テクニカル分析

FXのチャート分析を勉強する方法と注意点を徹底解説【勉強は必須です】

FXのチャート分析の勉強の仕方と注意点

FXトレードにはチャート分析が欠かせません。それはFXがレバレッジの効いている金融商品であり、資金を回転させて利益を積み上げていくビジネスモデルだからです。

そこで確実に必要になってくるのがチャート分析の勉強です。そもそも勉強をしていなければ実際のトレードで相場でその知識を適応する事ができないから当然です。

とはいえ、チャート分析の仕方は無数にありますから、何から勉強していいのか分からない。勉強する際にどのような媒体がいいのか分からないとなってしまいますよね。

そこで、今回はチャート分析の勉強の方法と注意点について解説していきます。

この記事から学べる事は以下の2つの事です。

・チャート分析の勉強の方法が分かる

・チャート分析の勉強の注意点が分かる

当ブログはFXトレードがメインですのでFXトレードのチャート分析になってしまいますが、はっきり言ってチャート分析ができてしまえば他のチャートにも当てはめて考えることができてしまいます。

つまりは株式投資でも、仮想通貨でも同じように使うことができるということですので、チャートのある何かを分析する人なら参考になるでしょう。

FXのチャート分析の勉強の方法

FXのチャート分析の仕方

チャートというのは一見、無機質に見えてしまいますが、トレーダーである以上はチャートから何かを読み取る必要があります。

ですからチャート分析は必須になるということです。それでチャート分析を勉強する媒体は以下の物があります。

  • 書籍
  • 動画
  • セミナー
  • 実践(最重要)

上記の4つのなかからあなた自身に合った物を選択するといいですね。特に実践に関してはすべてのトレーダーに必須である事は間違いなく言えます。

書籍で勉強する

FXのチャート分析の勉強ができる書籍は非常にたくさんの物があります。

その中にはテクニカル分析について網羅的に書かれている物から、移動平均線やエリオット波動など1つの分析手法に特化して書かれている物まであります。

いくつかの本を買って、自分が実践できそうな物・好きなものを選択しましょう。

動画で勉強する

最近は無料でも有益な情報を発信している人が多くなりました。

ですから、YouTubeなりその他動画で勉強するのもありですね。

特に投資教育は日本よりも米国は進んでいるので、英語圏のFXの動画でもチャートで解説されていますから、なんとなく理解はできるので日本だけでなく、英語圏のトレーダーの動画も参考にしてみるといいでしょう。

セミナーで勉強する

各証券会社が定期的に無料で開催しているものから、有名なトレーダーさんが有料で開催されているものまで多数あります。

特に勝っているトレーダーから実際にリアルでトレードについて話を聞くのは非常に価値が高いです。もちろんお金がかかることではありますが、セミナーで実際に講師の口からでるリアルな判断基準はお金を払うだけの価値はあります。

また、最近はWEBセミナーも普及してきているのでこちらも活用してみるといいですね。

実践(最重要)

チャート分析の学習をする上でどんなトレーダーにも必須で1番重要なのが実践のフェーズです。

勉強する媒体は本でも動画でもセミナーでも構いませんが、多くのトレーダーは実践をせずに満足してただ頭でっかちになってそのままにしてしまいます。

それでは意味はないのは明白です。そのために確実に学習した事は検証なり実際のトレードなりで試してみる必要がある訳です。

それで、実践の学習をする時に大切な視点をお伝えします。

  1. ただチャートを見ているだけでも勉強になる
  2. 自分が勉強した事を実際に使ってみる
  3. まずは1つの分析手法に絞って勉強していく

上記の3つの視点を意識して実践して行きましょう。

学習した知識は実際に使う事であなたの経験値となります。他の人が実践した話を見たり聞いたりしてもそれは他人の経験値でしかありません。

あくまでも自分で実践してどう感じるかが重要です。

ただチャートを見ているだけでも勉強になる

ただ単にチャートを見ているだけではつまらないかもしれませんが、これだけでも実際はかなり勉強になります。

チャートを見ているだけで、どんな法則性で動いているのか?どのような傾向があるのか?等の仮設が生まれてくるからなんですね。

そのため、まずは15分からでもいいので毎日チャートとにらめっこする時間を確保しましょう。その時間はそれ以外はしていはいけません。

これがチャート分析の学習の第一歩となります。

自分が勉強したことを実際に使ってみる

次に必要になるのは自分の勉強した知識を実際に使ってみる。ということです。

なにもリアルマネーでトレードする必要はなく、デモトレードなり、頭の中でエントリーでもいいので実際に知った知識がどのように相場に作用しているのかを知りましょう。

ダウ理論なら、トレンドがどこで発生しているのかを見てみる。

エリオット波動なら、3波はどこにあるのか実際に探してみる。

というような事です。これで過去検証をしていきつつ、自分に合ったチャート分析というものを探していくといいでしょう。

まずは1つの分析手法に絞って勉強をする

FXを始めたばかりというのは、たくさんの知識があるように感じます。実際に沢山の知識がありますが、それらすべてを学習したからといって勝てるというものでもありません。

それよりもまず重要なことというのは1つの知識に絞って学習するということです。

他の知識に目が活きがちですが、1つ1つの知識が曖昧なまま手を出しても複合的な知識となりづらいからですね。

そのため、まずは1つの知識に絞ってチャートで検証していきつつ学習していきましょう。

FXのチャート分析の注意点

FXのチャート分析の注意点

さて、ここからはチャート分析の注意点を説明していきます。

チャート分析の方法よりも間違いなくこちらの注意点を抑えておく事を推奨します。

というのも、FXにおける失敗を回避できる可能性が高まるから。

ですから何度も読んで理解を深めてください。

チャート分析が絶対に当たる魔法の方法じゃない

最後に注意点になりますが、チャート分析というのは絶対に当たる魔法の分析ではありあません。

当たるときもあれば当たらない時もあるのがチャート分析。

ですから、トレードする時も絶対ではない。

あくまでも可能性が高い方向にベットしているだけなのだということをきちんと理解しておきましょう。

1つの分析手法を深く落とし込む

トレードの分析手法というものはそれだけで一冊の本がかけてしまうほどに重厚な物です。

というのも、相場ではたくさんの局面がありますから、どの局面でどのように機能しているのか?

これを考えて行くだけでもかなりの労力が必要になります。本来は1つの分析手法を勝てるまで使いこなすには最低でも半年ほどの期間が必要です。

そこから更に分析に磨きをかけていくには更に時間を要します。ここまでするのは稼ぐということだけで言えばそこまで実益はありませんが、相場というのはそれだけ奥が深いということでもあります。

つまり、何が言いたいかと言うと

勝つためには複数の分析手法を学ぶよりも、1つの分析手法を落とし込む方が結果的に勝ちに結び付きやすい。

ということです。確かに複数の分析手法を知っていた方が相場自体が楽しくなることも理解はできますが、まずは1つの分析手法で勝てなければ、複数使っても意味がないということです。

複数のインジケーターを表示させても迷うだけ

1つの事に絞って勉強するという部分でも解説しましたが、複数のインジケーターを表示させて分析するのはやめましょう。

事実勝っているトレーダーというのは、チャートもかなりシンプルである場合が多いです。

そのため、沢山のインジケーターを表示させるのではなく、自分の目的に沿ったインジケーターだけを採用するようにしましょう。

トレンド系:移動平均線、ボリンジャーバンド

オシレーター系:RSI、ストキャスティクス

といった具合です。

チャート分析の勉強を実際にしてみて陥るつまらないという感情

チャート分析の勉強を実際にしてみて陥るつまらないという感情

上記の記事を読んで「なるほど!よしやってみよう」と思っても大半の人は継続ができません。

というのも、実際にやってみると分かりますが、学習したその事に大してひたすら実践していく作業というのは非常につまらない物ではあるんですね。

つまり、楽しくないから続かない。ということが継続できない大きな障壁として立ちふさがります。

この状況を打開する方法は2つです。

  1. 実践や検証作業の時給は1万円を超えるという動機
  2. 実践や検証の中に楽しみを見出す

どちらかの方法を行う事で解決して行きましょう。

実践や検証作業の時給は1万円を超える

実際にトレーダーとして成果を上げている人は最低でも金額ベースで月単位で30万から50万の利益は出せるようになります。

これは最低ラインです。勝っているトレーダーを分析すると概してそのトレーダー達は検証作業や実践といったつまらない作業を徹底して行ったトレーダー達であります。

1日1時間の検証や実践作業を毎日こなす事は将来的には最低時給で1万円の価値があるという事が考えられます。

このような金稼ぎたいという俗っぽい動機でいいから継続していく事が重要です。

実践や検証作業の中に楽しみを見出す

相場というものは相当奥が深くトレーダーが何年研究しても足りないぐらいの代物です。

実際に相場に対しての理解がさほどなくてもトレードでは勝つ事ができて利益を上げられます。

楽しむという観点から見た場合にはお金だけ見ていては楽しむ事はできません。相場の分析が楽しくて継続していた結果として利益が出る。

この方法も存在しています。これは好きこそものの上手なれという言葉がありますが

相場の世界に魅了されれば自然と勝てるようになるよねってことです。移動平均線にしてもRSIにしてもプライスアクションにしても考える事でそれぞれがどれだけ奥が深いかが理解できてきます。

もちろん正解はありませんから、あくまでもあなた自身の解釈になってしまいますがそれが重要なんですね。

相場という不確実な世界の中できっとこうなんじゃないか?この思考力が稼ぎ続ける為の力に直結してきます。

まとめ:チャート分析から逃げない

チャート分析から逃げない

さて、今回の記事ではFXチャート分析の勉強の仕方と注意点について解説していきました。

記事の内容をまとめると

・チャートを見るだけでも勉強になる

・まずは1つに絞って勉強する

・チャート分析は絶対ではない

・複数のインジケーターを表示させても迷うだけ

こんな感じになります。

特に最初の頃ほど、自分の感覚に依存したトレードをしてしまいますが、実際には最初の頃ほどテクニカルに忠実に判断していく方が結果が出やすくなります。

もちろん、トレードはチャート分析だけでは勝てませんが、トレーダーである以上チャート分析からめがれることは不可能といっても過言ではありません。

ここで逃げてしまうのは簡単ですが、しっかりとチャートと自身と向き合ってトレーダーとして大成していきましょう。