今回はヘッド&ショルダーの検証15回目を行っていきます。
前回の検証では、勝ちトレードとなっています。
また、ヘッド&ショルダー発生時の局面のフィルターに関しては未だ模索中なのでこの辺は早いうちに固めていきたいところですね。
・14回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー15回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
ヘッド&ショルダー検証15
15回目の検証は、ショートエントリーで負けトレードとなりました。
今回の局面では、かなり下がってきた後でのさらなる下落狙いのエントリーということで上昇に転換するポイントでショートを打ってしまっています。
こういった局面が避けられるようにやはりフィルターが必要だと感じます。
ピンバー発生でトレールして行った場合
ピンバートレールで監視した場合には、若干ではありますが、ストップの距離を縮める事ができました。
エントリー後にレンジになっているのでピンバーを見つけるのも大変です。
こういった局面では忙しくなりそうですね。
フィボナッチで検証していく
今回の右肩戻し目はフィボナッチの水準で23.6%戻しになっています。
23.6%戻しは今のところほぼ負けているトレードになりますので、こういった局面では早く逃げる。あるいはエントリーしない。といった判断が適切かもしれませんね。
ヘッド&ショルダー否定からのロールリバーサル
今回は負けトレードとなったのでヘッド&ショルダー否定からのロールリバーサルの検証ができます。
この場合は勝ちトレードとなりました。
ストップの水準が難しいですが、直前で効いている事が確認できる水平線の水準に置いています。この局面では、直前安値に置いても勝ちトレードとなっているのでどちらでも良かったと判断できますね。
15回目の検証の結果
検証期間:2018/12/20 4:00 ~ 2019/1/25 12:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4時間足
損切りpips : 106pips
利確pips : 212pips
勝敗 : 負け
ピンバートレール & 17pips建値:負け -71pips
ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサル : 勝ち 224pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:15回
勝敗:8勝7敗
勝率:53.3%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:11勝4敗
勝率:73.3%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・右肩押し目、23.6%の水準の勝率が非常に悪い
今回の検証では、負けトレードとなりました。ただ、ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサルでは勝ちトレードとなっているように
下降トレンドの最終局面だったの後からですが判断できますね。
こういった局面が避けられるようにフィルターを早い段階で採用して検証していきたいところです。