FXで自動売買(EA)と聞くと、自動売買トレーダーだけが使うものをイメージしますよね?
ですが、最近ではEAトレーダーと裁量トレーダーの垣根は取り払われつつあります。
というのも、良質なEAが個人投資家でも手の届くようになったからです。
つまり、EAは裁量トレーダーでも使うもの。むしろ裁量トレーダーこそEAを使っていくことがこれから求めらていきます。
FX裁量トレーダーにもおすすめしたい裁量補助EA
FXには裁量トレーダーと自動売買トレーダーとの区分があります。正直どちらもアプローチ方法は同じで
負けないように運用していけば裁量でもEAでも利益は出てしまうんですね。そして裁量とEAの垣根は少しずつなくなってきていて
裁量もEAも両方使うトレーダーも徐々に増えてきているんですね。
最近は裁量トレーダーでもうまく活用することでトレードの質やあなたの時間を捻出できる優秀なEAが出てきているのでうまく活用していきましょう。
■おすすめ裁量補助EA
そもそも自動売買(EA)とは?
自動売買とは、その名の通り自動でプログラムが売買、トレードをしてくれるものになります。
主に種類は2種類ありまして
・証券会社のサーバー上で稼働する自動売買
・MT4上にソフトをインストールして稼働する自動売買(EA)
当ブログで扱う自動売買(EA)は後者のMT4上でソフトをインストールするものになります。
なぜ、裁量トレードにEAを使うのか?
なぜ裁量トレードにもEAを使うのか?そこには3つの理由があります。
- 裁量トレードの補助を目的にするEAが出てきた
- すべてのトレーダーがAIを使う時代になっていく
- 格安のVPSサーバーとEAが個人投資家の手の届く価格になった
上記の理由があります。順番に解説していきますね。
裁量トレードの補助を目的とするEAが出てきた
今まで自動売買(EA)というと自動売買トレーダーだけが使うものという印象でした。
あなたもほったらかしで月利30%とか、ほったらかしで億万長者とか耳にしたことがあるかもしれませんね。
まあ、そんなものはないですが笑
それで、技術の進歩とともにEAも進化してきまして、EAでできる事の幅が広がってきた背景があります。
そのため今は裁量トレーダーでも使える裁量補助EAも出てきているんですよ。
すべてのトレーダーがEA(AI)を使う時代になってきた
時代は自動化がトレンドになっています。これから単純作業はどんどんAIに取られるようになってくる訳ですよね。
それはトレードでも同じような事が言えて
・チャートに張り付いて監視する
・いちいち指値・逆指値の注文をする
・損切りラインは証券会社に見せたくない
上記のような事を思うならば、そういった事は自動化させていく事が重要になってくるんですね。
格安のVPSサーバーとEAが個人投資家の手の届く価格になった
従来の自動売買ソフト(EA)はかなりの金額がしました。
価格にして30万~100万円です。手の届かない価格ではないですが多くの個人投資家にとっては金額のハードルが高いですよね。
他にもEAを常時稼働させるためのインフラとして仮想デスクトップがありますがそちらも月々のコストがそれなりにかかったんです。
上記のどちらも徐々に価格が下がってきて個人投資家でも気軽に手が届く範囲になってきました。
裁量補助EA運用のメリット・デメリット
裁量補助EA運用のメリットとデメリットを見ていきましょう。
■メリット
- あなたが今までやっていためんどくさい作業を自動化できる(指値・逆指値の設定、ラインに到達した確認、エントリーのトリガーの確認などなど)
- 時間ができる
- 常に監視している必要がないため心理的に安定する
上記です。
特に重要なのは、めんどくさい作業の自動化と心理的に安定するという点です。
この2つは非常に重要でめんどくさいけど確実にやらないといけない作業ってトレードでもあるんですよね。
指値・逆指値の設定だったり、エントリートリガーを待つ事だったりですね。
反対にデメリットは…
■デメリット
- 毎月固定のコストがかかる
- スマホのみの使用だとすこし使いづらい
- 接続時にログインが必要なため立ち上げの工程が増える
- 動作確認のための検証が必要
上記です。
特に大きなデメリットはありませんが、気になるところとしては
毎月固定のコストがかかる、動作確認のための検証が必要、の2点ですね。とはいえ毎月の固定費も月数千円なので費用対効果はかなり高いです。
正直言うと、こういったものに費用投資できないと勝てるようにはなりません。
FX裁量トレーダーにおすすめの裁量補助EA
■このEAの特徴
・保有中ポジションの一括決済
・合計獲得pipsに応じたオートクローズ機能
・指値、逆指値を自動設定
上記はあくまでも一部でしてまだまだ機能が満載なので詳細はページを見てみてください。
個人的にメリットだと感じているのは、合計獲得pipsに応じたオートクローズ機能と指値、逆指値の自動設定ですね。
というのも、トレードは単一のポジションではなくてトータルで収益を上げればOKで複数ポジションを持つ時にオートクローズ機能はかなり重宝します。
また、指値・逆指値の自動設定はついつい逆指値(損切り)注文をいれないトレーダーにとって最高の治療薬になります。
EAを稼働させるおすすめVPSサーバー
EAを常時稼働させるにあたってVPSサーバーというものが必要になってきます。
簡単に言うと、仮想のPCの事です。
VPSサーバーを契約するとあなたのPCとスマフォから仮想デスクトップに接続することができるのでどちらからでも操作が可能になります。
おすすめのVPSサーバーはお名前ドットコム一択
FXに使えるVPSサーバーはいくつかの会社がありますが
その中でも特におススメなのはお名前.com デスクトップクラウドfor MT4です。
こちらはサービス名にMT4とある通り、FXに特化したVPSサービスです。
使い勝手も非常によく、契約から最短で1時間後から使用可能です。EA運用するならば必須ツールになっているのでマストで契約しましょう。
トレードでVPSサーバーを契約するメリット・デメリット
■メリット
・EAの稼働状況や相場確認がMT4でいつでもできる
・電気代を節約することができる
・自宅でPCを常時起動させておく必要がない
上記ですね。
反対にデメリットは
■デメリット
・毎月固定のコストがかかる
・プラットフォームに慣れるまですこしめんどくさい
・いつでも稼働できてしまうため欲望に負けやすい
上記ですね。
毎月固定のコストも電気代と比べるとそこまでおおきな金額にはなりませんし。VPSプラットフォームに慣れるのも使っていれば自然に慣れていきますので特に心配はありませんね。
特に注意する必要があるのは、いつでも稼働できてしまう点ですが、これはあなた自身の自制心でコントロールするしかありません。
事前に稼働させるルールを作っておいてルールを遵守する方法で対応しましょう。
まとめ:FXでも自動化できるところはどんどん自動化しよう
これからの時代どんどん人の仕事がAIの仕事へと変化していきます。
そんな時代の中でトレーダーは社長・経営者ですから、うまく時代に適合してAI(EA)を導入していくのが効果的です。
今までは手動でやっていたこと、拘束時間があったものがEAを導入することでうまく自動化することができます。
その空いた時間で、家族とゆっくりするのもいいですし、新たなビジネスや投資をしていってもいいですね。
人間どんなに優れたトレーダーでもまだ勝てていないトレーダーでも時間だけは平等で同じ24時間を生きていますから如何にして自分の時間を人生を豊かにしてくれるものに使うかを考えていく必要がありますね。
■おすすめの裁量補助EA