今回はヘッド&ショルダーの検証35回目を行っていきます。
前回の検証では、通常トレードで負けとなってピンバートレールルールの強さを改めて際し認識した検証となりました。
・34回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー35回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証35
まずは、環境認識から行っていきます。
今回の検証は、GBPUSDの4Hでの調整5波動の検証です。
下降トレンド中の調整波動の中の上昇5波動のかなり細かいところを認識して検証していきます。
狙っている動きは大きな流れの方向に対しての順張りのエントリーになります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
35回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、環境認識でも確認したとおり、大きな流れの下降トレンドに戻る動きを狙ったショートとなっているためすんなり下落しています。
また、利確目標値をあっさりと超えて更に下落しています。
このような局面の時はもっと利確目標値を伸ばしてみるのも選択肢としてはありですね。もちろん事前の環境認識がありきですが。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールルールを適応すると…
画像の紫○のポイントで逆指値にかかっています。
今回はピンバーが2回発生していて、2回目のピンバーにかかった形ですね。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチで右肩戻し目の水準を確認すると…
61.8%の水準で戻し目をつけているのが確認できます。
トレンドが強くなるときは61.8%の水準が意識される可能性はあるかもしれませんね。
35回目の検証の結果
検証期間:2016/8/12 16:00 ~ 2016/10/7 0:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4H
損切りpips : 213pips
利確pips : 426pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 251pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:35回
勝敗:23勝12敗
勝率:65.7%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:30勝5敗
勝率:85.7%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・大きな流れに対して順張りの場合は利確目標値がもっと遠くてもいいかも?
上記ですね。ただ、それがガッチリ効く場合にはピンバートレールで対応できるはずなのでそこは要検証の部分になってくるかもしれません。
現状としてこのロジックで検証上は勝てている為安易に取りに行く必要は無いと判断できると思います。
それでは!