FXの勉強をしていると大衆心理を理解しろと言われることが多いです。
大衆心理を理解するのがなぜ大切なのでしょうか?結論から言ってしまうと大衆心理を理解することで勝てるようになるからなんですね。
しかし「大衆心理ってなに?」と疑問に思ってしまうトレーダーも少なくありません。そこで今回は大衆心理についてと大衆心理をトレードで使う方法をお伝えしていきましょう。
FXの大衆心理とは?
FXにおける大衆心理とはトレードをしていく上では切っても切り離せない関係になっています。それは相場価格が人と人の思惑が重なりあってなり形成されているからなんですね。
チャートを見ていると無機質なだだのチャートにしか見えませんがその向こう側にいるトレーダー、つまり相手の事を感がるから勝てるようになるということです。
チャートの向こうには人がいる
チャートは無機質な図でしかありませんがその向こう側には我々同様に人がいます。トレードする時には常に世界中のトレーダーが同じチャートを見てトレードを行います。
そのため自分たちがチャートを見て一喜一憂するようにチャートの向こう側にも一喜一憂しているトレーダーが存在しています。これを理解せずにトレードをしてしまうと誰を相手にしているのか分からない状態になってしまうため勝てないのです。
相場参加者を意識する
相場に参加しているトレーダーたちは必ずトレードの痕跡を残していきます。それを意識しましょう。
移動平均やラインを使うとそれが見えてきますが、移動平均を使えば相場参加者が今どっちのポジションを持っているプレイヤーが多いのか一目瞭然です。
それは移動平均が上向きならロングのプレイヤーが多いことになり移動平均が下向きならショートのプレイヤーが多いということになります。単純な移動平均線でさえこういった事が分かるのに多くのトレーダーは大衆を意識していない為トレードに活用することができません。
なぜ大衆心理が大切なのか?
大衆心理の重要性は一言で言ってしまえば大衆心理を理解してトレードをすれば勝てるからです。
ようは大衆がやることを理解してそれをカモにするということですね。
もっと分かり易く言うと自分が利益を上げるための顧客(ターゲット)になるということです。これはビジネスだと基本の事になりますがFXだとそれが見えなくなってしまいます。
ですがFXも立派なビジネスであるから大衆(ターゲット)の心理を理解していないとトレードでは勝てないということです。
大衆心理をトレードで使うために
大衆心理をトレードで使うための方法はチャートを見ている時に売りのプレイヤー、買いのプレイヤーがどんな値動きをされたら逃げるのかを考えてトレードプランを考えることです。
また、自分のエントリーが売りプレイヤーと買いプレイヤーどっちをターゲットにしているのかを考えるとトレードで活かすことができます。
これ以上は自分で考えてみましょう。自分で考えないとトレードは上手くなっていかないので自分で結論をだして検証してみてください。こういった思考をもってトレードに臨んでいけば勝てるようになっていくのは事実です。
大衆の逆をいく
大衆の逆をいくというのはつまり逆張りの事ですが、この逆張りというのはもともとトレード手法でおがっている時にショートエントリー、下がっている時にロングエントリーをする手法ですが逆張りというのは何もトレードに限ったことではありません。
例えばトレードのスタイルですね。トレードスタイルなんかも大衆がやらないようなトレードスタイルを選んだりするのも逆張りです。
また、トレードの勉強法でも大衆がやらない勉強をします。当然効果のあるものでという事になりますがそれでも少数であることは間違いありありません。勉強法で言うなら多くのトレーダーは手法ばかりを勉強するけれどそれ以外の資金管理やトレードに向かう姿勢を勉強する。ということです。
これが真の逆張りです。逆張りとは投資家にとって必須の考え方であるので早い段階からこの逆張り思考を身につけておくとトレーダーとしても優位に立ち回ることができます。
まとめ
FXで大衆心理を理解することは正解がないため自分の頭で考える必要がある為多くのトレーダーは考えません。
しかしだからこそ考えてトレードに活かすことができればトレードで利益を上げることができます。大衆の事を考えるのはマーケティングの部分になりますから大変ですがそれだけ出来てしまえば利益もでてくるのです。
多くのトレーダーがやらない、理解できないからこそ大衆心理を理解するメリットは大きいです。それぐらい強烈にチャートの味方やトレードの仕方に影響を与えるのが大衆心理なのでしっかりと自分の中に落とし込んでトレードで使っていきましょう。