今回はヘッド&ショルダーの検証の20回目を行っていきます。
前回の検証では、波動カウントの際のフィルタリングを更に強化してより精度を高くしています。
・19回目の検証はこちら
それでは、ヘッド&ショルダー20回目の検証を行っていきましょう。
ヘッド&ショルダーの検証内容
- 通貨ペア(ドル円・ユーロドル・ポンドドル・オージードル)
- 取引時間軸は1H・4H・日足の3つで検証
- 逆ヘッド&ショルダーについても検証する
- ピンバートレールは10pips離して設置
- 17pips利益方向に動いたら建値決済
- 負けトレードの場合はロールリバーサルを検証
- 環境認識として波動カウントを取り入れる(5波動形成でエントリー)
ヘッド&ショルダー検証20
まずは環境認識から行っていきます。
今回の検証では、上昇推進5波動形成後の検証になります。
ヘッド&ショルダーでのエントリー
20回目のヘッド&ショルダーの検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面でも同様に利益確定の後に本格的な下落が始まっています。
これで3回連続での利益取り逃しとなるので心理的にも結構きついものがあります。とはいえ検証なのでそこまで痛くはありませんが…
実際にトレードしているときですと、4時間足でも1ヶ月弱は待つ必要があるのでよほど自信が無いとホールドできません。
そのためにも検証は必須と言えますね。
ピンバー発生でトレールして行った場合
今回の検証にピンバートレールを適応すると、黄色○のポイントでピンバーが発生しているので、その後はノーリスクで利益確定を狙う事ができたトレードとなりました。
フィボナッチで検証していく
フィボナッチで右肩押し目の水準を確認すると…
23.6%の水準に戻り高値をつけているのが確認できます。
ただ、今回の局面では、相当細かい動きを1つの上げ下げとして認識する必要があるので、そこは訓練が必要なところだと思います。
20回目の検証の結果
検証期間:2017/8/17 8:00 ~ 2017/10/23 20:00
通貨ペア:GBPUSD 時間軸:4時間足
損切りpips : 89pips
利確pips : 178pips
勝敗 : 勝ち
ピンバートレール & 17pips建値:勝ち 178pips
全トレードの結果と今回の検証の所感
■トレード回数:20回
勝敗:13勝7敗
勝率:65.0%
■ピンバートレールルールの場合
勝敗:15勝4敗
勝率:80.0%
■ピンバー否定のロールリバーサル
トレード数 : 3回
勝敗 : 2勝 1敗 勝率 : 66.7%
■今回の気づき■
・利益確定後にどうしたら利益を更に伸ばせるか検証したい
→ただしこのロジックはこれ以上ややこしくすると面倒なので追々やっていく
今回の検証では、勝ちトレードとなりました。5波動カウントを入れる事でかなりトレード局面が絞られましたが、トレードの精度はかなりあがったように感じます。
また、上述の通り。利益確定後の利益取り逃しは悔しいですが現状このロジックでは取りきれいない動き(別で検証が必要な為)なので鬼の心で我慢していきます。