今回もピンバーとMAのトレードロジックの検証を行っていきます。
前回の検証では負けトレードと勝ちトレードが1回ずつという結果になり、連敗からは脱出することができました。
また、MAに対して若干届いていない場合でも、MAが意識されていると判断した場合はエントリーするように新たにルールを設定しています。
・35.36回目の検証はこちら
それでは、37.38回目の検証を行っていきましょう。
トレードロジックの内容
- MA(75)とピンバーを使う
- MAにピンバーがタッチしたところでエントリー
- 損切りはピンバーのすぐ下に置く
- 利益確定はリスク:リワード 1:2のところで利確する
- 時間軸は4Hで行っていきます
ピンバーとMAのトレード検証37
37回目の検証は、ロングエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回のポイントでは、MAに支えられて急騰した後に急落しています。こういった局面を行って来いと呼ぶことがあります。
このような局面では何か重要指標や政治的な要因で動いている事がほとんどですのでもしかしたらノートレードにしていた可能性がありますが、まあ今回はチャート上としてはエントリー可能という事で検証しています。
実際のトレードでは、リスク回避を考えて材料相場ではエントリーを見送るのが無難な判断です。
参考:【負けてからでは遅い】FXに潜む危険とは?リスクを管理してリスク回避せよ
グランビルの法則から確認する
37回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると…
・グランビルの法則買いの3番
と判断します。根拠はMAに対して1度上抜けてそこ後に緩やかに弧を描いて戻ってきている水準だからです。
と言っても、今回の場合はこの行って来いの高値が戻り売りの絶好のポイントとなってその後に急落しています。
37回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2016/11/7 4:00 ~ 2016/11/14 4:00
勝敗:勝ち
損切り地点まで: 54pips
利確目標値: 108pips
ピンバーとMAのトレード検証38
38回目の検証は、ショートエントリーで勝ちトレードとなりました。
今回の局面では直前相場ではレンジでMAに絡みついていますが、その後きれいにMAがレジスタンスになった形で勝ちトレードとできました。
こういったポイントでトレードできると快感ですね。
グランビルの法則から確認する
38回目の検証ポイントをグランビルの法則から確認すると…
・グランビルの法則売りの2番
と判断します。根拠はMAを1度下抜けてすぐに戻しで発生しているピンバーだからです。
38回目の検証の結果
通貨ペア:EURUSD 時間軸:4H
検証期間:2016/10/6 0:00 ~ 2016/10/13 12:00
勝敗:勝ち
損切り地点まで: 45pips
利確目標値: 90pips
全検証のトレード結果と今回の検証の所感
■全トレードの結果
勝率:51.4% 35戦 18勝 17敗
今回の検証では、2回とも勝ちトレードになりました。こうして勝ちが出ると少しうれしいです。しかし、まだ嬉しいと思っているということは勝敗に一喜一憂しているのでそこはもっと鍛錬が必要そうです。
とはいえ、勝率が50%の水準に回復したのでいい感じですね。