今回はヘッド&ショルダーの検証28回目を行っていきます。
前回の検証では、ヘッド&ショルダーの局面自体の判断がよくなかったのかすべての検証で上手くいきませんでした。
この検証で、より適切な相場状況でのヘッド&ショルダーに絞るべきだなと感じました。
・27回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー28回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証28
まずは環境認識から行っていきます。
今回はAUDUSDの4H足での検証になります。
この局面では、大きく上昇している中の細かい5波動を捉えてエントリーする検証になっています。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
28回目のヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、大きな上昇トレンドの流れに逆らう事なく、上手く上昇の間を抜くことができています。
こうしたトレードができると順張りトレードになるので心理的にも好影響だと思います。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
今回はかなりのピンバーが出ているので、トレールルールは非常に忙しくなる印象です。
この場合ですと画像の紫○のポイントでストップにかかっているのが確認できます。
フィボナッチで検証していく
右肩押し目の水準をフィボナッチで確認すると…
78.6%の水準で押し目をつけているのが確認できます。このように浅い押し目の場合も多く散見されます。
この場合には、左肩の水準・頂点のレジサポに注目して心の準備を整えておく必要がありますね。
28回目の検証の結果
検証期間:2017/10/10 0:00 ~ 2018/1/16 16:00
通貨ペア:AUDUSD 時間軸:4H
損切りpips : 149pips
利確pips : 298pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 178pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:28回
勝敗:18勝10敗
勝率:64.3%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:23勝5敗
勝率:82.1%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・右肩押し目が浅い時は左肩の水準に着目して準備しておく
今回の検証では、勝ちトレードとなりました。
なかなか負けないこのロジックはかなり鉄板だなと感じています。ただ、やはりエントリー回数は1ヶ月に1度あるかないかぐらいになるような感覚ですので
複数通貨ペア監視する必要がありそうですね。
それでは!