今回はヘッド&ショルダーの検証30回目を行っていきます。
前回の検証では、通常トレードで負け、トレールルールで勝ちとなりました。
局面的には、大きく上昇してきた後の転換狙いのエントリーだった為、少し下落した後まだまだ上昇圧力が強かった局面は強く逆張り的な検証でした。
・29回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー30回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証30
まずは環境認識から行っていきます。
今回の検証は、上昇してきた後の調整5波動の局面になります。
下値リスクはありますが、上手く取れれば大きく利益が取れる局面です。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
30回目のヘッド&ショルダーの検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では、調整波動の局面で上手く勝ちトレードに持っていくことができました。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
今回の局面にピンバートレールを適応すると、
利確目標値まで逆指値にかからずに到達した事が確認できます。
それなりに検証数が貯まってきているので、利確目標値に達した場合とそうでない場合の局面の検証をしても面白そうですね。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて検証すると…
23.6%の水準で右肩押し目をつけているのが確認できます。
23.6%の水準は現状の事実としては、ヘッド&ショルダーに適応しないのではないか?という仮説があったのですが、そうではない?
と感じる局面ですね。調整波動か推進波動かでも違ってきそうな気がしています。
30回目の検証の結果
検証期間:2017/4/12 0:00 ~ 2018/7/20 16:00
通貨ペア:AUDUSD 時間軸:4H
損切りpips : 140pips
利確pips : 280pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 280pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:30回
勝敗:19勝11敗
勝率:63.33%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:25勝5敗
勝率:83.33%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・フィボナッチが効く局面は何か一定の法則があるように感じる
上記です。今回は23.6%の水準が効いてその後上昇していった訳ですが、
ここの環境としてあるのは、調整波動だった。
また、その調整波動がどのような形成だったのか?といった事が重要なのでは無いか?
という仮説が出てきました。もちろんこれは一概には言えませんし。
あくまでもそうなる傾向が多い?ぐらいの感覚だと思いますが、そこまで到達できる検証がとても面白いです。
これも、1つの検証を続けているからこそだと思うのでやはり検証の重要性は侮れませんね。
それでは!