よくビジネスの世界では、社会貢献をすることが大事だという文言を見かけます。
当然それは人間のお金稼ぎをする人がすべき事だと思っていまし、実際に勝っているトレーダーさんは社会に自分がどんな価値を提供できるのか考えている方も多くいます。
ですが、現実問題FXトレーダーは言ってしまえばニートのようなもので、向き合うのはチャートと自分だけ…
そんな状況でどんな社会貢献をしているのか?どんな社会貢献ができるのか考えていきましょう。
FXトレーダーができる社会貢献には何があるのか?
あくまで、私個人の意見ではありますが、FXトレーダーができる社会貢献には以下のものがあると思っています。
- 納税
- 初心者トレーダーの教育
- 流動性の提供
上記の3つです。順番に解説していきましょう。
納税
まずは納税ですね。これはトレーダーだけではなくお金稼ぎをしている人全員が行っている事であります。
■国内口座
申告分離課税で利益分の20%を納税する必要がある
■海外口座
雑所得扱いになるので、累進課税で最大65%を納税する必要がある
上記のようになってまして、稼げるようになったトレーダーは何も意識しなくとも社会貢献ができるようになっています。
初心者トレーダーを教育している
続いて、初心者トレーダーを教育している。ということです。
これは直接教えている訳ではありませんから、イメージする必要がありますが
■トレーダーが利益を出す時には反対側に損を計上しているトレーダーがいる
→ そのトレーダーは負けた事実を受け止める必要がある(厳密にはトータルで負けてない場合があるからすべてとは言えない)
→ つまり、勝っているという事は間接的に初心者トレーダーや負けトレーダーを教育しているという事になります。
上記のようになりまして、間接的にトレーダーを教育しているということになります。
講師としてトレーダーを育てる
上記の発展系とも言えますが、講師として初心者トレーダーを育てる講師の方も多く存在します。
稼いでいないかたからすると
となってしまう訳ですが、ここには理由がありまして
- 今まで積んできた技術を誰かに継承したい
- 自分はもう満足したから、誰かに成功してもらうために教える
- 自分だけ稼いでいても暇だから同じ生活スタイルの友達が欲しい
上記のような思想を持って講師の方はFXの技術を教えてくれているんですね。
最近は詐欺商材というのも減ってきてまして、きちんと講師の教えを踏襲していけば稼げるものが増えているのも、こういった方々がフロントにでてきてくれているおかげだと言えます。
流動性の提供
最後は流動性の提供です。
替為相場に参加しているのは、FXトレーダーだけだと勘違いしがちですが相場参加者は他にもいます。
- 輸出、輸入をしている企業や個人
- 旅行で外貨獲得する人
- 外貨建ての商品を購入する企業、個人
上記のように、相場参加者はいる訳ですね。
こうした相場参加者はFXトレーダーと違って一方通行の取引だけするのが大きな特徴になります。
トレーダー以外の相場参加者も流動性がないと現在のレートではなく不利なレートで円やドルに換金する必要があるんですね。
だからこそ、トレーダーが流動性の提供をして企業や個人の替為の手助けしていると言えます。
これは替為市場が自由市場だからこそできる事でもありますが、現在のところはこのようにしてトレーダーが社会貢献していると言えます。
流動性の提供の観点を考えると1番貢献しているのはスキャルピングトレーダー(スキャルパー)という事になりますが、
スキャルピングは激ムズなのでやらないほうが賢明です。
まとめ:テイカーじゃなくてギバーになろう
記事の内容をまとめます。
■トレーダーがしている社会貢献には
- 納税
- 初心者トレーダーの教育
- 流動性の提供
上記の3つが直接的でなくても関節的に社会貢献しているといえる
世の中には、テイカー(くれくれ君)とギバー(与える人)とマッチャー(人によって変える)の3種類の人がいる訳ですが
ここで人生で1番失敗するのはギバーの人なんですね。
ただ、人生で1番成功するのもギバーの人なんです。
テイカーにはまったギバーは最悪な結末になるし、ギバーとギバーが良好な関係を気づけば相乗効果でとてつもない力を発揮します。
FXに限らず成功している方はギバーの精神を持っていますしかなり謙虚なのが特徴ですね。
こういった心理状態は稼いでいるからとかそういった事は関係ないので常日頃からの意識で改めておく必要がありそうですね。