今回はヘッド&ショルダーの検証29回目を行っていきます。
前回の検証では、勝ちトレードとなっています。また、右肩押し目の浅い時は左肩に着目しておくとよい?ということが検証で分かってきました。
まあ、当然といえば当然なんですが…笑
・28回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー29回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証29
まずは環境認識から行っていきます。
今回の検証は、AUDUSDの4H足です。
この局面は上昇5波動の検証になります。大きく上昇した後の逆張り的エントリーでの検証になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
29回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで負けトレードとなりました。
今回の局面では、環境認識もしていた通り、大きく上昇した後の逆張り的エントリーの水準になっている為まだまだ上昇圧力が強かった局面だったと分析できますね。
【ピンバートレール・17pips建値】を適応した場合
ピンバートレールルールを適応して検証すると…
画像の紫○のポイントで逆指値にかかっているのが確認できます。
上昇圧力がまだまだ強かった為、ヘッド&ショルダー発生後もだらだらと下落していて急落となっていないのがポイントですね。
そのため、ピンバーも多く発生しています。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチを当てて右肩戻し目の水準を確認すると…
今回の局面では、50%の水準に対して戻し目をつけています。
左肩の水準でも値動きの波が小さくなっている事が確認できるので、その流れが右肩にも波及しているのがよく理解できる局面だと思います。
29回目の検証の結果
検証期間:2017/5/2 8:00 ~ 2018/9/19 8:00
通貨ペア:AUDUSD 時間軸:4H
損切りpips : 112pips
利確pips : 224pips
勝敗 : 負け
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 59pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:29回
勝敗:18勝11敗
勝率:62.1%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:24勝5敗
勝率:82.8%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・大きく上昇した後の逆張り水準は上昇圧力が残りやすい?
今回の検証では、通常トレードで負け・トレールルールで勝ちとなりました。
今回のように、大きく上昇した後の逆張り的水準では、上位足の環境が整っていないと転換はしづらいです。
ただ、上位足の検証までするとそれこそ時間がかかってしまうのでしませんが、理想は上位足も確認してからエントリーしていくのが定石だと言えますね。
それでは!