今回はヘッド&ショルダーの検証31回目を行っていきます。
前回の検証では、現状の検証では非常に勝率の悪い23.6%の水準でフィボナッチが効いて右肩押し目を形成して勝ちトレードになった検証でした。
ここで出てきた仮説として、フィボナッチの効く局面には一定の法則があるように感じる。ということがあります。
まあ、これも当然といえば当然なんですけどね。
・30回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー31回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証31
まずは環境認識から行っていきます。
今回の局面では、直前に大きく上がってきた後のレンジ相場の局面で発生している5波動の検証になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
31回目の検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、レンジ相場ということもあり、直前の高値の水準がレジスタンスになって下落しているのが確認できますね。
レンジ相場の判断ができてくると、これ売っても買っても勝つという状態に持ってこれるので強いと思います。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールルールで検証すると…
ストップの位置は黄色○のポイントまで動かすことができます。
今回の局面では、ストップにかかる事なく利確目標値まで到達していますね。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチで右肩戻し目の水準を確認すると…
23.6%の水準に対して戻し目をつけているのが確認できます。
前回に引き続き23.6%の水準で右肩を形成するのは2回目ですね。これは面白くなってきました。
31回目の検証の結果
検証期間:2016/9/12 0:00 ~ 2016/10/17 16:00
通貨ペア:AUDUSD 時間軸:4H
損切りpips : 48pips
利確pips : 96pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 96ips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:31回
勝敗:20勝11敗
勝率:64.52%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:26勝5敗
勝率:83.87%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・調整波動形成中は23.6%が効きやすい?
前回に引き続き23.6%の水準が右肩形成で意識されている局面の検証としてあるので
いよいよ気になってきました。こうして同じような検証でも毎日考えながら行う事でどんどん相場に対する理解度がましていくます。
だからこそ相場にハマっていく。という事実があるんですけどね。
もちろん利益も大事ですが、相場は面白いなと思う視点もずっと持っておきたい資質の1つですね。
それでは!