今回もピンバーとMAの検証を行っていきいます。
直近の検証では、負けトレードの方が多い印象でメンタルが鍛えられている感じがいいですね。
・29.30回目の検証はこちら
それでは、31.32回目の検証を行っていきます。
トレードロジックの内容
- MA(75)とピンバーを使う
- MAにピンバーがタッチしたところでエントリー
- 損切りはピンバーのすぐ下に置く
- 利益確定はリスク:リワード 1:2のところで利確する
- 時間軸は4Hで行っていきます
ピンバーとMAのトレード検証31
31回目の検証ポイントはノートレードとなります。
理由はピンバーの実体を抜けていないからです。これは久々に見ましたね。
ノートレードの検証は過去にも2回程あります。
上記でも同じような局面でのノートレードの判断をしている訳ですが、このノートレードの判断はリアルタイムではかなり重要になってきます。理由は、負けを未然に防ぐ事ができるからです。
事実今回の検証でも仮にエントリーしていたら負けトレードになっていました。
グランビルの法則から確認する
31回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると
・グランビルの法則売りの3番
と判断できます。根拠は大きくMAに戻ってきた水準だからですね。
結果的にここでMAが上手くレジスタンスになっていれば、下落していった可能性が高そうですね。
31回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2017/4/17 0:00 ~ 2017/4/19 16:00
勝敗:ノートレード
損切り地点まで: なし
利確目標値: なし
ピンバーとMAのトレード検証32
32回目の検証ポイントでは、ロングエントリーで負けトレードという結果になりました。
この局面ではまだレンジ相場になる可能性が高かったのかもしれません。理由は直前高値にトライした後で下がってきているポイントからそのように判断しています。
グランビルの法則から確認する
32回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると。
・グランビルの法則買いの2番
と判断します。根拠はMAを1度上抜いた後の戻しで発生しているピンバーだからですね。
32回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2017/3/3 00:00 ~ 2017/3/8 16:00
勝敗:負け
損切り地点まで: 27pips
利確目標値: 54pips
全検証のトレード結果と今回の検証の所感
■全トレードの結果
勝率:51.7% 15勝 14敗
今回の検証では、ノートレードと負けトレードになりました。ついに勝率が50%付近まで来てしまいましたね。
筆者自身勝率は高い勝率の手法が好みなのでこれは採用できませんが、検証自体は非常に面白いのでこのまま継続していきます。
理論値は33.33%以上あればトータル勝てる手法になっています。もちろんスプレッド等を考慮すると40%は最低でも担保しておきたいところですね。