検証・テスト

FXトレード検証【ヘッド&ショルダー34】

今回はヘッド&ショルダーの検証の34回目を行っていきます。

前回の検証では、時間効率について非常に勉強になりました。ホールド期間が長くなればなるほどリスクが多いですしたくさんの政治動向もあるのでリスクが高まりがちです。

そういった相場でもピンバートレールで上手く対応できたのが印象的でした。

・33回目の検証はこちら

それでは、ヘッド&ショルダー34回目の検証を行っていきましょう。

ヘッド&ショルダーの検証内容

  • 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
  • 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
  • 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
  • ピンバートレールは10pips離して設置
  • 17pips利益方向に動いたら建値決済
  • 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
  • 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)

ヘッド&ショルダー検証34

まずは環境認識から行っていきます。

今回の局面は、GBPUSDの4Hの検証になります。

下降トレンド中の調整5波動の検証ですね。調整後のトレンドに戻る転換点を狙ったトレード検証になります。

ヘッド&ショルダーでのエントリー

34回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで負けトレードとなりました。

今回の局面では、調整戻しからのトレンドへの転換を狙った検証になっていましたが

エントリーポイントでは下降トレンドへ転換はせずに損切りになってしまいました。

【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合

ピンバートレールを適応すると…

今回の局面では、画像の紫○のポイントで逆指値にかかっています。

ピンバー発生から上手くストップを移動させる事ができるのでトレールルールの有効性は本当に高いなと感じます。

フィボナッチで検証していく

フィボナッチを当てて右肩押し目の水準を測っていきます。

今回は50.0%の水準で戻し目になっているのが確認できますね。

その後徐々に価格が切り上がっていき高値更新しています。上値が押さえられて安値が切り上がるこの形状はブレイクアウトが狙えるポイントの典型的パターンの1つですね。

ヘッド&ショルダー否定のロールリバーサル

トレールルールで勝ちトレードの為今回の検証はしない

34回目の検証の結果

検証期間:2016/9/26 12:00 ~ 2016/12/22 12:00

通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4H

損切りpips : 173pips

利確pips : 346pips

勝敗 : 負け

ピンバートレール & 17pips建値:勝ち  74pips

全トレードの結果と今回の検証の所感

■トレード回数:34回

 勝敗:22勝12敗

 勝率:64.7

■ピンバートレールルールの場合

 勝敗:29勝5敗

 勝率:85.29%

ピンバー否定のロールリバーサル

 トレード数 : 3回

勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%

今回の気づき■

ピンバートレールの強さを改めて再認識

ヘッド&ショルダーのロジックの肝になってくるのは、転換点を如何にフィルタリングするかにかかってくると思います。

つまり、環境認識がそもそも間違っているとヘッド&ショルダーをいくら見つけても勝てない。ということです。

その点を考えてもまだまだ負ける余地はすべてを消すことができない訳ですが、そこにピンバートレールが入ってくる事によってより負けにくい堅牢なロジックにすることが可能になっています。

すばりピンバートレール様様だなと感じています。

それでは!