FXトレードで損切りできないトレーダーは多いです。これは多くのブログ、書籍等で言われています。
と悩む方が大半ですよね。意識してもできないから中々損切りができません。
それはどんなトレーダーでも通る道なのでしっかりと克服していけばOKです。
そこで今回は
- 損切りができない場合の原因と対策
- 損切りができるようになったら根拠のある損切りを
といった内容で解説していきます。
FXで損切りができない場合の原因と対策
まず、FXで損切りができないトレーダーは負けます。
これは必然でして今は良くてもいずれどこかで大きくやられることになるのでマストで損切りはしましょう。
損切りができない要因
損切りができない原因には以下のものがあります。
- ロットが大きすぎる
- 検証していない
- 損切りの重要性の理解が甘い
- 資金が減るのが嫌だ
- 軍資金が少ない
上記のものがあります。
これらはすべて個別に対応していく必要がありまして、時間はかかりますがどれもトレードにおいて重要な事項になりますので確実に解消していきましょう。
参考:【悲報】FXに損切りしない方法は存在しない。諦めて損切りしよう
損切りができない場合の対策
損切りができない場合の対策は以下の通りです。
- ロットが大きすぎる → 適切なロット調整
- 検証していない → 検証しましょう
- 損切りへの理解が甘い → 損切りについて理解を深める
- 資金が減るのが嫌だ → リスクを受け入れる
- 軍資金が少ない → 軍資金を捻出する
FXで根拠のある損切りができないトレーダーは負ける原因は?
ここからは発展でして、損切りができるのは大前提として、根拠のある損切りと根拠のない損切りがある訳です。
根拠のある損切りができないとトレードでトータルで利益を上げていくことは難しくなるので注意しましょう。
損切りできないトレーダーよりはレベルが高い
まずそもそもの話、損切りができているという時点で一般のトレーダーよりもレベルが格段に高いことは言うまでもありません。
多くの負けトレーダーたちは損切りができなくてFXから退場をしていきますが
その壁を乗り越えることができたということで自分を褒めてあげましょう。
トレードに必ず必要な損切りという技術でさえできるトレーダーは本当に全体のうちの少数です。
根拠のない損切りが真似く結末は?
損切りができることはトレーダーとしてかなりのアドバンテージがあります。
が、ただ損切りができるだけでは勝ち続けることは難しいです。
というのも
損切りの根拠のないトレードは総じて結果としていいものにはならないから。
例えば…
損切りをした後にすぐに元の価格に戻ってきてしまうといった事が1番大きいです。
このような損切りをしてしまうと誰でも悔しいとかくそ―と熱くなってしまうのは当然で次のトレードに悪影響を及ぼしてしまいますし、時間効率的にも悪くなってきます。
だからこそ、根拠のある損切りをすることでもし損切りにあったとしても次に改善する余地が生まれるし、
納得のいく損切りになるので損失を心理的に受け入れやすくすることができるということです。
参考:FXスイングトレードで適切な損切りラインの考え方【やることは同じです】
FXで根拠のある損切りができるようになる方法
さて、ここまで根拠のある損切りができないと起こる結末についお伝えしてきました。
ここからは根拠のある損切りができる方法をお伝えしていきましょう。
具体的な方法は以下の3つとなります。
- エントリーを根拠のあるものにする
- 許容損失を決めておく
- どういった値動きで損切りするのかのイメージを持つ
- 検証してトータルで利益が上がる可能性を確認しておく
1.エントリーを根拠のあるものにする
根拠のある損切りをするためには、そもそもの話エントリーを根拠のあるものにしておく必要があります。
というのも、根拠のある損切りはエントリープランがないと立てることが難しいからなんですね。
例えば、
値ごろ感でなんとなくエントリーをした場合に、根拠のある損切りポイントは見つかりますか?
値ごろ感でエントリーをしてしまった場合には、どこの価格が直近意識されているのかを判断することができない為、損切りの根拠を見つけることができないんですね。
根拠のある損切りをするためにはまずは、
・このサポートラインに来たらエントリーをしよう
・損切りの根拠はサポートラインをブレイクしたらだな
と明確な根拠のあるエントリーをしてこそ、それに合わせて根拠のある損切りができるということです。
つまり、エントリーの根拠が崩れる所が損切りの根拠としてふさわしいということです。
2.許容損失を決めておく
根拠のある損切りをするための2つ目方法は、許容損失を決めておくことです。
これは自分が1度のトレードでどれだけの損失まで最大で許容できるのか?ということですね。
これがないと根拠のある損切りができていたとしても損失が大きくなってしまい結果として資金が目減りする原因になってしまうので必ず1回のトレードの許容損失額を設定しておきましょう。
3.どういった値動きで損切りするのかのイメージ(上級編)
最後はどういった値動きで損切りするかのイメージを持つということです。
これはかなり難しいですが、急激に一気に落ちてくる時とじりじりと下がっていくときで損切りのポイントは変わるということです。
急激に落ちてくる方は、どこかのサポートでまた急反発する可能性も考えられますし、じりじりと下がってくる場合には建値で損切りできる可能性も出てきます。
非情に難しいですが値動きの動き方で損切りの根拠を変えるということです。
これは値動きのイメージが出いていないと難しいですし、先に述べた2つのことができていない時にやっても上手くはできません。
そのためこれは上級編といえますね。(もちろん練習すればできるようになります。)
参考:【必須】FXトレードでおすすめ練習方法を教えます【注意点も解説】
4.検証して利益が上がる可能性を確認しておく
4つ目は、検証して利益が上がる可能性を確認しておく。です。
という方が大半だと思いますが、あなたの大事な資金が検証してないと減る訳ですから今すぐするべきです。
エントリー根拠を持ったらエントリーする回数が必然的に減る訳ですが、トレードしない分時間ができますよね?
その時間を検証に当てます。
検証する → 今のロジックで利益がトータルで上がる事が確認できる
→1回のトレードに一喜一憂しなくなる
→次第に損切りができるようになる
上記の工程を踏むようになってきます。もちろん最初はそれでも損切りができない事のほうが多いですが、検証しているとだんだんと損切りができるようになってきます。
いうなれば検証は損切りするための精神修行のようなものです。
まとめ:損切りができるトレーダーは強い
記事の内容をまとめます。
■損切りができない場合の原因と対策
・ロットが大きすぎる → 適切なロット調整
・検証していない → 検証しましょう
・損切りへの理解が甘い → 損切りについて理解を深める
・資金が減るのが嫌だ → リスクを受け入れる
・軍資金が少ない → 軍資金を捻出する
■できるなら根拠のある損切りをしよう
FXで損切りができないトレーダーが多いため、損切りができるだけでもかなりのアドバンテージがあります。
損切りができるようになったら次は根拠のある損切りができるトレーダーになって、さらなるアドバンテージを得ていきましょう。
この時のコツは自分の今の技術でできる範囲でやっていくということ。
できないことをやろうとしても結果として負けてしまったら意味がないので少しずつ練習をしてできるようにしていきましょう。
今回は根拠のある損切りができるようになる方法を3つお伝えしましたがこれを1度にやろうとするのではなく、順番に1つずつ身につけていきましょう。