今回はヘッド&ショルダーの検証26回目を行っていきます。
前回の検証では、負けトレードとなっていて右肩押し目の水準はこの検証で負けがかなり続いている23.6%の水準でした。
これだと安易にフィボナッチを盲信しているトレーダーが勝てない理由も分かってきますね。つまり、それを適応する場面が重要だと言うことです。
・25回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー26回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証26
まずは環境認識から行っていきます。
今回はGBPUSDの4Hでの下降調整5波動の検証になります。直近大きく上がって行きている中での調整下落からのヘッド&ショルダーの検証です。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
26回目のヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、若干ネックラインまで到達していませんがこういった局面でもエントリーはしていきます。
キレイに効く局面だけではありませんからね…
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
今回の局面にピンバートレールを適応すると…
画像の紫○のポイントでピンバーが発生しているのでここで決済です。
今回の局面では、利益は若干小さくなってしまいましたがまあ上手く逃げられたのでナイストレードです。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩押し目の水準を測ると…
50.0%の水準で押し目をつけているのが確認できます。
26回目の検証の結果
検証期間:2017/5/16 4:00 ~ 2017/8/10 4:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4H
損切りpips : 213pips
利確pips : 426pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 260pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:26回
勝敗:17勝9敗
勝率:65.4%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:22勝4敗
勝率:84.6%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・右肩押し目がキレイにネックラインに到達しない場合もある
今回の検証では、勝ちトレードになりました。
ただ、ヘッド&ショルダーの押し目の水準がキレイに効かない局面の検証ができた非常に有意義でした。
今回のようにキレイに効かない場合の対処法はしっかりと考えておきたいところですね。
それでは!