今回はヘッド&ショルダーの検証の19回目を行っていきます。
前回の検証では、利益確定後にまだまだ下落していき利益を取り逃した検証となりました。
こういった局面に対しての対処方も必要になってくるとかなと感じます。
・18回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー18回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証19
まずは環境認識から行っていきます。今回は下降5波動の形成した後のヘッド&ショルダーの検証になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
19回目のヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、調整した後の上昇の初動を上手く捉える事ができた検証となっています。
ピンバー発生でトレールして行った場合
今回の検証にピンバートレールを適応すると…
画像の黄色○のポイントでピンバーが発生しています。今回はトレール逆指値に引っかかる事なく上昇していったのでトレールでも利益は同じになりました。
今回の局面でも利益確定後に上昇していっているのが確認できますので、もう少し伸ばす事ができたかは検討したいところですね。
フィボナッチで検証していく
今回の局面にフィボナッチを当てて見ると…
38.2%の水準に対して右肩押し目が発動しているのが確認できます。
19回目の検証の結果
検証期間:2018/1/22 16:00 ~ 2018/3/29 16:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4時間足
損切りpips : 83pips
利確pips : 166pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 166pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:19回
勝敗:12勝7敗
勝率:63.2%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:14勝4敗
勝率:78.9%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・やはり、利益確定後に伸びって行った時に対応する必要があるかもしれない
・波動カウントは5波動形成後で検証していく
今回のトレードでは、勝ちトレードとなりました。
負けている局面の検証もしたいところなのでもう少し負けているトレードもほしいところです。
波動カウントに関しては、エリオット波動の定義ではなく単純な波の数でカウントしています。
もちろんエリオット波動の定義の方が精度は上がると思いますが、それだと極端にエントリー回数が減っていまう為、そこはバランスを考えての判断です。