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FXで収益がトントンになった時には淡々とトレードせよ!

FXトレードを始めたころはいくらトレードをしても収益がトータルでマイナスになり、何度も嫌になることってありますよね。「本当にこのやり方で上手くいくのか?」「やっぱり自分じゃ無理なのかな?」とつらい日々を過ごします。ですが、そのつらい時期を乗り越えると収益がトントンの時期にやってきます。

この収益トントンの時期にこればあと少し。勝率を改善するためにエントリーポイントを絞ったり資金管理を強化したりしていきます。まずトレーダーは大勝して利益を上げる前にこの収益トントンの状態になる必要があります。

順序を間違えてはいけません。まずは大きな負けをなくすこと。次にトータルで負けない事(収益トントン)。その次に利益を出して行く。

という順序を踏む必要があります。これを理解せずにすぐにトレードで利益を上げようとするから多くのトレーダーは負けてしまうのです。

今回はその収益トントン時代に入った時に意識すべきことについてご紹介します。

収益トントンになれば勝てるようになるまであと少し!

収益トントンになるまでにはとても長い時間と労力、そしてお金を使います。そこで諦めずにトレードを続けてきた自分をまず褒めてあげてください。

多くのトレーダーが諦めて挫折をしていく中でそれに耐えたことは称賛すべきです。そして収益トントンになったらあと少しです。ここからは楽しくなってくるので頑張っていきましょう!

収益トントンになるまでが長い

収益トントンに来る前に資金を溶かしてしまったトレーダー、最初の自己資金を大きく目減りさせてしまったトレーダーもいるでしょう。そのトレーダーは今後コツコツドカンにならない様に十分に気を付ける必要があります。

せっかく、時間と労力とお金を費やしてきた苦労を無駄にしない為にも今一度初心に戻ってトレードをしていきましょう。

エントリーポイントを絞っていく

収益がトントンになったら自分の得意なエントリーポイントを探っていきます。これをしてエントリーポイントを絞っていきます。

トレードの理解が深まってくるとついついエントリーしてしまいがちですが、自分の得意パターンは基本的に決まっています。今までのトレードから分析してどんな時に大きく勝っていたか?反対にどんな時に負けていたのかを把握してエントリーを絞っていきましょう。

間違っても焦って沢山トレードをしたり、普段は取引しないロットでトレードするのはやめましょう。エントリーポイントを絞っていくのが優先です。

戦略を考えていく

戦略とは、エントリーポイントもその一つですが、ポジションワークなどです。分割決済や両建てを上手く使いできるだけ利益を伸ばしていきます。

また、建値に逆指値を置いて利益を伸ばすこともとてもお勧めです。トレードは戦いなので戦略なくして勝っていくことはできません。しっかりと自分の頭で考えて戦略を練る必要があります。

FXには正解はないので、自分の解釈で納得のいく戦略を見つけていきましょう。

リスクリワードを考える

リスクリワードは1:2以上になるエントリーポイントを見つけていきます。これは損小利大を作る上で必須の考え方になるので理解しておきましょう。

間違っても1:1のトレードにならない様にしてください。

FXはスプレッドがある為その分がマイナスになります。そういった観点からもリスクリワードは1:2以上のトレードをして損小利大を作っていくことが大切になります。

いつまでも相場の勉強はやめない

FXの勉強はいつまでも続きます。収益トントンになったからといってやめてはいけません。勝てるようになっても辞めてはいけません。

常に相場の勉強はしておきます。新しい考え方やトレード法を吸収してそれらを自分のトレードに組み込んでいくのです。その積み重ねが自分の武器になるので必ずFXの勉強はやめない様にしましょう。

辞めた途端に勝てなくなっていきます。これはどんな正解でも同じでプレイヤーでい続けるためには常に勉強と実践が必要です。

まとめ

FXで収益トントンのトレードができるようになればあとは如何にしてトレードの結果を良くしていくのかを考えます。

この時に絶対にしてはいけないのが、焦ってトレードする、トレード回数を増やす、ロットをいきなり大きくする。

この3つは絶対にやってはいけません。今まで積み上げてきたものが全部崩れます。そのため、この3つと逆の事をやりましょう。

エントリーポイントを絞り、ロットを調整して、余裕をもってトレードをします。

このためには、トレードのシナリオや戦略、資金管理といった要素が必要になってくるので絶えず勉強と実践をしていきます。

収益トントンになればあと少しですが、ここ立ち回り時代で勝てるようになるか、それとも負け続けるかが決まりますから、極めて慎重に行動することが大切です。