今回もピンバーとMAの検証を行っていきます。
直近の検証では、負けトレードが多く目立ってきたので勝率が現実的な数値になってきています。
理論値として考えるならば、33%以上の勝率でトータル勝ち越せるトレードルールとなっているのでそこは安心ですが、負けトレードは心理的に悪影響なので少なくしておきたいところです。
・25.26回目の検証はこちら
それでは、27.28回目のトレード検証を行っていきます。
トレードロジックの内容
- MA(75)とピンバーを使う
- MAにピンバーがタッチしたところでエントリー
- 損切りはピンバーのすぐ下に置く
- 利益確定はリスク:リワード 1:2のところで利確する
- 時間軸は4Hで行っていきます
ピンバーとMAのトレード検証27
27回目の検証では、ロングエントリーで負けトレードとなっています。
見づらいのでライン等を消すとこのようになっています。
上昇トレンド中でのピンバー発生でエントリーとしてはいい水準ではありますが、若干押し目が深かったようですね。
グランビルの法則から確認する
27回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると
・グランビルの法則買いの2番
と判断します。根拠はMAを1度上抜けた後の押し目で発生しているピンバーだからですね。
27回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2017/8/11 16:00 ~ 2017/8/16 12:00
勝敗:負け
損切り地点まで: 24pips
利確目標値: 48pips
ピンバーとMAのトレード検証28
28回目の検証は、ショートエントリーで負けトレードとなりました。
これで3連敗ですね。うーん負けトレードが目立ちます。一応ある程度優位性のあるロジックのはずなのですが、個人的にはもう少し勝率がほしいです…
グランビルの法則から確認する
28回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると
・グランビルの法則売りの1番
と判断してます。これはMAを下抜けている途中で発生しているピンバーだからです。見方によっては2番と判断しても問題ないと思います。
28回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2017/8/8 16:00 ~ 2017/8/11 16:00
勝敗:負け
損切り地点まで: 34pips
利確目標値: 68pips
全検証のトレード結果と今回の検証の所感
■全トレードの結果
勝率:53.8% 14勝 12敗
27.28回目の検証は、どちらも負けトレードとなりました。前回から負けトレードが目立つのでこれがもしリアルトレードだったらこのロジックに確実に疑心暗鬼になっていると思います。
この心理状態が検証で克服できると思うと検証作業の価値は本当に計り知れないなと痛感するところです。