FXの難しさを理解しているトレーダーは少ないです。
何故少ないか言うとそれは怠けているトレーダーがほとんどだから。
というのもFXに本気で向き合えばトレードの難しさを少なからず理解してトレードに真剣になるからで難しさを理解していないからこそ無駄なエントリーをしてしまったり、損切りを遅らせたりしてしまうということ。
だからこそトレーダーはFXの難しさを改めて理解して稼ぎたいなら本気で取り組む必要があります。
勝っているトレーダーは簡単にとか誰でもとか言いません。全力でプレーをして勝っているんですね。確かに1つ1つの動作や作業自体は簡単にすることは可能ですが、勝つこと自体は難しいといえます。
今回はそのFXの難しさについてお伝えしていきましょう。
FXが難しいと言われる理由
FXが難しいといわれる理由にはたくさんの要因がありますが、これらを理解することはトレーダーがどのようにFX向かうのか?という姿勢を正す役割をしてくれます。
どんな分野でも同じですが、中途半端に取り組めば結果は出ません。真剣に取り組んでやっと結果を手にすることができるかどうか?なんですね。
FXでも同様で中途半端に取り組むと資金と時間をただ失うだけになりますから、やるなら真剣に、難しさを理解して取り組みましょう。
- FXには正解がない
- チャート分析ができても勝てるわけじゃない
- 相場の値動きは誰にも分からない
FXには正解がない
まず1つ目はFXには正解がないということです。正解がないから難しいというのは難しいかもしれませんが、正解がないということは自分で考えて答えを導いていく必要があります。
だから多くのトレーダーが勝てないままになってしまいます。
正解がないという状態に慣れていないからなんですね。これは日本の風習的に昔から正解を求めてきたからなんですね。
例えば、テストなんかでも1つ問題に対して必ず1つ正解が存在していました。
この画像の人物は誰でしょう?この政策は何というでしょう?といった具合ですね。
このような正解を求めるという思考をずっと続けてきたからこそFXが難しくなるということなんですね。ただ勝てないトレーダーというのは正解がない世界なのに何か正解を探そうとしているから高い情報商材を買って騙されたり、シグナル配信を買ったりします。しかしそれは正解ではない為、仮にもし今上手くいったとしても長続きしないとので注意が必要です。
チャート分析ができても勝てる訳じゃない
2つ目はチャート分析ができても勝てるわけじゃないということです。
チャート分析はトレーダーなら誰しもが勉強をしなんらかの方法を使ってトレードをしています。それは当然でチャートを見てトレードプランを立てるからですね。
しかしこのチャート分析の手法を沢山知っていても、分析ができるようになっても勝てるわけじゃないんですね。むしろ分析ができるようになるほどにエントリーが怖くなってきます。
というのも沢山のシグナルが見えすぎるからなんですね。どれを信用していいか分からないくなるということです。
そうならない為にも資金管理の方法を使ったり、メンタルが必要だったり、1つのテクニカル分析に絞ったりとしていくわけですが、いずれにしてもチャート分析だけではトレードでは勝てないということを理解しておきましょう。
相場の値動きは誰にも分からない
3つ目は相場の値動きは誰にも分からないということ。
1つ目の正解がないというのと似ていますが相場の値動きは誰にも分からないというのは本当に誰にも分からないということです。
つまりは勝っているトレーダーでさえ、どんなに優秀なテクニカルアナリストでさえ相場の値動きを当てることはできないんですね。
だからこそ難しいわけですが、思考停止になっているトレーダーたちは相場予測や予想というのを求めます。そしてその予測に自分の大切な資金を突っ込んで負けていくのです。このようなトレードをしていては自分の力は一切ついてこないので大変かもしれませんが自分の頭で考える癖を付けておきましょう。
難しいFXでなぜ勝ち続けるトレーダーがいるのか?
上記の事を読んだ方なら、疑問に思うことがありますよね。
「なぜそんなに難しいFXで勝ち続けるトレーダーがいるのか?」
これは当然の疑問です。その理由を解説していきます。
- 確率論で考える
- 絶対がないことを理解している
- 資金管理を徹底している
- 検証を怠らない
上記のような事が勝ち続けるトレーダーの所以であります。
確率論で考える
まず1つ目に上げられるのが確率論で考えるということ。
この思考形態はかなり重要になります。
というのも、相場において絶対は存在しないからです。絶対が存在していない以上。必ず確率思考で考える必要があります。
しかしながら、人間というのは不合理な生き物ですから、この確率思考というのが上手くできません。
それもそのはず、しっかりと検証したトレード手法であっても負けが続くとそのトレード手法が信じられなくなる。ということが往々にして起こるから。
なんですね。これがとても危険な思考になってきます。
この、確率思考ができなくなった時点で相場からは退場を突きつけられている一歩手前だと言っても過言ではありません。それぐらい重要な物になります。
相場に絶対はないと理解している
2つ目は相場に絶対は無いと理解している。ということ。
これは確率思考で考えると似ている部分もありますが重要です。
ありがちな例として、これはエリオット波動にドンピシャだから全資産を突っ込んでエントリーしてしまう。
ピンバーがでているから買いサインでフルレバレッジでエントリー。
というような例です。これは自分の学んだサイン、手法、原理原則を盲信してしまっている状態です。
勝てるトレーダーというのは、いつも半信半疑というか、常に自分の思っているシナリオと逆のシナリオも考えています。
つまり、自分のチャート分析をいい意味で信頼していない。ということが言えます。
ただ、しっかりと検証はしていますから70%の確率で下に行くな!
といったような判断ができるということです。
勝ってるトレーダーが共通していうことは相場は分からない。
ということ。つまり予想しているから勝っている訳では無いということですね。この言葉の意味が分からないうちは勝てないので、何度も自問して理解を深めましょう。
まとめ:簡単だからこその難しさ
FXの難しさについてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
FXというのは動作が簡単で誰でも口座を開設して10万円も入金すればトレードができるようになります。
しかしそこには沢山の罠が仕掛けられています。
それが見えにくくなっているんですね。
チャートの画面の向こう側には自分よりもトレード歴の長いトレーダーがうようよいますし
トレードをするときに何を使ってトレードをするのか?何がトレードには大切なのかというのには正解がありませんがそれでも自分で探求していく必要があります。
まずはこのFXの難しさを理解した上で、これからもトレードをするのか、あるいは辞めてしまうのかの選択をするといいと思います。
確かに勝てるようになれば簡単になりますが、そこまで行くには相当な努力が必要だということをわすれないように!やるなら真剣にトレードに向き合っていきましょう。