検証・テスト

トレードロジック検証7【ピンバー】

本日もトレードの検証を行っていきます。

直近ではファンダメンタルズの要因として、EU離脱問題に関する状況もあり

ポンド関連の通貨が大きなボラティリティで動く可能性があるので注意が必要ですね。

それでは、7回目の検証を行っていきます。

・前回の検証はこちら

トレードロジックの内容

  • MA(75)とピンバーを使う
  • MAにピンバーがタッチしたところでエントリー
  • 損切りはピンバーのすぐ下に置く
  • 利益確定はリスク:リワード 1:2のところで利確する
  • 時間軸は4Hで行っていきます

実際のチャートで見ていく

今回の検証では、水色の丸がエントリー検討に値するポイントになります。

ただ、この場合はエントリーしません。

ピンバーの実体の下限を次の足で抜けていないから

これが根拠となります。

ピンバーを確認してからエントリーというのが、リアルタイムで求められる訳ですが、この時にピンバーの実体の下限を抜けたところでエントリーするというのが肝になってきます。

実際に拡大してみると…

ピンバーの次のローソク足が陽線で切り上がっているのが確認できます。

このような時はエントリーしないという方向で検証していきたいと思います。

グランビルの法則から確認する

今回の局面では判断が難しいところですね。

というのも、強引になってしまいますが

・グランビルの売り3番の後半

・グランビル買い法則1番になる手前

このどちらかという見方ができると思います。どちらも明確にこれ!

という判断はできないため、今回の局面に関してはグランビルの法則が適応させづらい局面だった。という判断になります。

今回の検証の結果

通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H

検証期間:2019/5/3 8:00 ~ 2019/5/8 8:00

勝敗:ノートレード

損切り地点まで:なし

利確目標値: なし

■全トレードの結果

勝率:83.3% 5勝 1敗 

今回の検証の所感

今回の検証では、いいケースの検証ができました。

ここのトレード判断というのが、難しい訳ですが、結果的にノートレードということで今回の検証は終了です。

システムトレードとなると判断に裁量が介在しないように、感情を排して考えて行く必要があるので、このように細かいところまでどのように判断していくか?決めておく必要があります。

ここが、心理的に難しいという場合は検証すると少しずつ矯正できていくので、やっぱり検証して体感するしか有りませんね。