FXでは検証をしていないと勝ち続ける事はできません。
どんな方法であれ勝っているトレーダーは必ず検証をしています。ここに例外はありません。
検証という言い方でなくとも、テスト、研究でも構いませんが検証をしないと勝ち続ける事は不可能と言ってもいいですね。
ただ、そこまで分かっていても検証はできない。痛いほどよく分かります。私もそうでした。
そこで使うべきなのが検証ソフト、検証ツールになります。検証ソフトを使う事で検証効率が圧倒的に上がり検証する時間も量も必然的に増えていきます。
そもそもFX検証ソフトとは?
FX検証ソフトとは、過去チャートのデータを使ってトレードの練習ができるソフトになります。
例えば、
■2014/8/1~9/1までのチャート検証がしたいときに実際の値動きの通りにチャートが流れていくソフトの事です。
PCにインストールして使うソフト、web上で検証できるもの、MT4にインストールして使うものと様々なものが存在します。
FX検証ソフトはなんで必要か?
なぜ、FX検証ソフトが必要なのか?以下の理由が挙げられます。
- FXは検証しないと勝てるようにならないから
- 実際のチャートで検証もできるけど効率が悪い
- 実際のチャートでは過去数年間遡る事ができない
- 倍速で進める事ができるので4Hや日足の100日分の検証が数時間でできる
これが検証ソフトを使う大きな理由になります。特に重要なのは
FX検証ソフトを使うことであなた自身の時間を買う事にあります。
検証はただでさえ骨が折れる作業でめんどくさい訳ですが、それをリアルタイムで行っていくと数か月は余裕でかかります。
その時間に耐えられるならばそれでも良いですが、耐えれません。大体のトレーダーが他の事しだします。(昔の私もそうだった笑)
FX検証ソフト・ツール比較【無料あり】
FX検証ソフト・ツールは以下のものがあります。
フォレックステスターのメリット・デメリット
フォレックステスター(FT)のメリットは
- 専用ソフトを使い最長19年分ものデータで検証ができる
- チャートの早送り・巻き戻しができる
- 取引履歴の保存が可能
- 1度買ってしまえばお金がかからない
上記になります。
過去19年分ものデータで検証できるとなると相当強いですよね。リーマンショックやスイスフランショックの相場でも検証することができるので面白いです。
フォレックステスターのデメリットは
- ライセンス料がかかる(ざっくり3万)
- チャートダウンロードに時間がかかる
上記になります。デメリットに関してはさほど問題にはなりません。
検証せずにトレードすれば3万以上の資金を失うことになりますし、チャートデータのダウンロードにしても、空いている時間にやっておけばOKです。
要するに初期投資ですね。初期投資ができない人はいつまでたっても勝てるようになりませんよ。
フォレックステスターには30日間ならどんな理由でも全額返金してくれるサポートがあります。実質リスクは0ですね。
練習君プレミアムのメリット・デメリット
練習君プレミアムのメリットは
- MT4を使って検証ができる
- トレード履歴が自動で出せる
- バルサラの破産確率が表示できる
- 買い切り方でバージョンアップも対応している
- カスタムインジケーターも使える
上記になります。普段から使っているMT4を使って検証ができるので新しいプラットフォームの使い方を覚える必要がない。
バルサラの破産確率を見る事ができるのがいいですよね。私自身バルサラの破産確率は毎月見ているのですがいちいち計算して出す必要があるのでかなりめんどくさいです。
反対に練習君プレミアムのデメリットは
- トレード練習をスタートする度にチャートがデフォルト設定になる
- 時間帯を絞っての検証はできない
- チャートの巻き戻し不可
- 過去チャートのデータが使っている証券会社のMT4に依存する
上記になります。フォレックステスターとチャートデータが証券会社に依存するのが1番のデメリットですね。
また、時間帯を絞っての検証はできないのでサラリーマンの方で夜21:00~の検証といった場合には向かないのが大きなデメリットになりますね。
ただ、スイングトレーダーのように日足・4H足で戦う手法ならば特に問題はないと言えます。
トレードインターセプターのメリット・デメリット
トレードインターセプターのメリットは
- 無料で使うことができる
- スマホやタブレット端末にも対応している
- 現在の値動きも確認することができる
- 画面分割機能が使える(最大4分割まで表示可能)
特に大きなメリットはやはり無料で使えるという点です。
初期投資は必要ですが、大事な元金にもなってくるのでできるだけ初期費用を抑えたい場合には非常に重宝しますね。
反対にデメリットは
- チャートデータが少ない
- MT4に慣れてると相当使いづらい
- プラットフォームが英語
上記です。デメリットに関してはやはり無料ということもあり、仕方ないなという感じではあります。
無料でここまで使えるのであればいいのかなと個人的には思いますね。プラットフォームも使っているうちに慣れますし英語も慣れればさほど問題にはならないでしょう。
トレードソフトを使った過去検証のメリット・デメリット
各証券会社が提供している過去チャートを使った検証方法もあります。
メリットは
- 検証とトレードでいちいち画面の切り替えの手間がない
- 無料で使用する事ができる
- 同じプラットフォームを使うので操作に慣れる必要がない
特に大きなメリットになるのはいちいち取引画面を開かなくていい点ですよね。
実際に普段トレードしているチャートと同じ環境で検証する事ができるので慣れればこれでも全然検証はできます。
反対にデメリットは
- 証券会社の過去データに依存するのでチャートデータが少ない
- 先が見えているからいい結果を考えてしまいがち
- 自分でスクロールして検証していく必要がある
特に大きなデメリットとなるのは、先が見えている事。
つまり答えが分かっている中での検証になるので人によっては検証にならない。という事がありますよね。
何かしら先の方を隠す工夫が必要になってきます。もっともそれがストレスになって検証がはかどらないのであれば本末転倒なので注意しておきましょう。
過去チャートを使った検証ならゴールデンウェイジャパンが良い
上記で過去チャートを使った検証のメリットとデメリットを解説していますが
過去チャートの検証でもぶっちゃけ検証が習慣化できれば良い訳ですよね。となると実際の証券会社で提供しているチャートで検証ができれば
いちいちソフトを切り替える必要もありませんし、
少額のトレードと並行して過去検証ができてしまうんですね。(ここがストレスに感じるならば証券会社の取引プラットフォームで検証したほうが良い)
ただ、問題はチャートデータが少ない事。
なんですが、ゴールデンウェイ・ジャパンを使うと過去チャートがかなりの量ありますので日足で100回前後の検証データは取る事ができます。
また、1000通貨からの取引ができるので少額トレードで検証もできますよね。(検証数はもちろんトレード手法によりますが)
まとめ:勝っているトレーダーはみんな検証してる
今回はFX検証ソフトについて解説していきました。記事の内容をまとめると
■検証ソフトが必要な理由
- FXは検証しないと勝てるようにならないから
- 実際のチャートで検証もできるけど効率が悪い
- 実際のチャートでは過去数年間遡る事ができない
- 倍速で進める事ができるので4Hや日足の100日分の検証が数時間でできる
■おススメFX検証ソフト
上記になります。
冒頭でも少し触れましたが、勝っているトレーダーはどんな形であれ検証をしているトレーダーです。ここに例外はありません。
常に自身のトレードのレベルアップを検証を通じて行っている人が勝っているトレーダーになっています。
また、検証はトレード手法だけだと思うかもしれませんが、自分のメンタルの検証や資金管理の検証など本当にたくさんのものを検証していきます。(これらになるとどうしても数か月、年単位の時間が必要な検証になってくる)
手法やロジックの検証は地味ですが非常に簡単なものになりますからこれすらできないトレーダーはどこかで負けてしまいます。
ですから、あなたにあった検証方法を見つけてトレードのレベルアップをはかっていきましょう。