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FXトレードの失敗にありがちな事【10選】

どうもちゃんどらです。

今回はトレードの失敗にありがちな事【10選】という事で解説していきます。

FXトレードにおけるすべての失敗がこのどれかに入って来るので網羅しておけばトレードの改善の役に立つ事でしょう。

それで、トレーダーというのは勝ちにフォーカスしてしまいがちですが、失敗や負けトレードといった物にフォーカスしていかないと長期的には勝ちきれなくなってきますから、覚えておいてあなた自身の負けトレードの分析をする時に使って見てください。

FXトレードの失敗にありがちな事【10選】

当然ですがFXトレードの失敗にもいろいろな物があります。それはポジポジ病だったりとか、損切り貧乏だったりする訳ですが、今回はそういったテクニックやトレーダーの癖云々の前に抑えておきたいトレードの失敗の大きなくくりというのをお伝えしていこうと思います。

というのも、このくくりが理解できていないと自身の負けトレードの分析の時に正確な分析というのができてこないからなんですね。

冒頭でも書きましたが、負けトレードの分析というのがトレーダーとして勝っていくためには必須の事項になってくるので、あなたもぜひともマスターして下さい。

  1. FXについて何も知らない無知
  2. キャパオーバーによる不注意
  3. 間違った判断
  4. エントリー時の手順のミス
  5. チャート分析と検討の不足
  6. 相場環境の変化
  7. シナリオ想定
  8. 過去の成功体験にしがみつく
  9. 判断力の低下
  10. まだ知らない事(未知)

上記の順番で解説していきます。かなりボリュームがあるので心してかかってください。

1,FXについて何も知らない無知

1つ目はFXについて何も知らない無知ですね。無知というのは読んで時の如く何も知らない状態の事です。

このような状態で失敗するのは明白といえるでしょう。

知っていれば避けられた事がここに該当します。

■知っているだけで避けられる事

・資金管理の方法 

・どんなトレーダーが負けてしまうのか?

上記のような内容は知っているだけで失敗を避ける事ができます。

多くの自分で稼ぐ事、アフィリエイトや転売などでは無知でもある程度始める事ができOJTのようにやっていく過程で学んでいく事ができますが

FXはそれだと失敗します。それはあなたの資金をあなた自身が運用していくからですね。

大事な資金がかかっている以上最初の失敗が大きく今後の心理状態に影響していきます。

参考:【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説:リスク管理は必須

参考:FXで負け続ける人、負ける人の特徴と勝つことよりも大切なこと

2,キャパオーバーによる不注意

2つ目はキャパオーバーによる不注意という事です。

この不注意というのは、人間ですからすべてを避けるということは無理に等しいと言えまね。

ただ、それでも避けられるように対策は講じていかないとあなたの大切な資産が減ってしまう事になります

そのため、トレードでこの不注意を防ぐ為にエントリーの時にフィルターを増やす等の施策をして対応していきましょう。

■キャパオーバーによる不注意の実例

・見るべきものがすべて見えていない

(経済指標、上位足のトレンドやサポレジなど)

・最初からやることを複雑にしすぎる

→エントリー時に確認する事が多すぎる

あなたの今のキャパシティには限界がありますが、それは継続的に意識していき失敗していく事で徐々に広がっていきます。

こればかりは意識と経験でカバーするしかありません。ただ、鍛えようとしない限り鍛える事ができないので最初から意識しておくといいですね。

3,間違った判断

3つ目は間違った判断です。これも不注意と同様ではありますが、あなた自身が間違った判断をしてしまったという事を認めるという素直さが重要になってくると言えますね。

負けているトレーダーの多くが自己否定ができていない場合が非常に多いので、この機会に自分の負けや間違った判断を認める習慣をつけましょう。

個人的におすすめなのは相場が休場中の土日に反省することですね。

土日は相場が動いていないからこそ、トレードの反省に集中することができるのでおススメです。

土日でもやることは山ほどありますよ笑

参考:FXトレードの練習で土日にできることまとめ【毎日相場に触れよう】

4,エントリー時の手順ミス

4つ目は手順のミスです。これはエントリーの時に相当するのですが、チャート分析して損切り決めてエントリー等トレーダー各個人に一貫した手順というものがあると思います。

しかし例えばこの手順も

エントリー → 相場分析 → 損切りの設定

といったように手順のミスをするだけで、失敗トレードに陥る可能性が高くなるという事なんですね。

本来適切な手順でエントリーしていればエントリーしなかった箇所でもエントリーすることになり、勝率が下がってしまいます。

■最悪なエントリーパターン

チャートを開く → エントリーする → チャート分析する

→ドキドキする 

上記のエントリー方法は完全に勝てないトレーダーのエントリーの仕方です。

勝てるトレーダーのエントリーまでの手順は

ファンダメンタルズに大きな動きがないか確認する

→自分がトレードする時間軸よりも上の時間軸の分析をする

→自分の取引する時間軸の分析をする

→損切りと利確目標値を決める

→ポジションサイジングの設定

→エントリー

最低でもこれだけの事はしています。タスクはかなり多いと感じるかもしれませんが慣れれば時間はそんなにかかりません。

5,チャート分析と検討の不足

5つ目は少し内容が難しくなりますが、チャート分析と検討の不足です。

これは例えば、ミクロの視点で5分足なんかで分析はしたけど週足の長期や4H足の中期の時間軸での分析をしていない場合に起こります。

上位足の分析がきちんとできていないままに

短期足でエントリーしようとしても勝率は下がります。

重要なのは、上位足で勝てる確率の高いところに絞ってエントリーする事です。

当然相場ではマクロの視点とミクロの視点のどちらもが必要になってくるので、分析する際には十分に気をつけましょう。

6,相場環境の変化

6つ目はトレーダー起因とは言い難いですが、相場環境の変化が挙げられます。

これは相場が売り基調だったのが一転買い基調に変化した場合等がそれに相当しますね。

■相場の変化の実例

・大きな下落基調が一変何か大きな政治事象が起こり上昇基調に変化する。

→トランプ大統領の選挙時 急激な上昇トレンドに

→スイスフランショック 急激な下降トレンドに

上記のように、今までの環境が急激に変化する場合が相場では想定しておく必要があります。

相場環境の変化というのは相場で稼ぐ以上なにかで判断する術というのは持っておいた方がいいので、それがダウ理論なり、移動平均線でも構いませんから持っておくといいですね。

7,シナリオ想定

7つ目はシナリオ想定です。シナリオ想定というのは想像が難しいかもしれませんが、トレーダーである以上はシナリオ想定の力が求められます。

■シナリオ想定の実例

・75日移動平均線を下抜けたら下落だけどもしキープするなら上昇

・このラインをキープする限りは上目線で見る。抜けたら戻りでショートをかけていく

上記のようなものです。

あくまでもこれは非常に単純なものではありますが、勝てるトレーダーは確実に値動きのシナリオを作っています。

エントリーはシナリオ通りの動きになったからするものであって、想定していない値動きの場合には当然エントリーは見送ります。

もし仮にエントリー時のシナリオが崩れてしまった場合はどうするのか?今のエントリーが崩れるシナリオとはどんな物が考えられるのか?必ず考えておく必要がありますね。

■シナリオ想定で最低限考えておくこと

・損切りのポイント

・利益確定のポイント

・どうなったらエントリーするのか

上記の事は最低でも考えておきましょう。これができないと話になりませんよ。

8,過去の成功体験にしがみつく

8つ目は過去の成功体験にしがみつくという事です。

これはトレーダーならありがちな事ではないでしょうか?

・前に同じ手法で勝てたからこれで勝てる!

・相場環境が大きく変化しているのに今までと同じようにエントリーしてしまう

このような事というのは過去の成功体験にしがみついた結果と言えます。

また、他にも細かいところではあって

・過去に損切りしなくてうまくいった

→そのトレーダーは損切りしなくなる

・適当にエントリーしても勝てていた

→きちんと分析をしなくなる

といった事です。人間は失敗と成功だと成功体験のほうを記憶します。

それは、失敗は痛みですから忘れるように人間本来の性質としてそうなっているんですよ。この間違った成功体験は非常に問題でして悪い癖がなかなか治らない事になるんですね。

過去の成功にいつまでも縛られていてはいつまでも先へ進む事はできません。

それよりも今、未来の相場がどう動いていくのか想定することがトレーダーに求められる資質と言えますね。

9,判断力の低下

9つ目は判断力の低下です。これは人間なら必ず誰しもがあることでしょう。

時間帯で眠くなる時間だったとか精神的になにか負担になるものを抱えていたりとかですね。

特にトレードでは、メンタルを常に正常で適切な判断を下せるように準備しておく必要がありますので、寝不足や体調不調は厳禁です。

過度の損切りで躍起になって取り返そうとしているときもこれに相当しますので、常に自身を客観視して冷静な判断ができるようにしましょう。

仮に冷静な判断ができないと思ったらトレードしないというのも賢い手です。

10,まだ知らない事(未知)

最後はまだ知らない事、つまり未知です。

・未曾有の金融危機

・まだ知らない知識

上記のものが未知に相当します。つまり、今までは必要なかった、あるいは必要と気が付いていなかったもの。という位置づけですね。

これはどうしようもありません。知らなかった訳ですからね。

ですがそこで思考を止めるのはよくありませんから、次からはそうならない為にどうするのか考えて置きましょう。

未知というのには、自分がまだ使ったことの無いインジケーターを使うとか、相場状況に影響する物にどんなものがあるのか把握できていない場合に起こり得る事だと言えます。

トレーダーである以上は常に勉強よ改善の繰り返しになりますから、知らない事があっても次に活かしてトレーダーとして勝てるようにしていきましょう。

FXでうまくいかないのは失敗の分析ができていないから

FXでうまくいかないのには理由があります。

・失敗の分析ができていない

・失敗が怖くて行動できていない

大きく大別すると上記の2点になります。

何か有効な知識を知ったとしてもそれを行動に移すトレーダーはごく少数ですし、またその中から継続するとなるとさらに少数になります。

つまり、多くのトレーダーはやっていないんですね。

だからうまくいかないのは当然で、簡単そうな情報にばかり目移りしていきます。重要なのはそこじゃないのに…

この記事では失敗について解説していきましたが、この失敗もきちんと受けとめて猛省し次に活かす事ができるか否かで違ってきます。

失敗したらつらくなってトレード自体をやめてしまう人もいますからね。

ただ、1つ言えるのは、勝ってるトレーダーは自分のトレードの失敗を分析して次に活かし続けたトレーダーだということです。

辞めたらそこでトレーダー人生は終了です。

まとめ:トレーダーは負けトレードにフォーカスせよ

FXトレーダーである以上は必ず負けトレードというのが存在します。

これはどんなに稼いでいるスーパートレーダーであっても例外ではありません。スーパートレーダーであっても負ける事は当然のようにある訳です。

ですが、勝っているトレーダーというのは勝ちトレードよりも負けトレードにフォーカスします。

というのも、負けトレードの方が自分のトレード技術を向上させてくれるという事を理解しているからなんですね。

当然ですが負けトレードが少なくなるほどに勝った時に利益が大きく残るトレードができます。その為負けトレードを潰す方が効率的という事ですね。

この事を理解しているだけで、トレーダーとして優位に立つことができるので、これを読んでいるあなたは、勝ちトレードではなく負けトレードにフォーカスしていきましょう。

それで、負けないトレードができてくると長期でいくらでもチャンスは巡って来ますから早く稼ぎたい気持ちを抑えて、気長にトレード技術の向上を目指していきましょう。