今回はヘッド&ショルダーの検証37回目を行っていきます。
前回の検証では、利確目標値まで到達した後すぐに下落していてこれはトレンドに逆らった検証となっていました。
そこで、トレンドの認識及び環境認識をして、裁量で利確判断しても面白いなと感じています。
・36回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー37回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証37
まずは環境認識から行っていきます。
今回の検証の局面は、GBPUSDの4H足になります。
この局面では、大きく下落した後の最初の戻しで5波動形成している局面になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
37回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、直近大きく下落してきた後の順張り方向にエントリーする形になっています。
調整時間がかなり長くなっていますがなんとか勝ちトレードになりました。こういった局面を見るとホールド力が試されるなと感じます。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールを適応すると…
画像の紫○のポイントで逆指値にかかっています。
今回はかなり早い段階でストップにかかっていますね。この後の値動きを見ると
利益にもならずに含み損で耐える期間が長く続くので
こういった局面を避けられる。という点でピンバートレールは強いですね。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩戻し目の水準を測っていきます。
今回は50.0%の水準で右肩戻し目の水準をつけていますね。
その後横ばいでなかなか思った通りに動いていませんが、その次の高値は23.6%の水準に対してつけているのが確認できます。
レンジの横ばいに関してはなかなか扱っていなかったのでこういった局面は貴重ですね。
37回目の検証の結果
検証期間:2016/7/4 4:00 ~ 2016/8/16 8:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4H
損切りpips : 207pips
利確pips : 414pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 84pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:37回
勝敗:25勝12敗
勝率:67.6%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:32勝5敗
勝率:86.5%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・エントリー後すぐに思った通りの値動きをするばかりでは無いからホールド力を鍛えておく必要がある
です。今回はエントリー後にかなりの期間含み損になった後に利益確定まで行っている為
含み益があってホールドしているのとは感覚が異なります。
含み損を抱えたままホールドしているのは慣れていないときついものがありますね。
だからと言って途中でポジションを投げた後に自分の狙った方向に行けば悔しさ倍増なのでそこは自分の心と相談です。
個人的には、一度決めたらそのとおりになるまで放置する。というのが楽でいいかなとは思いますが…
それでは!