FXのコツコツドカンで負ける人の特徴！コツコツドカンの対策は？

FXを初めてから少し経った後から、コツコツ勝ってドカンと負けるコツコツドカンのトレーダーが生まれてきます。

これは、コツコツドカンをして負けてしまうトレーダーは知識があり、FX技術の向上にも余念のないトレーダーが多いです。まじめにトレードをしているが故にやってしまうのがコツコツドカンというわけです。しかし、コツコツドカンで負けていては、いつまでたっても勝てるようにはなりません。

結論から言うと、コツコツドカンで負けるトレードの逆をやれば勝てます。それも大きく。

そのため、今回の記事では、コツコツドカンで負けるトレーダーの特徴とコツコツドカンで勝つ秘訣をお伝えしていきます。

FXのコツコツドカンで負ける人の特徴

コツコツドカンで負ける人の特徴はたくさんあります。総じて言える事は、トレードに対して真剣であることです。

せっかく始めたトレード、時間と労力とお金を使ってコツコツドカンで負けるのは本当に嫌ですよね。そんなトレードはしたくないものです。ですが頭でわかっていてもやってしまうもの。

コツコツドカンで負けてしまうトレーダ―にはどんな特徴があるのでしょうか？

上記のようにコツコツドカンで負けるトレーダーの特徴はかなりあります。

これに当てはまるほどトレードでの勝ちからは遠ざかっていくということが言えます。

では、順に解説していきます。

利食いが速すぎる

利食いが速すぎる傾向にあります。これが典型的なコツコツドカンのパターンですね。

俗にいうチキン利食いというやつです。

このトレーダーは損失が嫌だったり、利益が出たらすぐに利食いをしてしまうため、勝率だけは以上に高いのに利益がないというパターンに陥ってしまいます。

値ごろ感トレード

値ごろ感でトレードをするのは本当におすすめしませんが、トレードでずっとチャートを見ているからこそ

というように、あたかもそれらしい根拠を持ってきて、自分の中で正当化してエントリーをしてしまいます。

その時に明確な根拠がないため（あっても根拠が薄い）、損切りポイントも正確にならずに大きく負けてしまいます。

値ごろ感トレードは多くの場合、逆張りトレードになりがちです。逆張りトレードこそしっかりとプランをもって損切りは必ず置いておかなければいけませんが損切りポイントが遠くなる傾向が多いので損切りは入れないという現象が起こってしまいます。

ナンピン

ナンピンも値ごろ感トレードと同じで、自分のトレードに対して過信している時に起こります。しっかりと分析をしていますが、客観的な分析ができていない場合が多いです。

また、ナンピンする度にロットが増えていきどんどん悪い方向へと進んでいきます。

株などとは違いFXは、上下どちらに行くのかファンダメンタルズでも読みづらいです。「下手なナンピンスカンピン」という相場格言がありますが、本当にその通りでナンピンはしっかりと計画的に行っていきましょう。

損切りできない

損切りは自分の相場感が間違っていることを意味します。誰も相場の未来は分からないのに損切りがないのは本当にやばいです。

コツコツドカンどころか、コツコツ退場になります。

非常に危険なトレードなのでしっかりと損切りは設定して、自分の資金とメンタルを守っておきましょう。

参考：【悲報】FXに損切りしない方法は存在しない。諦めて損切りしよう

負けるのが嫌

性格的に負けるのが嫌だったり、損失が嫌な人もコツコツドカンになります。

FXでは、損切りは必要経費になりますが、このことを府に落とせていない傾向があり、勝率ばかりが気になってしまいます。

負けるのが嫌でも、FXを続けていく以上、負けとは切っても切れない関係になるので、割り切ってトレードに臨みましょう。

ポイントまで待てない

自分の手法のポイントまで待てないエントリーをしていてもコツコツドカンになります。無意味な所でのエントリーほど無駄なものはありません。

ポイントまで待つことができれば勝てますが、ポイントではない所のエントリーが足を引っ張っているパターンですね。このトレーダーは自分のエントリーのルールを明確にしておくとエントリーの回数が絞られて収益が安定してきます。

実際に勝てるエントリーポイントは1日の中でもそう多くはありません。そのことを理解することが重要です。

損切り貧乏

損切り貧乏のトレーダーは損切りがきつすぎます。つまり、多くの場合で適切な損切りポイントの選択ができていない事が問題です。

もちろん、損切りができることは褒められることで、トレーダーにとっての最初のステップはクリアしている訳ですが、相場は上下しながらどちらかの方向に進んで行くもので、一方向に一気に動くのは稀です。

この短期的なノイズに引っかからないポイントに損切りを置くことが重要です。損切りはきつすぎても広すぎてもいけません。非常に難しいところですが、自分の許容できる最大値まで損切りを伸ばしておくといいでしょう。

コツコツドカンの逆ドカンコツコツで勝つ

コツコツドカンで負ける場合は、思考は逆転してコツコツドカンで勝つ方にシフトチェンジしていきましょう。

勝率こそ30％とかになりますがそれでも勝てます。

なぜならFXは利益と損失がイコールではないからです。俗に言う損小利大のトレード。

これができれば、利益はどんどん伸びていきます。損小利大は言ってみるのは簡単ですが人間の心理上非常に苦痛を伴います。

なぜなら、人間は潜在的に損失や負けを嫌うように刷り込まれているからですね。これをプロスペクト理論といいますがこの事実を理解しておけば負けも必要経費ということが本能レベルで理解できます。

それくらい人間は損失を嫌うのです。ですから負けを嫌わずに負けを勝つための布石にしましょう。

参考：【必見】FXで多くのトレーダーが勝てない理由はプロスペクト理論が原因だった

コツコツドカンの逆をするために必要な事

コツコツドカンの逆をする為には損小利大のトレードが必須条件です。

そこで、この損小利大のトレードをする為にも必要になってくる重要な要素を紹介します。

上記の2つです。これができてくると必然的にコツコツドカンの逆のトレードができるようになってきます。

ドカンコツコツの方法1：資金管理

まずは資金管理です。この資金管理がガバガバだとトレードで成果が出てもトータルで利益が出ていないということになります。

それで、この資金管理で行うべき事は

上記の2つができるようにしましょう。

これができると心理的にも安定して損切りが適切に行う事ができるようになります。

コツコツドカンの最大の原因は損切りができない事にありますから、それをまずは解消していきます。多くのトレーダーは自分の扱い切れない量の金額を初めから扱うから上手く行かないのです。

つまり、最初こそ自分にとっては少額だなと思えるような金額の損失と利益の水準でトレードを行う事が重要です。

参考：【完全版】FXトレードの資金管理の方法徹底解説：リスク管理は必須

ドカンコツコツの方法2：ポジションサイジング

2つ目はポジションサイジングです。

これは、毎回のトレードでポジションの量を調整する技術です。また、これは資金管理と密接に関連してくる為相互で必ずできるようにしておきましょう。

例えば…

このようにして各トレード毎の適切なポジションサイズを調整していくということ。

これを毎回のトレードで行う事で得られるのは複利効果です。

複利効果が得られる事で徐々に資産を大きくしていく事が可能になります。

ドカンコツコツができる大前提

上記でドカンコツコツの具体的な方法について解説しましたが、これだけでは不十分です。

というのも、ドカンコツコツを実現するためには期待値の高いトレードを自分の技術としておく必要があるから。

要は検証しましょう。ということが言いたい訳です。

そうすることで例え負けが続いても理論上は正しいからそのまま進めばいいとなります。

検証していないトレード手法では、負けが続いたときに不安になり、そのまま続けていれば勝てるのにその手法をやめてしまう。ということになり兼ねます。

それだけ検証が大切ということですので、しっかりと検証をして実証済みの手法で戦っていきましょう。

参考：【必須】FXトレードでおすすめ練習方法を教えます【注意点も解説】

まとめ：コツコツドカンは最初は誰でも陥る

記事の内容をまとめます。

それで、コツコツドカンというの大体誰でも最初はなります。

問題はそれを問題だと認識して自己否定をして改善していけるかどうか？

ここにかかっています。

言い方は悪いですが、勝ちたいならばコツコツドカンのトレーダーから資金を奪い取る。という思考方法を持っておくべきです。

勝っているトレーダーはこのような負け癖のついているトレーダーがいるからこそ利益を上げる事ができます。

この思考ができて、実践ができるトレーダーが少数であるから常に勝つトレーダーは少数で有ることは忘れないようにしておきたいですね。