FXでなぜ損失が発生してしまうのか?なぜ自分ばかりが負けてしまっているのかを疑問に思うトレーダーは多いです。
損失が出てしまうのには明確な理由があります。
それを一つ一つ解消していけば確実に損失を抑えていくことができます。FXは損失ありきで利益をトータルで上げていくものなので完全に損失をなくすことはできませんがそれでも今よりも少なくすることは確実にできます。
損失を小さくしていかないと相場で長く生き残ることも難しくなってくるので必ず理解して実行に移していきましょう。
FXで損失がなぜ発生してしまうのか?
なぜ損切りが発生してしまうのかというとそれはトレードをしているからなんですね。トレードをしていて勝てば利益負ければ損失が出ます。
それで自分が負けているときには反対に勝っている人もいるのだということを理解しておきましょう。取引が成立しているということはそういうことです。
損失が出る原因は?
損失が出る原因はトレードをしたからというのが主な原因になりますが、もちろん勝ちトレーダーと負けトレーダーでは損失の量も質も違います。それはいったいなぜなんでしょうか?
そこには負けトレーダーは損をする典型的なパターンがあるんですね。
損をするトレーダーのパターン
損をするトレーダーのパターンは決まって
- 損切りできない
- ポジポジ病
- コツコツドカン
この3つは損失を出す典型的なパターンになるので覚えておきましょう。
損失を出したくないのであればこれらの行動は避けるようにしましょう。
損切りできない
損切りできないトレーダーの何が損失を拡大させてしまうかというと損を限定していないからですね。損切りをしないというのは心理的には楽かもしれませんがトレーダーとしては怠慢でしかありません。そして損失が発生してしまう典型パターンでも1番危険です。
損失が拡大してFX相場から退場するということも十分に考えることができるため、まだ傷が浅いうちに損失を受け入れておく方が賢明です。トレードをしている以上は損失は発生して当たり前だと思って損切りができないといけません。
ポジポジ病
ポジポジ病とはいわゆるついついポジションを持ってしまうトレーダーを皮肉った造語ですね。無暗にエントリーして勝てほど相場は甘くありませんし、ポジポジ病と損切りできないが重なるケースもあります。
上手くいくときもありますがずっとは勝ち続けることができないのでどこかで限界がきます。そして根拠のないエントリーではトレーダーとしての成長がまるでないのでずっと同じことを繰り返して1度の損失で戻ってこれなくなってしまいます。
コツコツドカン
コツコツドカンはコツコツ稼いでドカンと負けるということです。これも負けトレーダーの典型的なパターンでサンクコスト効果という投資心理学が深くかかわっています。
上記2つの条件が積み重なると次第にこのコツコツドカンになっていくのでこれは一つ一つの病というよりは併発してしまう恐ろしい病気ということです。十分に注意してください。
特徴は始めは誰もそんなことしないって思っているということですね。
FXで必ずやっておきたい損しない為の方法
では、損失を出さない為に必ずやっておきたいことをお伝えしていきます。
損失をすべてなくすことは難しいですがそれでも損失を少なくすることは可能です。そして損失を少なくしていくからこそトレードで利益を上げられるようになってくるので必ずマスターしておきましょう。
損切りを必ず設定する
損切りは必ず設定しておきます。損切りをリアルタイムですることができない場合には逆指値注文を使って損切りを必ずします。
損切りをしないということは運転する車にブレーキがついていないのと同じくらいに危険ですもし損切りができていない場合には今すぐにできるようにしておきましょう。
トレードルールを作る
トレードルールはエントリー・エグジットの根拠を持つときやポジションの管理をするときに非常に役に立ちます。トレードルールはトレーダーが判断する時の手助けをしてくれるので損失を最小限に抑えたりポジポジ病を抑えたりすることができるのでお勧めです。
レバレッジを味方にする
レバレッジは敵にも味方にもなり得ます。そのためトレードする時には無理のない範囲でレバレッジを使いトレードをしていきましょう。
無理のないレバレッジはデイトレードで10~15倍スイングトレードで3~5倍といったところです。これ以上のレバレッジをかけてしまうとレバレッジは敵になってしまうので危険です。
まとめ
FXでトレードで損失を抑えるためにやっておきたいことは何故損失が発生してしまうのか?その原因を考えることです。
すべての損失にはそれなりの理由があってそのトレードが負けているということなのでその原因を取り除かない限りは次も同じような失敗をしてしまいます。
トレードは自分のミスはすべて自分で責任を追う過酷なものです。だからこそ稼いだ時もすべて自分が得ることができるのでしっかりと今やるべきことをやっていきましょう。