルトレードをするか?それとも、堅実に派手さはないけど時間をかけてコツコツ資産を増大させていくか?
きちんと考えて行いましょう。ですが、勝っているトレーダーの大半は一攫千金ではなくコツコツと資産を大きくしているという事実には目をそむけてはいけません。
大きな金額を扱う器量がないから
2つ目の理由は、大きな金額を扱う器量がないから。
これも一攫千金で稼ごうとする事の弊害です。
宝くじで一攫千金で大きな資産を手にした人がその後文無しになるという話は良く耳にしますよね?
トレードも同じで、短期間で大きく資産を増加させてもそれを扱うだけのメンタル・器量が追いついてきません。
反対にコツコツ複利で稼いでいく場合には、徐々に扱う金額も増えていきますし、その間にたくさんの経験をするために仮に同じ億を稼ぐという場合であっても
1年で1億を稼ぐ場合と5年で1億を稼ぐ場合では大きな違いがあるんですね。
このことを理解しておきましょう。短期的に稼ぐ事はできます。
ですが、大切な事は長期的に稼ぎ続ける事です。それは一攫千金とはまるで対極の考えですが、資産を大きくしていくのは決まって複利を見方につけた方なのです。
資産運用は若いうちからやっておいた方が得
さてここまでFXで一攫千金は無理という事を書いてきましたが、ここからは話を少し膨らまして資産運用は若いうちからやっておいた方が得という事を書いていきたいと思います。
資産運用は若いうちからやるからこそ意味がある
先程複利の魔法についても触れましたが、資産運用というのは運用歴が長いほど長期での結果として出てきます。
そのため、20代30代のうちから運用しておく方が圧倒的に有利に立つことができます。
また、年齢を重ねるにつれて新しい行動がしにくくなったり、もし仮に失敗した時に取り返しがつかなくなったりしてしまいがちです。
こういった面も考慮しておくとやはり早い内からやっておくのが効果的だと言えます。当然誰でも遅すぎる事はなく、今が1番若い時ですからこの記事を読んだ後に早速行動していきましょう。
1年は勉強期間が必要
FXで稼げるようになるための勉強期間ですが最低でも1年は見ておいた方がいいです。
それは値動きのイメージだったりロジックを落とし込んでいくのにはどうしても時間がかかるからなんですね。
FXは時間経過が利益の源泉になるため時間がかかるのは当然でもあるので最低でも1年は割り切って勉強のつもりでトレードしていくのがいいでしょう。
毎年少しでも前に進む
FXトレードをやっている以上は毎年というか毎月、少しでも前に進んでいくことが重要です。
当然数字が増えるのが嬉しいですが、
それだけではなく知識やトレーダーとしての技量といった面でもこれは計れますから数字に出てきていなくとも経験として積み上げていく。
これが重要です。
年単位、月単位で見ていけば改善と実行を繰り返していれば確実に前に進んでいくので焦らず取り組んで行きましょう。
知識にも複利が発動する
先程複利の効果について触れましたが、資金だけでなく複利というのは知識にも効果があるとバフェットは言っています。
仮に数字としての結果としてまだ表面化していなくとも、トレーダーとしては知識があなたの中にどんどん蓄積されているので、そのまま改善と検証を繰り返しながら前に進んでいきましょう。
つまり、トレードをしていてそれが負けトレードであったとしても、諦めない限りはその知識・経験は無駄にはならないということです。
ただ、最後にはやはり数字が結果として出てこないと意味がありませんから、数字にはコミットしてやっていくといいです。
まとめ:一攫千金は夢物語。現実から目を背けるな!
さて今回はFXで一攫千金は無理という事について書いてきました。
記事の内容をまとめると
・一攫千金は無理
・諦めてコツコツ複利で稼ぐべき
・資産運用は若いうちからしておくべき
といった感じになります。
一攫千金は夢物語でその夢は儚く散って行きます。
よくネットではらくして月30万とか
自動売買で誰でも稼げる!といった物がありますがこれは幻想でしかありません。
現実から目を背けるのではなくしっかり現実を直視して自分のできる事に取り組んでいきましょう。
今回は以上になります。