上記の疑問に答えていきます。
FX初心者は手法選びをしない方がいい理由
FXの取引手法は選ばない事が賢明です。
そもそも、なんで手法選びをするか?
自分の生活や正確と合致した手法だと無理なくトレードができるから。
- 自分の今の手法以外にリスクヘッジする手法が欲しい
- その為の手法を探して検証する
ある程度慣れた中級者以上のトレーダーであれば、これでも問題ありませんがFX初心者がこれをやると失敗します。
というのも、手法以外の資金管理だったり、マインドができていないから結局武器を手に入れても使いこなせない。
FX初心者が手法選びする前にやるべき事
- 相場の原理原則の理解
- 資金管理技術の習得
上記が手法選びよりも先に勉強しておくべき事になります。
これは本質中の本質でして、手法は目に見える為そっちが魅力的に感じてしまいますが、実際は原理原則の理解と資金管理技術がきちんとできていれば、まず負けません。(もちろん、トータルでの話。途中でルール無視のトレードすれば当然負ける)
特にFXの原理原則の理解は本当に深すぎまして
やればやるほど奥が深いなと感じます。(私は相場経験3年ほどになりますが今でも新しい学びがあります。)
■相場の原理原則
・ダウ理論
・エリオット波動
・グランビルの法則
上記が原理原則になる訳ですが、これらはどんなトレーダーでも使うものでして、基礎として積み上げられるならば積み上げるだけいい訳ですね。
ピラミッドでも1番下が面積が1番広いですし、高層ビルでも基礎工事がどれだけしっかりするかで耐久度が違う。
FXもこれと同じで、この原理原則が基礎になりまして、ここをどれだけ頑強にできるかでその後に手にする手法の扱い方に大きな差・違いが生まれます。
なお、資金管理についても同様で知れば簡単ですが、知っていてもなかなか守れない。自分の心の弱さと戦う事になります。
月単位で負けなくなってきたトレーダー向け:FX取引手法の選び方
ここからは原理原則を学んで、月単位で負けなくなってきたトレーダーに向けてトレード手法の選び方について解説していきます。
トレード手法を選ぶ時のポイントは以下の通り
- 検証して優位性が確認できている
- 自分のライフスタイルと合致している
上記の2点に着目してトレード手法を選んでいきます。
ポイント①:検証して優位性が確認できている
1つ目のポイントは検証してその手法の優位性が確認できるかどうか?という点です。
これは手法を採用する時の大前提になりまして、この段階がクリアできない手法ではリアルマネーを使って取引する事は絶対にしてはいけません。(ただただ資金が溶ける)
だからこそ検証して優位性の確認が取ってから採用していきます。
極論、どんなトレード手法でも裁量の加え方次第で勝つ手法にする事はできるので要するに組み合わせ次第ですが
検証して優位性が確認できる事が大前提。最低100回は検証したい
リスクリワードと勝率の関係性
トレード手法の優位性はリスクリワードと勝率で決まります。
以下がリスクリワードと勝率の一例です。(最低これはクリアしてないとトータルで勝ち越せない)
- リスクリワード 1:2 なら 勝率 33.33%以上
- リスクリワード 1:3 なら 勝率 25%以上
- リスクリワード 1:1 なら 勝率 50%以上
- リスクリワード 0.5:1 なら 勝率 66.6%以上
上記が理論値で取るリスクリワードに対する必要な勝率になります。
これがクリアされている限りはルールを守っていればトータルで資産が減る事は理論上はありません。
ポイント②:自分のライフスタイルと合致している
検証して優位性が確認できたら、その手法が自分のライフスタイルと合致しているか確認します。
・深夜3:00の取引で優位性が確認できていても、深夜に寝ていたら意味がない、起きて取引する事も可能だけど体調が崩れる
・日中働いているのに、日中の時間帯で優位性が確認できている
上記は極端な例ですが、このような状況では優位性が確認できてもトレード手法は採用とはなりませんよね。
そのため、検証時点からライフスタイルを考慮して検証するかそもそも日足ベースの戦いにするか?という選択をすることも視野に入れる必要があります。
トレードで無理をするとルールが守れなくなる?
上記は、現実的な取引時間というものに焦点を当てて解説していますが
心理的にも大きなマイナス影響がありまして、
- 無理をしているとどこかでルールが守れなくなる
- 睡眠時間を削ってトレードすると判断ミスしやすくなる
- 常にPC画面を見ているトレードスタイルだと鬱気味になってくる
といった状況になってしまうんですね。
そのため、心理的・肉体的に無理をするトレードは現実的ではない。
なんのためにお金稼ぎをするか?と言えば自分の目的を達成するためであって、そのための手段としてのFXなんですよね。
そこの優先順位をはき違えて無理をすると結果もついてこないという悪循環に入ってしまいます。
おまけ:FX情報教材を選ぶ際のコツ
ここまでは、あなた自身が独力でトレード手法を構築する為の手順を想定して解説をしていますが、場合によってはFX情報商材を買う。
という選択支も多いにありです。
というのも、あらかじめ検証済みの手法だから結果が出しやすいから。
自分で手法を作るというのは時間を要するものでして
- 100回検証しても負ける手法だった
- スイングトレードだからデモトレードでの検証が数か月かかる
といった問題が発生してくるんですよね。
そこで、その時間を先人達がすでにやっていてくれているのが情報商材と言う訳です。
つまり、時間を買うという視点から情報商材を買うという選択肢になるという事。
良い情報教材を選ぶコツ
- 楽して稼ぐ・たった5分といった文言が入っていない
- 長い事業界に存在している販売者かどうか?
上記がFX情報教材を選ぶ際のコツです。
楽して稼ぐ・たった5分という文言が入った教材でも悪い事はありませんが、総じて依存体質の人を集めたいんですよね。
FXで稼ぐのは自営業・社長である訳ですから依存体質ではなく自力で這い上がる姿勢が大事なんですけどね。(たいていの人はこのマインドになるまで3~5ぐらい教材を買ってしまう)
また、長い事情報業界でも生き残っている販売者の方、またはその系統を受け継いでいる方の場合はこれ信頼に値しますね。
長い事業界にいる = 顧客からの信頼も厚い
という事ですから、きちんと取り組めば稼げる手法を提供している事が多いです。(もちろんその中でも詐欺まがいのものは存在しますが)
情報商材でも同じように自分で検証していく必要がある
情報商材でも自分で手法を作るのと同じように、自分で検証していく必要があります。
理由は、あなた自身の性格・ライフスタイルと合致するか分からないから。
と思うかもしれませんが、教材販売者も自分が勝てるノウハウを販売しているので(広告の誇張表現は多少ある)実績がある事は間違いないんですね。
ですが、講師の先生であっても他人であって、あなたとは性格もライフスタイルも人生のバックボーンも全部違う訳ですよね。
講師の先生が勝っていても、あなたが同じようにルールが守れないかもしれない。そこの確認と理解の為に検証が必要と言う事。
そこで検証していく中であなたなりのやり方や見方が出来てきて最終的に自分だけのトレード手法になっていきます。