今回はヘッド&ショルダーの検証14回目を行っていきます。
前回の検証では、通常トレード・トレール・ロールリバーサルとすべての検証で負けトレードとなりました。
こういった局面が検証できた事は非常に嬉しい事ですね。
・13回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー14回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
ヘッド&ショルダー検証14
14回目の検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、キレイに天井圏でのエントリーとなってその後に上手く下落しているのが確認できます。
ピンバー発生でトレールして行った場合
ピンバートレールで確認していくと、ピンバーは発生しているので
赤点線のポイントで利益は確定した状態で負けないトレードに持っていく事ができました。
こういった局面は逃せませんね。その後若干利益を取り損なってしまっていますが、天底を捉える事が目的ではないので諦めましょう。
フィボナッチで検証していく
今回の局面をフィボナッチで見ていくと、38.2%の水準に対して戻しとなっています。
あくまでも個人的な体感ですが、38.2%の戻しの水準だとキレイに落ちていく事が多い気がします。
とはいえ、この体感を統計で測るために検証をしているのでもっとデータが必要なのは間違いないです。
14回目の検証の結果
検証期間:2019/1/21 0:00 ~ 2019/2/27 16:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4時間足
損切りpips : 100pips
利確pips : 200pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 200pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:14回
勝敗:8勝6敗
勝率:57.1%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:11勝3敗
勝率:78.6%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 2回
勝敗 : 1勝 1敗 勝率 : 50%
■今回の気づき■
・ヘッド&ショルダーの発生局面を事前に察知する為のフィルターがなにか必要なように感じる。
前回のトレードで、負けトレードの検証ができた訳ですが、その時にヘッド&ショルダーの発生局面を意識していないといけないと感じました。
このフィルターは、おそらくエリオット波動だったりMAの乖離率を使ったりといろいろ考えられると思うので、色々吟味して適応させていきたいですね。