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FXは焦らないトレーダーが勝ちを取っていく理由を完全解説!【待つ事が仕事です】

FXでは多くのトレーダーが焦ってトレードをしています。

  • チャートを見たら急騰していたので焦ってエントリー
  • 想定していない急落で焦って損切り
  • 自分のルール無視のエントリー

などなど、思い当たる方も多いのではないでしょうか?

まず結論から言ってしまうと..

このようなトレードをしている内は勝てません。

というのも勝っているトレーダーは決してむやみやたらにエントリーする事なく、自分のエントリーするポイントまで待ち、損切り・利確はシナリオに沿って実行していきます。

そこで、本記事では

  • 焦らないトレーダーが勝ちをもぎ取っていく理由
  • FXで焦らないために必要なこと
  • FXで焦らずにトレードするテクニック

上記の内容で解説していきます。

この記事を読むことで、あなたは待つトレードが如何に大切か理解できるでしょう。

FXは焦らないトレーダーが勝ちをもぎ取っていく理由

FXは焦らないトレーダーが勝ちをもぎ取っていく理由

FXは焦らないトレーダーが勝っていきます。人間は焦ってしまうと冷静な判断ができなくなってしまうため当然のこと。

しかし、実際にお金が絡んでくるとそう簡単に焦る気持ちを制御できなくなってしまいます。
いつも焦ってしまうのは、自分の想定していない自体が起こった時です。

朝早く起きるつもりなのに寝坊してしまった。
急な予定が入って時間がない。
このような状況では、冷静な判断ができなくなってしまいます。

これは、FXでも同じことが言えます。では、勝てるトレーダーはなぜ?焦らずにトレードできるのか?

  • 急落・暴落のどちらのシナリオも持っている
  • 儲ける事を焦っていない
  • 心理的な余裕がある
  • 自分のトレードルールに従ってトレードできる

上記のことができているから勝てるトレーダーは勝っていきます。

それでは、順に解説していきます。

急騰・暴落どちらのシナリオを持っている

トレードにおいて、一つのシナリオしか持っていない場合は、非常に危険な状態です。
常に、自分の思うシナリオと全く逆のシナリオも同時に用意することで、いかなる事態にも対応できるように勝てるトレーダーはしています。

また、そのようなシナリオができない場合には、無暗にトレードはしません。しっかりと自分のシナリオが持てるまで待つことができます。

儲けることを焦っていない

勝てるトレーダーは儲けることを焦りません。それは焦ってトレードしてもいい結果にならないことを知っているし、焦って儲ける必要がないからです。

反対に

・早く稼ぎたい

・来週必要なお金をFXで稼ぐんだ!

といった思考方法でFXに取り組むトレーダーは負けます。FXはもちろん短期的な儲けも期待はできますが、それよりも長期的な儲けにフォーカスするのが適切です。

FXを数ある儲ける手段の1つと捉えて自分の勝てる時にだけトレードすることができます。そのため、儲けの機会をしっかりと伺い焦らずにトレードができるため勝つのです。

心理的に余裕がある

心理的に余裕があるということは焦っていない状態です。トレードは特にトレーダーのその時のこころの状態がトレードのパフォーマンスに大きな影響を与えることを理解しているからトレードに臨むときには常に心を落ち着けてトレード臨みます。

  • 連敗して資金が大きく減ったとき
  • FX以外でなにか嫌なことが合ったとき
  • 体調が優れないとき
  • 早く稼ぎたいとき

上記の時には普段どおりの正確な判断ができるとは限りません。もちろんこういった時も平常運転できる精神力は鍛える必要がありますそれはまずは置いておきます。

短期的な儲けを期待するほど、資本主義においておかしな行動をします。負けてしまうトレーダーの大半はお金を増やすということに整合性がとれておらず自尊心を優先してしまいます。それが結果的に大きな損失に繋がる事にはもちろん気づかずにです。

ですので、きちんと心理的に余裕がある状態でトレードに臨むようにしましょう。

自分のルールに従ってトレードできる

自分のルールに従うことで焦らずにトレードができます。自分のルールにきちんと自身がありそれで勝てることが分かっているから、チャートを見ていても急騰に飛び乗ったり、慌てて損切りをするということがありません。

つまり、自分のルールに絶対の自信があり、その通りにトレードをしていれば勝てるということを知っているから焦る必要がないのです。

FXで焦らない為に必要なこと

FXで焦らないために必要な事

FXで焦らずに勝っていくトレーダーが勝ちをもぎとっていく理由は分かったけど実際にどのようにしたらいい?
具体的にどんなことをしていけばいいのか紹介していきます。

  • チャンスに後から飛び乗らない
  • エントリーのシナリオが崩れるまでエグジットしない
  • すぐに儲けようとしない
  • エントリーの際に3つのシナリオを描く

順番に解説していきます。

チャンスに後から飛び乗らない

チャートを見ていると後から、「しまった…エントリーし遅れた」と思うところがあります。
そのようなポイントには後から絶対に入ってはいけません。

勝てるエントリーのチャンスは多くありませんが、できるだけ有利な位置でポジションを取得する必要があり、遅れてエントリーしてはリスクが高くなってしまうのです。

エントリーのチャンスはまたやっていきます。
エントリーが遅れた場合には、素直にそのエントリーは見逃して次のチャンスを探しましょう。

エントリーのシナリオが崩れるまでエグジットしない

エントリーをしてすこしでも利益が出るとすぐに利食いをしたい気持ちになります。
そのような時でもきちんと最初に決めたシナリオが崩れるまでエグジットはしてはいけません。利益はできる限り伸ばしましょう。

また、逆も同じです、自分のエントリーの際に決めたシナリオが崩れているのに損切りをしない場合には素直に負けを認めて損切りをしましょう。

いつまでもそのようなポジションを持っていると資金効率が悪くなるばかりか、自分のトレードに悪影響が及んでしまいます。

ルール無視はトレーダーにとって1番の愚行です。

すぐに儲けようとしない

FXは、利益をこつこつと積み上げていくものです。特にFX初心者は誇大な表現をしている広告やインフルエンサーの影響を受けやすく、「1日で100万稼いだ!」「毎日5分で月給30万円」などに惑わされてしまいがちですが、彼らは、トレードしているロットも大きいし、しっかりとした自分のロジックがあってトレードを行っています。

始めたばかりの時ほど、焦って利益を求めてしまいがちですが、何事も順序というものがあります。
まずはしっかりと経験を積んで、儲けることを考えるのは経験を十分に付けてからにするのが賢明です。

参考:FXは勉強するほど負ける?勉強は本当に意味がないのか?

3つのシナリオを描く

エントリーのシナリオは少なくとも3つ作りましょう。
1つだけは、エントリーしてはいけません。それは、1つのシナリオ以外の事態に陥った時に対処が遅れるます。

FXはその時の政治状況や要人の発言により思いもよらぬスピードで自分のシナリオと逆に動く場合が多くあります。そのような事態にもすぐに対応できるように最低3つのシナリオを描いておく必要があります。

3つのシナリオは

  • 楽観的シナリオ
  • 悲観的シナリオ
  • どちらでもないシナリオ

以上の3つです。ポジティブなトレーダーでも悲観的シナリオを用意しておく必要がありますし、悲観的なトレーダーは反対に楽観的なシナリオを用意しておく必要があります。
このように最低3つのシナリオを用意しておいてどのような事態にも対応できるように準備をしておきましょう。

FXで焦らずにトレードする為の3つのテクニック

FXで焦らない為の3つのテクニック

ここからはFXで焦らずにトレードする為のテクニックについて触れていきます。

  • 複数通貨ペアを監視する
  • トレードだけの収入に依存しない
  • 検証をして自分の手法のエッジを理解しておく
  • 余剰資金でトレードする

上記の事がFXで焦らない為のテクニックです。

複数通貨ペアを監視する

まず前提として、焦らずに自分の手法のみにトレードのポイントを絞っていくと

エントリーポイントは自ずと少なくなってきます。ただ、ここで1つの通貨ペアだけ見ている。

そんな状況では利益の機会が非常に少なくなるため焦ってトレードしてしまう要因になります。そこで解決策として、複数通貨ペアを監視してトレードポイントを探っていきます。

海外証券では20通貨ペアぐらいは余裕でありますし、こうすることでエントリー機会が少なくなる。という問題は避けられます。

1つの通貨ペアでその通貨ペアの特徴を掴むのは非常に大切な事ではありますが、テクニカル分析のトレーダーであれば、結局同じチャートですからきちんと検証したルールを守ってトレードすれば、他の通貨ペアでのトレードでもさほど違いはありません。

参考:FXがやりやすい通貨ペアは?初心者が通貨ペアを選ぶときに注意したいこと

トレードだけの収益に依存しない

トレードだけの収益に依存してしまうと、エントリーポイントを無理やり探す事になってしまいます。

例えば:毎月20万の支出があるトレーダーが月末までに残り1週間で

利益が10万しか出ていない。

こんな状況になったら心理的に焦らずにトレードができるのでしょうか?

ということです。もちろん相当心臓に毛が生えてメンタルの強いトレーダーならばできるかもしれませんが、大半のトレーダーは負けて資金を減らすだけです。

また、相場状況なんかも関係してきます。

反対に:毎月の支出は自分の事業で20万の収入があるからそこから賄える。

それと平行してトレードで利益を上げている。

上記の場合だとどうでしょう?トレードにおける精神的な負担が相当軽くなるのが理解できると思います。

トレードはメンタルが非常に重要です。焦ったら負ける。

専業トレーダーはトレーダーならば誰もが憧れる存在です。ただ、専業トレーダーはトレードに収益が依存してしまうため、それでも焦らずトレードするだけの度量が必要になってきます。

検証をして自分の手法のエッジを確認する

以外に感じるかもしれませんが、検証作業。

これも焦らない・待つトレードには有効です。

理由は単純で、自分の手法のエッジが効くポイントが理解できるから。

ただこれだけです。

自分の手法で負けやすいところが検証作業で理解できてきて、体でも理解していくため

むやみにエントリーすることが少なくなります。また、仮にエントリーしてしまってもすぐに損切りができるようになってきます。

このように検証作業を通じる事で待つトレードができるようになるので検証作業も非常におすすめです。

余剰資金でトレードする【大前提】

大前提でありますが、余剰資金でトレードすることが重要です。

  • 生活資金を証拠金に使う
  • 老後の資金、子供の養育費を証拠金に使う

上記の判断はかなり危険です。

重要なのは、損が発生した時に冷静な心理状態を保つ事ができるのか?ということ。

上記の2つでは、どちらも損が発生した時に冷静に判断するのは難しそうですよね?中には強靭なメンタルを持っている方もいるかもしれませんが大多数は冷静な判断ができなくなります。

だって、将来に使うと分かっている資金ですから。

だからこそ余剰資金でトレードする必要があるんですね。根本的なこの部分ができていないと安易にトレードして損して退場する。残念なサイクルが待っているだけなので注意しましょう。

軍資金がどうしても捻出できないならば、FXをやる以前の問題です。

参考:FXの軍資金は最低いくら必要なのか?軍資金の作り方まで解説【結論:多ければ多いほどいい】

まとめ:トレードは待つことが仕事です

トレードは待つことが仕事です

記事の内容をまとめます。

  • FXは焦らないトレーダーが勝ちをもぎ取っていく
  • 利益を得るために必要なのは待つこと

という感じです。

それで、トレーダーの仕事というのは、いったん検証を終えて手法が確立したら

待つこととチャートのチェックが仕事になります

となると暇になってしまう訳ですが、その時間を使って新しいロジックの検証や既存の手法の更なるブラッシュアップ、ご自身のビジネス構築の時間に当てましょう。

本来トレードを始めた目的は資金を増やすことであります。そのためには待つことが必須ですから、勝ちトレーダーになれるようにきちんと待つトレードができるようになりましょう。