今回はヘッド&ショルダーの検証36回目を行っていきます。
前回の検証では、大きな流れに対しての順張りの場合には利確目標値は長くてもよいかもと感じました。
というのも、大きなに沿ってトレードすればごちゃごちゃやらずとも時間経過とともに利益額は上がってくるからです。
とはいえ、どのように大きな流れの方向感を掴むのか?という課題が出てくるため要検証ではありますが…
・35回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー36回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証36
まずは、環境認識から行っていきます。
今回の検証はGBPUSDの4Hでの検証になります。
局面としては、横ばいレンジ形成中の下降5波動の後の転換狙いの検証になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
36回目ヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、大きく下落した後のレンジでの調整中で、転換の可能性はあったもののまだまだ下落圧力が強い局面になりますので、上手く逃げる事ができた検証になりました。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールを適応すると…
今回は、ピンバーが発生していなかった為、17pips動いた時点で建値決済に移動することができました。
今回は利確目標値まで言っていますね。
後から見ると分かる事ではありますが、高値更新した後に大きく下落していっているので早めに逃げる事ができてよかったなと感じます。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩押し目の水準を測ります。
今回は50.0%の水準が意識されているのが確認できます。
この若干ひげで届いているか怪しいところではありますが、しっかりロングできる局面ですね。
36回目の検証の結果
検証期間:2016/7/29 20:00 ~ 2016/9/12 0:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4H
損切りpips : 126pips
利確pips : 252pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 252pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:36回
勝敗:24勝12敗
勝率:66.8%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:31勝5敗
勝率:86.11%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・自分が取ろうとしている局面に応じて裁量判断しても面白い
上記です。今回の局面では、大きな流れには逆張り的なエントリーになっていますから、短めに取る意識が必要だったと思います。
また、前回のトレードでは大きな流れに対して順張りだったのでもっと大きく利益確定が狙えた局面だったと思います。
このように、裁量判断で環境認識を行った上で損切り幅だったり利確目標値を考えて行くのも面白いと感じました。
それでは!