今回はヘッド&ショルダーの検証22回目を行っていきます。
前回の検証では、1H足で検証しましたが下位足でもきちんとヘッド&ショルダーの発生が確認できました。
私個人としては、短期足のトレードは好みませんが、短い時間軸でもこのヘッド&ショルダーは確認できるのでご自身のライフスタイル次第で時間軸も選択できるところがいいところですね。
・21回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー22回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証22
まずは環境認識から行っていきます。
今回の検証チャートは、USDJPYの日足になります。半年ぐらいのかなり長いスパンで形成している上昇推進5波動のチャートになります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
22回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、左肩に対して右肩がつけたタイミングが若干早いこともあり
その後に含み損を抱える期間が結構あった検証となります。今回のチャートは日足チャートですので
1ヶ月半弱は含み損を抱える期間が発生してしまっています。その後はご存知2019年初めのフラッシュ・クラッシュが起きているポイントになっていますね。
ピンバー発生でトレールして行った場合
今回の検証でピンバートレールを適応すると…
画像の黄色○のポイントで建値決済となりました。今回は赤点線のレートで17pips以上利益方向に動いていたので、それが確認できたところで建値にストップを移動させています。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩戻し目の水準を図ってみると…
61.8%のところで押しているのが確認できます。とはいえ今回はそこで止まる事なく
実際には23.6%以下の水準に対してですので、今回のフィボナッチの効きはいまいちだったといえますね。
22回目の検証の結果
検証期間:2018/3/12 0:00 ~ 2019/2/11 0:00
通貨ペア:USDJPY 時間軸:日足
損切りpips : 191pips
利確pips : 382pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 2pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:22回
勝敗:14勝7敗
勝率:68.2%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:18勝4敗
勝率:81.8%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・フィボナッチが効かない水準はどんなときなのか?
今回のトレード検証では、通常トレードで勝ち、トレールルールでは、建値決済という結果になりました。
今回は建値決済の方がパフォーマンスが悪かった局面なのでいい検証になりました。
また、負けトレードの局面では、フィボナッチが上手く効かないということですが、その場合にはヘッド&ショルダーを適応する局面の判断を間違えている可能性が大なのでそういった局面を検証していきたいですね。