FXを始めたばかりのころは勉強が必要だと感じます。
しかし、なにを勉強したらいいのか?どうやって勉強したらいいのか?初めの頃は当然右も左も分からない状態ですから、このような悩みが出てくるのは当然です。
それで、多くのトレーダーがまず陥ってしまうのが手法の勉強ばかりに目が行ってしまうこと。
これで勝てればいいですが、実際の相場で勝つのは手法の勉強だけでは不十分なんですね…
結論から言ってしまいますが、
基礎を徹底的に学習していくことが1番勝つ為の最短距離
というのも、実際に勝っているトレーダーは何も複雑な事はしておらず、非常にシンプルな手法で勝っているものです。
そのためにも必要になってくるのが、資金管理の技術だったり、メンタルコントロールということ。
そこで今回はFXの勉強の仕方として適切な方法を紹介していきます。
FXは勉強すれば本当に勝てるの?【結論:勝てます】
勉強すれば本当に勝てるのでしょうか?そう疑問に思う方も多いと思います。逆に勉強をしないで勝てることはあるのでしょうか?勉強は必須になります。
まず、ここでは最低限の勉強すべき事をお伝えしていきます。
- FXの最低限の用語の理解
- FXの仕組みの理解
- ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析
上記の事は最低限トレードを始める前に理解しておきましょう。トレードはビジネスですからどうやって収益を上げているのか?そのビジネスモデルを理解するのは大前提の話です。
FXの最低限の用語の理解
まずはトレードの世界の言語を覚えましょう。これがないと文章を読んでも理解が進みません。
話が通じないということになってしまいますので最低限の用語は頭に入れておきましょう。
・損切り → 損を確定すること
・利食い → 利益を確定すること
・ロング → 買い注文の事
・ショート → 売り注文の事
・証拠金 → トレードする為に必要な担保のお金
・レバレッジ → 口座資金よりも大きな資金で取引する為の仕組み
ざっとこれぐらいです。本当はもっとありますが、今回は最低限で理解しておきましょう。
また、この記事でもたくさんの用語がでてきますので気になったら調べておくといいですね。
FXの仕組みの理解(ビジネスモデル)
まずはFXの仕組みの理解をしていきましょう。
簡単に説明するとFXとは
為替の価格の上下の動きを利用して、その差額を損益として得ることのできる取引です。
非常に簡単に説明したので興味がある場合は詳しく調べてみてください。
仕組みはこれだけです。安く買って高く売る究極的にはその繰り返しを行って利益を上げていくのがFXです。
では、仕組みを理解したら次は何を勉強したらいいのでしょうか?
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
FXには取引をする際に、現在の価格が取引するのに適しているのか分析する必要があります。その分析手法には大きく分けて2種類あります。
それがテクニカル分析とファンダメンタルズ分析です。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析にそれぞれどんな特徴があってどのように使うことができるのかしっかりと理解しておきましょう。
参考:FX初心者はテクニカルかファンダメンタルズか?迷ったらテクニカルで行こう
トレードは勉強すれば勝てるようになるがそれだけでは不十分
FXトレードというのは、他の物事と同様で勉強しなければ勝てるようにはなりません。
ですが、多くの方が実際には熱心に勉強をしているが勝てない。
これが事実だと思います。
この理由は簡単で勉強するベクトルを間違えているから。
というのも、トレードでの重要な事はテクニカル分析に代表されるエントリーの仕方や相場の味方だけでは不十分だから。
ここで多くのトレーダーはテクニカル分析ばかりに目が行ってしまいますが、
それ以外にもトレードで重要なことはたくさんありますから、視野を広げて自分に足りないものが何かを考える必要があります。
特に手法は極端な話、無料で手に入るもので十分です。
参考:テクニカル分析の勉強は必要ない!FXで勝つためにはこれをやれ
参考:【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説:リスク管理は必須
FXはどうやって勉強すればいいのか?【検証と実践】
FXで勉強すれば勝てるといいましたが、それは正しい勉強をした時のみです。間違った勉強をしていては効率が悪いばかりか、最悪の場合、損失を出すことに繋がってしまう可能性があるので十分に注意しておきましょう。
1つの手法を繰り返し勉強・検証する
FXを始めたてのころはすべてが新鮮で沢山のことを吸収できるでしょう。ブログや本、教材、動画など沢山の勉強するコンテンツも存在しています。
まずはその中で1番気に入った手法を試してみましょう。
実際にトレードをすることが1番勉強になります。実際にトレードする事で、勝ち負けに関係なく何かを学ぶことができます。
沢山トレードしてどんどん勉強していきましょう。
ここでの注意点はお金を稼ぐ事ではなくて、どのような時に負けやすいのか?理解していくことにあります。
- デモトレード
- リアルトレードの最低取引単位
そのため、上記のどちらかで必ずトレードしましょう。ここで大きな資金を失ってしまうと後で取り返すのに相当な時間を要します。
どんな局面で有効な手法なのか理解する
手法には絶対に勝てるものはなくて、どんな手法にも勝ちやすい相場と負けやすい相場が存在しています。
その為、あたな自身が使う手法がどんな局面で有効になるものなのか理解しておく必要があります。
これが勉強であり、検証です。
言うなれば、自分の武器の知る。ということ。これができるようになってくると負けづらくなってきます。
どんな局面で有効な手法かが明確になるから当然ですね。
負けトレーダーの多くは何でもかんでもエントリーしますが、実際にはシグナルが発生していても、勝ちやすいシグナルと負けやすいシグナルは存在します。
これは検証・経験の量でしか培う事はできません。だから勉強と検証が重要になってくるのです。
自分の頭で考える
相場での事象に関して、何が起こっているのか正解はありません。
そこにあるのは、トレーダーそれぞれの解釈です。ですが、それでいいのです。
この動きは多分こうだな、こっちはこういう理由だな。
といった具合に、あなた自身の解釈で相場の認識を行ってください。
もちろんその解釈の指針になるものは存在しますからそれらを参考にするのが吉です。
- ダウ理論
- エリオット波動
- グランビルの法則
などがそれに当たります。特にダウ理論は相場を理解する上で必須の知識といえるので
どんなトレーダーでも確実に理解しておく必要があります。
参考:FXで基礎中の基礎なダウ理論の使い方を徹底解剖【チャート分析に必須】
トレード日誌をつける
トレードする時に注意してほしいのが、ただトレードをするのではなく明確な根拠を持ってトレードしてください。また、その際にしっかりとトレード日誌を付けるようにしましょう。
トレード日誌はトレーダーにとって欠かせない物です。
トレードのルールに沿うために、トレードの振り返りをするために、自分の成長の記録として残すことができます。
日誌の形式は問いませんのでまずはトレードするごとにしっかりをトレード日誌を付ける習慣を付けていきましょう。
参考:FXでトレード記録の付け方と記録を付ける重要性を徹底解剖
「FXは勉強すればするほど負ける」は全くのウソ
最後に、FXは勉強すればするほど負けるという話があります。これは全くウソです冒頭でも書きましたが、勉強は必須です。しかしそれは正しい勉強が必須ということです。
勉強すればするほど負けるというのは、情報が多すぎることが問題です。自分の感覚でビビット来るものがあったらそれを徹底的に検証してみましょう。
勉強すればするほど負けるトレーダーは検証をしていません。トレーダ―に検証は必ず必要なスキルなので検証はできるようになっておきましょう。