今回はヘッド&ショルダーの検証39回目を行っていきます。
前回の検証では、ピンバートレールの方で建値決済からの狙った動きで悔しいトレードとなった為
ピンバートレールを使うタイミングの必要性に気が付きました。ここに関しては1回の検証で考えるのではなくきちんと統計で考えて対応していきたいと思います。
・38回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー39回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証39
まずは環境認識から行っていきます。
今回はUSDJPYの1Hでの検証になります。
この局面では、直近の上昇してきている局面で発生している5波動後の下落を狙った検証です。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
39回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、かなり損切りが近い為恐い部分はありますが、ここも恐怖に打ち勝ってエントリーしていく必要がありますね。
また、1つの上昇5波動の調整を狙ったトレードになりますから裁量でもあまり深落は期待せずに行くのが得策ですね。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールで見ていくと…
今回の局面では、窓開けでそのまま利確目標値まで到達している為何もせずに利益になった。という形ですね。
これはまた貴重なデータになりそうです。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩戻し目の水準を測っていきます。
今回は23.6%の水準が意識された形になりました。
かなり見づらいですが、チャートの寸借上厳しいのでそこはご愛嬌ということで。
39回目の検証の結果
検証期間:2019/9/3 6:00 ~ 2019/9/20 1:00
通貨ペア:USDJPY 時間軸:1H
損切りpips : 23pips
利確pips : 46pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 46pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:39回
勝敗:27勝12敗
勝率:69.2%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:34勝5敗
勝率:87.2%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・損切り幅が短くてもビビらずにしっかりとエントリーしていく
上記です。ポジションサイジングを使っていくと勝率が低くてもトータルで勝ちやすくなるため必須の技術になります。
ポジションサイジングができると損切り幅が小さいときにはロットを上げてトレードすることができるためチャンスになります。
ここで検証をしていないと、エントリーできなかったり、損切りがビビってできなかったりするのでこういった局面も検証しておけるとかなりいいですね。
それでは!