どうもちゃんどらです。
今回はFXトレードの資金管理とナンピンの使い方について説明していきます。
この記事を読むと理解できる事は
・資金管理とナンピン手法の使い方
・ナンピン手法を使う時の注意点
以上の2点について詳細に説明していきます。
FXの資金管理とナンピンの使い方
FXの資金管理とナンピンの使い方にはコツがあります。
ナンピンするなら資金管理は必須といっていい知識になってくるのでしっかり覚えておきましょう。
ナンピンの使い方
ナンピンの使い方は至ってシンプルで、ある時点かで上がると思っているけれど
いつ上がるかは分からない。
そんな状況の時にナンピンして買い下がりして行くことが戦法になります。
画像の青丸のようにこれから上がるという分析ができていた時に戦略的に買い下がるという行為がナンピンの仕方です。
資金管理がかなり重要
ナンピンを使う上でもっとも重要といっても過言では無いのが資金管理。その中でもロット管理が重要になります。
実際にどのように使うのか?ということですが
例えば、10ロットでエントリーしようとしている局面があるとします。
しかしそこで反発するのではなくまだ逆行されてしまう可能性が少なくともあるという時に10ロットではなく分割して5ロットだけエントリーします。
そして、残りに5ロットは逆行した先のレジスタンスなりサポートなりを見てエントリーしていくというのが一般的なナンピン手法の使い方になります。
この資金管理を考えてやらずになんとなくやると確実に失敗するのでやめておきましょう。
損切りしないと余裕で1晩とかで死ねるのがナンピンなので損切りはマストでできるようにしておきましょう。
ナンピン手法のメリット・デメリット
ナンピンは有効な手段ではありますが、使い方次第では諸刃の剣になってしまいます。
ナンピンのメリットとデメリットをきちんと理解しておきましょう。
まずメリットは
- 損切りの回数を少なくすることができる
- 最初のエントリーが失敗しても何とかなる
- 逆行しても気軽に待つことができる
- 賭けていた方向に動いた時にたくさん利益が取れる
- 平均取得単価を下げることができる
反対にデメリットは
- 損切りに合った時に大きく負ける
- 戦略的にやらないとどツボにハマる
- いつまでもナンピンしなくては行けない状況になる
- 分析がしっかりできていないとそもそも意味をなさない
このようなものが挙げられます。
これらしっかり理解して使っていきましょう。
FXトレードでナンピン手法を使う時の注意点
FXでのナンピンは非常に有効な手段でありますが、反対にトレーダーに対して牙を向いてくる諸刃の剣でもあります。
注意点をしっかり理解して有効活用できるようにしておきましょう。
マーチンゲール手法
マーチンゲール手法と呼ばれるギャンブルのテクニックがナンピンのテクニックとして有名です。
このマーチンゲール手法というのは
ナンピンする時に当初のロットの倍のロットでエントリーしていく手法です。
画像のように下がった価格で倍のロットでエントリーすることにより価格が動いた時に大きく利益を上げることができます。
もし、少ししか戻らなくてもより低い位置で倍のロットでエントリーしている為に損益は微損もしくはトントンで終えることができます。
ここまで聞くといいことばかりのように聞こえますが、実際にはそれだけではありません。
当然負けた時には更に大きな痛手を被る事になりますし、ナンピンの回数によってはいつまで立っても回収できないポジションが出てきてしまうので十分に注意して使うようにしましょう。
回数を限定する
ナンピンの回数というのもとても重要になってきます。
ナンピンがいくら有効な手段だからと言って当然いつまでもナンピンしていては資金が持たないからです。
そのため、必ずナンピンする場合には何回までという回数の限定をしておきましょう。
そうして置かないと、FXのはレバレッジがかかっているため最悪強制ロスカット食らう事態になってしまう為十分に注意が必要です。
無限ナンピンの手法はあるけど超危険な話
FXトレードにおいて、特にドル円なんかで無限ナンピンの手法はあるにはあります。
それで、現状勝ててしまっているトレーダーがいるのも事実です。こうしたトレーダーは損切りは必要ないといいますがそれではいつか破綻してしまうんですね。
理由は3つあります。
・FXはレバレッジのかかった金融商品である事
・2020年以降ボラティリティがかなり高まる可能性が推定される
・無限ナンピンが癖づくと遅かれ早かれどこかで資金が溶ける
上記の3つが理由になります。
どんなトレーダーであっても、証拠金が増えるにあたって、ロットを上げようと考えます。
無限ナンピンですと短期的には負けない事のほうが多いですから調子をこいてロットを上げていくんですね。
ただ、それだとどこかのタイミングで急激なボラティリティが発生した時に資金が溶けるんですよ(それが今日かもしれないし1年後かもしれない)
がおそらく事に例外はないと思います。必ずどこかのタイミングが資金がなくなります。
まとめ:トレードの手法は使うトレーダー次第
さて、今回は資金管理とナンピンの使い方について説明してきました。
内容をまとめると
・ナンピンをする時は戦略的にきちんと資金管理を重視する
・メリット、デメリットを把握して間違いの内容に使う
・ナンピンの回数を限定することでリスクを最小限に抑える
といった感じです。
今回は
ナンピンの手法を説明しましたが、どんな手法でも結局のところ使うトレーダー次第で良くも悪くもなってしまいます。
あくまでも手法というのは勝つための手段でしかありません。
手法と上手く向き合って正しく使いこなせるようにしておくのが勝つための近道といえるでしょう。