検証・テスト

FXトレード検証【ヘッド&ショルダー27】

今回はヘッド&ショルダーの検証27回目を行っていきます。

前回の検証では、右肩押し目がネックラインに到達していない局面の検証ができました。

色々な局面の検証ができているので楽しいですね。勝敗なんかはとっくに気にならない心理状態に入る事ができています。

・26回目の検証はこちら

それでは、ヘッド&ショルダー27回目の検証を行っていきましょう。

ヘッド&ショルダーの検証内容

  • 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
  • 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
  • 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
  • ピンバートレールは10pips離して設置
  • 17pips利益方向に動いたら建値決済
  • 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
  • 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)

ヘッド&ショルダー検証27

まずは環境認識から行っていきます。

今回のヘッド&ショルダーの検証の局面は

AUDUSDの4Hで下降推進5波動の検証になります。天井圏から下降してきているところでの検証です。

ヘッド&ショルダーでのエントリー

27回目のヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで負けトレードとなりました。

今回の局面では、環境認識でも行った通り、大きく下落してきた局面での転換を狙ったエントリーでしたが、売り圧力がまだまだ残っており負けトレードとなってしまいました。

【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合

今回の局面では、ピンバートレールでエントリーするタイミングもなく

エントリーした後そのまま下落していっているのが確認できます。

フィボナッチで検証していく

フィボナッチを当てて検証すると…

右肩押し目の水準としてエントリーとなったフィボナッチの水準は

38.2%となっています。

ただ、今回の局面では、どこでもフィボナッチが効かずにそのまま下落となっています。

ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサル

今回は完全な負けトレードになったので、ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサルについて検証していきたいところですが…

ネックラインに対してギリギリ届いていないことが確認できます。

こういった場合は悔しいですが、ノートレードです。おそらくネックラインの選定が問題だったのだと判断できます。

27回目の検証の結果

検証期間:2018/1/24 8:00 ~ 2018/6/26 16:00

通貨ペア:AUDUSD 時間軸:4H

損切りpips : 78pips

利確pips : 156pips

勝敗 : 負け

ピンバートレール & 17pips建値:負け -78pips

ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサル : ノートレード

全トレードの結果と今回の検証の所感

■トレード回数:27回

 勝敗:17勝10敗

 勝率:62.9

■ピンバートレールルールの場合

 勝敗:22勝5敗

 勝率:84.5%

ピンバー否定のロールリバーサル

 トレード数 : 3回

勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%

■今回の気づき■

ネックラインの選定に問題がある場合はすべてが上手く効かない

今回の検証では、すべての検証で上手くいきませんでした。

こうした局面の場合は環境認識が間違っていた可能性があるのでその場合の対処も考えないといけません。

とはいえ、勝率が理論値として33%以上勝てるようなロジックにはなっていますのでこのような負けは仕方無いと考えて次のトレードに行くのも大いにありだと思います。

それでは!