今回はヘッド&ショルダーの検証の7回目を行っていきます。
前回の検証でピンバートレールルールの設定についてルールを追加したのでそちらもしっかりと守って検証していきます。
・6回目の検証はこちら
それでは、7回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
まずはこの2つでヘッド&ショルダーの現象について確認していきます。
ヘッド&ショルダー検証7
7回目の検証は、ロングエントリーで負けトレードとなりました。
今回の局面では、直近大きく下がった後すぐのポイントでヘッド&ショルダーが発生している為、まだ下向き圧力が強かったと判断できますね。
損切りされた後で6回目の検証のポイントになっているので局面としては転換する兆しはあったと考えられます。
こういった局面で負けトレードになったとしても次の局面では怖気づくことなくエントリーしていくメンタルは求められる局面ですね。
ピンバー発生でトレールして行った場合
7回目の検証をピンバートレールで行った場合には、建値決済となりました。
実質ノーリスクで利益を狙う事ができた局面になりますね。このトレードルールの強いところは利益方向に伸びた時にリスクなく利益が伸ばせる事で、
このピンバーを下抜いて来たということは一旦上方向の優位性が失ったと判断できるのできちんと建値で逃げる事ができればその後の損失は被る事なくトレードが終えられますね。
7回目の検証の結果
検証期間:2019/7/29 4:00 ~ 2019/8/14 20:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4時間足
損切りpips : 50pips
利確pips : 100pips
勝敗 : 負け
ピンバーで建値に移動した場合:勝ち 2pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:7回
勝敗:4勝3敗
勝率:57.1%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:6勝1敗
勝率:85.7%
今回の検証では、通常エントリーで負けトレード、ピンバートレールで建値決済の勝ちトレードとなりました。
建値決済に関しては引き分けにするか、勝ちトレードにするかトレーダーによって判断は異なりますが、リスクを回避して利益を伸ばす事ができる。
という判断の基”勝ちトレード”とします。
■今回の気づき■
・建値決済は勝ちトレードとする
・右肩の押し目の付け方によって利益が伸ばせるかの判断は違う?
以上です。今回の検証では、建値決済となりましたが、個人的には勝ちトレードの判断ですのでよしです。
通常トレードだったら負けトレードとなっていた訳ですが、負けトレードで次のトレードに行く場合と建値決済で次のトレードに行く場合。
この2つであなた自身の心理的変化があるのかどうか?ここを分析するといいかもしれませんね。